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更新日: 2020年12月1日

公募屋台営業者の声

応募を検討されている方に屋台営業をイメージしてもらうために、第1回公募で営業開始した「Telas & mico」の久保田さんにお話をお伺いしました!




1 なぜ屋台をしようと思ったのですか。

昔から、誰もやったことがないことに興味がありました。

私は第1回公募で屋台を始めたのですが、公募が初めて実施されると知ったとき、「仮に自分がやるんだったら・・・」というのを想像してしまいました。公募で新しい屋台を開くなんて誰もやったことがないですし、自分が想像していることをほかの人に先にされるよりは、自分でしてみようと思い、応募しました。


2 屋台をやってみて、どんなところが良かったですか。

屋台というだけでいろんな人から注目されるので、人の縁が増えるところが良かったです。

私は以前から固定店舗で飲食店をしていて、比較的人との関わりが多い店だと思っていましたが、屋台は人と関わる機会が2倍くらい多く感じます。私の場合は、一般のお客さんに限らず、催事をされている方から県外の催事に呼ばれたり、生産者の方が取り扱って欲しいと直接来られたりと仕事の縁も増えました。

そうやって知っている人がどんどん増えていくことが、屋台ならではの楽しさだと思います。


3 屋台をやって、意外だったことはありましたか。

固定店舗と違って、屋台営業者というだけでメディアに出たり、意見を求められたりするのが意外でした。

屋台は一飲食店経営者でありながら、公の場所を使わせていただいている観光資源でもあるので、そのことを十分に理解した上で発言しないといけないと思っています。

テレビや雑誌の取材以外にも、県外の官公庁の方が来られて、地元に屋台を作りたいと相談されたりすることが何回もありました。


4 屋台をする上で大変なことはなんですか。

固定店舗と違って、毎日設営と撤去をしないといけないのが、大変です。

私は屋台を作るときに設営・撤去の時間短縮を考えて設計したこともあり、設営も撤去もそれぞれ45分程度ですが、近隣の屋台では1時間半や2時間掛かるところもあります。一から屋台を作るなら、設計段階で時間短縮を考えた方が良いと思います。

それと、屋台は空間が限られているので、最初はオペレーションや物の置き場など、どういうふうに空間を使うかを考えるのが大変でした。




5 そのほかに屋台をする上で知っておいて欲しいことはありますか。

1、2カ月経つと慣れますが、最初は体力的にきついということです。

私は飲食業を10年以上経験していたので、そんなに変わらないだろうと思っていましたが、最初は予想以上にきつかったです。床がアスファルトだと、フローリングなどある程度クッション性のある固定店舗と違って、意外と足腰に来ます。

なので、屋台をしてみたい方は一度体験してみて自分の体に聞いてみた方が良いと思います。

固定店舗の飲食店は無数にあって、否が応でも同業者との競い合いになって、同じジャンルで埋もれてしまいますが、屋台の場合はまだまだ選択肢があると思います。まだ屋台にない料理ジャンルがたくさんありますし、同じジャンルがあっても1軒ぐらいだったりします。

そういった面では飲食店を経営したことがない人にとって、屋台はチャンスだと思います。設備も最初に作ってしまえば、店舗より経費が掛かりませんし、屋台内が狭いこともあって、人員がそんなに雇えないため人件費もそこまで掛かりません。

あと、観光資源であるので、取材の依頼などがあり、広告宣伝費が掛からない点も大きいです。


6 どんな人に屋台をやって欲しいですか。

好奇心があって、チャレンジ精神がある人に是非やってもらいたいです。

屋台同士は、ライバルでもありつつ、固定店舗と違って、同じ通り沿いの仲間の連帯感みたいなものもあります。固定店舗と比べて近隣の屋台と話す機会は多いですし、情報共有しながら、将来の屋台像を一緒に作っていければと思います。