「はかた伝統工芸館」では、福岡・博多にゆかりのある伝統工芸品を紹介しています。
令和7年5月2日に、福岡市博物館2階から博多区承天寺通りに移転します。
いにしえより、福岡・博多の地で職人たちの手によって継承されてきた伝統工芸品の数々。
長い歴史の中で培われてきた職人技を身近に感じていただき、現代を生きる職人たちが未来に向けて生み出す新しい工芸品をご覧いただけます。
1~2週間ごとに展示内容が変わる、「企画展示コーナー」では、めったに買うことができない、ここだけの限定品がお買い求めいただけることもあります。
「販売コーナー」では、博多織・博多人形などの伝統工芸品を購入することができます。
博多バスターミナルから承天寺の方向へ5分ほど歩くと、「はかた伝統工芸館」があります。
入館無料です。お気軽にお越しください。
はかた伝統工芸館では、国指定の伝統的工芸品である「博多織」「博多人形」をはじめとする、福岡市の工芸品をご覧いただけます。
今から約780年前、一人の僧(後の聖一国師)とともに、若い博多商人満田弥三右衛門が宋へ旅立ち、織物の技法等を修得したのち帰国。その後、代々受け継がれたのが始まりです。時代とともに改良が加えられ、黒田長政が幕府に献上したことから「献上博多織」の名が起こりました。
現在では帯だけではなく、バッグやポーチなどの小物や、スーツ、アクセサリーに至るまで多彩な商品が登場しています。
1600年、黒田長政の筑前入国に伴って多くの職人が集められ、その職人たちの中から素焼き人形が生まれ、現在の博多人形の下地が作られたと言われています。明治になり、パリなどの国際的な博覧会で高い評価を受け、日本を代表する人形として広く知られるようになりました。
現代では、純日本風な家屋にはもちろん、洋間のモダンな住まいにも癒しの空間を演出しています。
その他、「博多鋏」「博多独楽」「博多曲物」「博多張子」「マルティグラス」「今宿人形」「博多おきあげ」など様々な工芸品をご覧いただけます。
(専用駐車場はありません。お近くの有料駐車場に駐車をお願いします。)
★「はかた伝統工芸館」ホームページ(新ウィンドウで表示)