福岡市植物園について知りたい。
福岡市植物園は、建設省(国土交通省)の都市緑化植物園構想の一環として計画され、昭和55年(1980年)に開園した。 〔大正12年(1923年)以来、半世紀以上にわたり市民に水道水を供給していた平尾浄水場が、昭和50年(1975年)に廃止され、その跡地を都市緑化植物園として整備〕
福岡市都心から南西に約3㎞、本市の緑の骨格を形成する中央緑地帯に位置する南公園内にあり、隣接する福岡市動物園とともに市民の憩いの場となっている。
南公園がある小高い一帯は、江戸時代 "大休山(おおやすみやま)" と呼ばれ、ここは那珂郡や早良郡から福岡城下に入るための峠道があり、山の途中、人々が荷物を降ろし、弁当でも広げて大休みをしたことから、その名が付けられたと云われている。ここからの眺めは、江戸時代に地誌「筑前国続(しょく)風土記」を著した貝原益軒(えきけん)が、京都の天橋立や広島の厳島(いつくしま)などにも勝る絶景と称し、今でも西側展望台からは360度に広がる市内の景色が楽しめる。
本園は、福岡市一人一花推進運動の拠点施設であり、植物の展示及び緑化の普及啓発とレクリエーション機能を備え、市民の憩いの場として、楽しみながら緑を育てることを学ぶことができる都市緑化植物園である。
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福岡市植物園
〒810-0033 福岡市中央区小笹5丁目1-1
電話:092-522-3210 ファックス:092-522-3275
(総合案内所)
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(緑の相談) :午前10時~午後4時30分(午後1時~2時をのぞく)
電話:092-522-8100