福岡市では、バス・自動車交通の円滑化・分散化の取り組みとして
などを中心として検討を行っています。
実際に実施している取り組みについて、ご紹介いたします。
「モビリティ・マネジメント」とは、一人一人のモビリティ(移動)が、個人的にも社会的にも望ましい方向(過度な自動車利用から公共交通・自転車等を適切に利用する方向)へ自発的に変化することを促す、コミュニケーション施策を中心とした交通政策です。
福岡市では、福岡市への転入者を対象に、公共交通のパンフレット類を取りまとめた公共交通グッズを、区役所窓口を通じて配布し、公共交通の利用促進を図る「転入者MM」に取り組んでいます。
また、小学校低学年を対象に、公共交通を知ってもらうことや、その役割や意義を理解してもらうことを目的として、バスや地下鉄等の乗り方をわかりやすく説明した副読本「福岡市の乗り物に乗ろう」を作成しています。
転入者MMとは、福岡市への市外からの転入者を対象とし、各区役所窓口にて、「パンフレット」や「QRコード付カード」による、公共交通に関する情報の配付を行う取り組みです。
「パーク・アンド・ライド」とは、交通混雑緩和のためマイカーを都市郊外の駐車場に駐車し(パーク)、鉄道やバス等の公共交通機関に乗り換え(ライド)、目的に入るシステムです。福岡市では、大型商業施設と連携し、施設駐車場を活用したパーク・アンド・ライドに取り組んでいます。公共交通機関を利用したエコでスマートな通勤・通学を、この機会にぜひお試しください。
「フリンジパーキング」とは、都心部の自動車流入を抑制し、道路交通混雑の緩和を図るため、都心周辺部の駐車場でマイカーを受け止め、都心循環BRTなど公共交通に乗り換えて都心部に行く新しい取り組みです。