母が保育士だったので影響を受け、小学生の頃から保育士になりたいと思っていました。同じ保育士でも福岡市職員を選んだのは、福岡市の街と人に惹かれたから、そしてずっと長く働き続けたかったから。結婚・出産しても続けられる制度や環境が整っていることが決め手でした。

はじめは右も左もわからない状態で不安なことも多かったのですが、先輩方がやさしく指導してくださり少しずつ業務を覚えていくことができました。職場環境がとても良く、想像以上に働きやすい環境だと感じています。

市立の保育所で保育業務を行っています。0歳児クラスを担当しており、子どもたちの生活・遊び面でのサポートが主な業務です。その他、子どもたちだけでなく保護者の方のサポートも大切な仕事です。

それぞれの子どもの年齢や発達を理解した上での援助や声掛けが必要なので、はじめは子どもを理解するのに時間がかかりました。子どもに関わる中で援助がうまくいかないこともあり、試行錯誤することも多々ありますが、それが反対にやりがいでもあります。

0歳児は、はじめはハイハイしかできなかったのに伝い歩きをするようになって、ひとりで歩くようになって…と成長の幅がとても広いのが特長です。そうした一つひとつの成長に日々感動しています。

区役所や市役所での業務も経験してみたいという思いはあるのですが、やはりこれからもずっと保育所で働きたいという思いが強いです。体力勝負の仕事なので歳を重ねていくときついこともあるかもしれませんが、長く続けていきたいです。

保育所では0歳児の担任を受け持っていますが、私生活では一児の母です。現在は子育ての真っ最中なので、ひとりの母としても楽しんでいます。そのため急な休みをいただくこともありますが、周囲の理解があるので助かっています。

もちろん大変なこともありますが、それはどの仕事も同じ。保育士は子どもたちの成長を間近で感じられるとてもやりがいのある仕事です。かわいい子どもたちに囲まれてぜひ一緒に働きましょう。たくさんの方にこの仕事を経験してもらいたいと思います。