住宅都市局、道路下水道局、水道局、港湾空港局、区役所などで、上下水道や道路などの計画、設計・監督、維持管理や都市計画、まちづくり、交通対策等の業務に従事します。
市民の生活、都市を支える基盤をつくる仕事
昔からものづくりに興味があったので、土木の専門教科を学べる高校に進学しました。卒業後に福岡市職員の道を選んだのは、事業規模の大きなまちで働きたい、あこがれのまちで働いてみたいという思いがあったからです。
職員数が多く、いろいろな考えの人と仕事ができるので、学ぶことが多く楽しいです。土木職の女性で結成されている「どぼじょ会」も60人のメンバーがいて盛り上がっています。研修が充実していたのもうれしかったです。
現在福岡市では、配水管の老朽化の状況などに応じて地震の揺れに強い耐震管への更新が行われていますが、その工事を発注するための設計・積算業務を担当しています。市民に安全で良質な水を安定供給するための大切な業務です。
生活に欠かせないライフラインの整備に携われることに誇りを持っています。土木職には国際貢献ができる機会もあり、2年前にフィジーに2週間滞在して技術支援をしました。そうした業務が行えるのも魅力です。
平成30年7月の豪雨の際、応急給水隊として広島県尾道市に派遣され、被災地で応急給水活動を行いました。たくさんの方に感謝の言葉をいただき、地元の中学生からはお礼の手紙をもらいました。とてもうれしく、感動した出来事です。
これまで工事の設計や監督業務に携わり、現場を経験してきたので、次は計画部門や企画調整に携わることができたらと思います。入庁前から道路関係の業務に携わりたいという思いもあったので、その夢も叶うとうれしいです。
旅行が好きなので以前は毎年海外旅行をしていました。特に大好きなのは韓国で、韓流ドラマにもハマっています。新型コロナウイルス感染症が終息したら、まずは韓国に行きたいです。計画的に年休を取得できるのも仕事のやる気につながります。
土木は市民の生活、都市を支える基盤をつくる仕事であり、実際につくったものが市民の役に立っていることが実感できる仕事です。予期せぬ災害に備え、福岡の防災都市づくりに携わってみませんか?