こども未来局、保健福祉局、区役所などで児童、高齢者、障がい者などに関する相談・指導、生活保護の業務など各種福祉業務に従事します。
生活保護の相談から自立に向けた支援まで
大学で福祉を学ぶ中、さまざまな現場に幅広く関わることのできる福祉の仕事に就きたいと考え自治体職員を選びました。政令指定都市である福岡市は支援機関や制度が充実しているのが決め手になりました。
相談に来られる方が抱えている問題はもちろんひとつではありません。市民一人ひとりの福祉ニーズが多種多様なので、自分が所属する部署だけで完結できないこともあり、それに応じたサービスにつなぐことの大変さを感じています。
生活保護のご相談に応じています。生活に困窮されている理由を伺うところからスタートし、申請を受理した後は調査を行います。その後、保護の支給が決定した後は自立に向けての支援を行います。
生活保護の受給に関するご相談に応じるだけでなく、保護受給者の方の自立に向けた支援を行えることです。指導や支援の際に思いが伝わらず苦労することもありますが、保護受給者の方の自立をサポートできたときにやりがいを感じます。
生活保護の世間のイメージは決して良いものではなく、相談者は切羽詰まった状態で覚悟を決めて来られます。そういった方が、生活保護から自立して生活できるようになった際はいつもうれしいですね。
大学時代に精神障がい者の方に関する研究を行うゼミに所属しており、精神保健福祉士の国家資格も持っています。その経験や資格が活かせるよう、精神障がい者の方を支援する業務や部署でチャレンジしてみたいと考えています。
土・日・祝日とカレンダー通りに休めるので、休日は子どもたちといつも一緒に過ごしています。子どもたちと公園に行くなどし、体を動かして私自身もリフレッシュしています。
人が好き、人と関わりたいという方は、市民対応が多い福祉職がおすすめだと思います。必要とされる福祉サービスは様々です。多くの仲間と力を合わせ、福岡市の福祉を支援していきませんか。