大学で福祉を学んだことや、長年、祖父母を家族で介護していた経験から、福祉分野での行政の役割の重要性を感じ、そこに携わりたいという思いから福岡市職員を目指しました。

入庁前は、固い仕事のイメージを持っていましたが、入庁してみると、さまざまな職種、職歴の方がおり、想像していた役所よりもずっと世界が広く、行政ができるさまざまな可能性を感じています。

子育て支援課にはこども家庭福祉係とこども相談係の２つの係があります。現在私が所属しているこども相談係は、学校や地域、児童相談所など様々な関係機関と連携して、こどもや家庭に寄り添い、必要な支援を行う業務を行っています。

自分が直接的に関わって解決した案件ではなくても、自分なりに考えて関わったことで、少しでも「状況が良くなった」という話を聞いたときは、やりがいを感じます。

扱う業務の内容によっては、精神的にハードだと感じる場面もありますが、日頃から職員同士のコミュニケーションの多い職場なので、一人で抱え込むことなく仕事ができています。

国の法改正に伴って、携わっている業務内容の変更や新たな業務が増えることもあるため、その都度、市民の方に説明できるようにしっかりと知識をアップデートする必要がある点です。

色々なお話を受け止めるためにも、自分自身が心身ともに健康でいられるように気をつけています。また、何事にも、当たり前だと思わずに、感謝する気持ちを大切にしています。

まだ現職場に配属されて間もないのですが、いつかは高齢者福祉や地域振興分野など、視野を広げるためにもいろいろな職場を経験したいです。

市政だよりを見てイベントに参加したり、桧原運動公園や、リニューアルをした油山市民の森に行ったりなど、休日は家族でゆっくりと過ごすことが多いです。

行政の福祉という分野は、とても幅が広く、きっとあなたに合った活躍の場があるはずです。私もまだまだ未熟ですが、いつかみなさんと一緒に働く日を楽しみにしています。