保健医療局、福祉局、区役所などで保健・福祉・医療・地域のネットワークづくりのための活動や、住民の健康の維持・増進のために、家庭訪問・健康教育・健康相談などを行います。
認知症共生社会の実現に向けて
生まれ育った福岡市は、とても利便性がよく、さらに自然も豊かで、家族や友人もいることから、今後もここに住み続けたいと思い、福岡市職員を目指しました。
入庁前は決まりきったことを淡々と行うイメージが強かったので、新たな事業が次々と展開されていることにとても驚きました。
認知症になっても住み慣れた地域で安心して自分らしく暮らせるまちを目指して、認知症施策を展開しています。
私の業務は認知症拠点施設の管理運営、認知症ケア技法「ユマニチュード」の普及、「認知症の人にもやさしいデザイン」の導入促進などです。
令和5年9月に開設した認知症拠点施設「認知症フレンドリーセンター」の企画から開設に至るまで一連の業務に携わるという貴重な体験ができました。来場者の声や反響を直接知ることもでき、とてもやりがいを感じています。
何でも話しやすい雰囲気があり、とても賑やかな職場です。仕事が立て込んでいる時には、同僚が気にかけてくれるなど、助けられています。
認知症フレンドリーセンター開設にかかる業務は、これまで経験したことがない業務だったため、普段関わりのない事業者の方々とのやり取りも多く、通常業務と同時並行で行うことに大変苦労しました。
認知症のケアとして注目されている「ユマニチュード」の講座等を行った際に、市民の方から直接感想をいただいたり、アンケート結果が好評だった時に、多くの方々の役に立てていると感じます。
現在は事務系の業務が多いため、今後は保健師の専門性がさらに活かせる母子分野や健康づくりの分野を担当してみたいと思っています。
休みの日は、買い物やおいしいものを食べに行っています。旅行も好きで、四国地方や与論島に出かけたり、最近では、佐賀バルーンフェスタに行くなどリフレッシュしています。
さまざまな分野の仕事があり、多方面の職種の方との関わりもあり、学びの多い職場だと思います。
また、いろんな方々と接することで知見が広がり、自分自身の成長につながります。入庁までに不安もあるかもしれませんが、福岡市は活躍できる場がたくさんありますので、きっと自分にあった職場が見つかるはずです。