保健医療局、福祉局、区役所などで保健・福祉・医療・地域のネットワークづくりのための活動や、住民の健康の維持・増進のために、家庭訪問・健康教育・健康相談などを行います。
市民の不安と向き合っていく
高校生の頃から、赤ちゃんや子どもに携わる仕事がしたいと思い、保健師を目指すようになりました。福岡市は政令指定都市であり、県としての役割も市としての役割も幅広く経験することができると思い、福岡市を志望しました。
自分が興味のあった母子保健の業務を経験した後、今は感染症の担当をしており、感染症業務のやりがいも感じています。様々な業務に取り組める環境で自分の知識や経験を増やしていくことができると感じています。
感染症担当として、感染症の発生予防のための講座や啓発活動、早期発見のための検査、発生時の調査や集団感染防止のための取組みなどを行っています。現在は新型コロナウイルス感染症の対応が中心になります。
市民の方や地域の健康課題に対して、直接関わって支援できるところが魅力です。新型コロナウイルス感染症対応業務は大変ですが、健康観察や受診・入院の調整で市民の方の健康を守ることにやりがいを感じます。
課内には、保健師だけでなく、医師や看護師、助産師、管理栄養士、精神保健福祉士、社会福祉士、事務職など様々な職種の方が働いています。コロナ業務がひっ迫していた時は保健師だけでなく、他の職種の職員も協力して乗り越えてきました。
以前の部署で乳幼児の家庭に訪問した際に、育児で悩んでいた家族が悩みを乗り越えていき、子どもとともに成長していく姿に感動しました。
新型コロナウイルス感染症は、人々の健康や命に関わるため、市民の方々の不安に向き合っていくことの責任の重さを感じました。だからこそ、悩んだときは、一人で考えず先輩や上司に相談して判断するようにしています。
感染症以外の健康づくりの分野にも携わりたいと考えており、特定健診などで市民の方の健康増進に関わる業務を担当してみたいです。
友人や家族と出かけて、食事に行くことが好きです。家ではお笑いやアニメを見たり、友人とゲームをしたりして過ごしています。
幅広い業務に取り組むことができ、様々な職種の方と働くことで学ぶことも多く、成長し続けられる仕事だと思います。ぜひ一緒に市民の方々の生活や健康づくりのサポートをしていきましょう。