住宅都市局、区役所などで、緑豊かな景観を形成するため、造園技術を通して公園緑地等の計画、設計・監督、維持管理等に従事します。
みんなが楽しめる公園づくり
公共の中にある自然に興味を持ち、市民の方の暮らしを豊かにするような緑に関わる仕事がしたいと思ったこと、福岡市にはさまざまな先進的な取り組みをしているイメージがあったことなどがきっかけです。
一口に公園といってもいろいろな種類があります。それらの維持管理業務の内容が多岐にわたっているため、最初は大変でしたが、非常に成長できる職場だと感じています。
東区内にある430以上の公園を各職員で分担し、100以上の公園の維持管理業務に従事しています。
除草や剪定などの維持管理を適宜事業者と調整したり、公園利用申請の許可手続きを行なったり、小規模な工事の設計監督の業務を担うこともあります。
遊具の整備など、形に残るものに関わることができる点です。
また、さまざまな要望に対し、それが実現した際に感謝の言葉をかけていただけるととても嬉しくなります。
配属当時は、緊張や不安もありましたが、先輩や同僚へ気軽に相談でき、分からないことは丁寧に教えてもらっています。みんなで一緒に成長できる、和気あいあいとした風通しのいい職場環境だと思います。
公園は何十年と地域に根ざし、長く親しまれる場所です。「孫と初めて行った公園」や「夏祭りで盆踊りを踊った公園」など、地域の方々の思い出をつなぐ場所が公園だと感じています。
分からないことはまずできる限り自分で調べ、それでもわからない所は先輩に聞くなど、問題を先送りしないことが大切だと思います。また、市民の方からいただく要望についての対応記録や現場写真などの情報を他の職員が見ても分かるような形で共有するようにしています。
現在の業務は公園の維持管理を主に行っているため、今後は新しい公園の整備計画(ゾーニング)の段階から携わりたいと思っています。地域の方とワークショップを行い、重点的に整備すべきものを抽出し、地域の方に長年愛される整備計画を立てていきたいです。
キャンプやドライブに行き、自然の中でリフレッシュしています。キャンプは、長崎県にあるキャンプ場が、海と山、両方の自然を満喫できるのでおすすめです。また、福岡市内では「かなたけの里公園」のキャンプ場に近々行ってみたいと思っています。
さまざまな業務に関わることで、大きく成長できる環境だと思います。
造園の分野の先輩たちはつながりが深く、頼りになる先輩ばかりです。ぜひ、造園職にチャレンジしてみてください。