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更新日: 2022年4月6日

フグの素人調理は危険!

フグの素人調理は非常に危険であるにもかかわらず、自分で釣ったフグを家庭で調理したことによる命にかかわる食中毒事故が、毎年のように発生しています。


フグの調理には正しい知識と技術が必要です。
福岡県においては、専門知識をもった「ふぐ処理師」が処理したフグのみ、食用に調理したり販売したりすることができます。



釣ったフグを、自分で調理して食べるのはやめましょう。
また、釣ったフグを人にあげてもいけません。



 フグ毒の性質

フグ毒(テトロドトキシン)は、青酸カリの1000倍以上の毒力をもつ神経毒です。
「熱に強い」という性質のため、加熱をしても、無毒化しません
また、解毒薬もありません。



 フグ食中毒の症状

フグの種類、食べた部位・量、個人差などがありますが、場合によっては死亡することもあります。

  • 潜伏時間: 20分~3時間
  • 症状  :  唇・舌のしびれ、頭痛、腹痛、吐き気、嘔吐、知覚障害、呼吸困難


 食用にできるフグと部位

フグは食べることができる種類が決められており、さらに食用可能なフグでも、種類ごとに食べることができる部位が決められています。


卵巣・肝臓などの内臓は、フグの種類にかかわらず、絶対に食べてはいけません.



  フグを取扱う際の注意(営業者の方々へ)

フグの取扱いについて(食品衛生検査所ホームページ)




<問い合わせ先>

  問い合わせ先については、こちらのページをご確認ください。