GMOペパボ、LINEなど民間企業も続々と 東京で開催される福岡移住イベントがアツい

福岡市が主催する「福岡クリエイティブキャンプ(http://fcc.city.fukuoka.lg.jp/)」、さらには福岡県などが主催の「ふくおか移住・定住フェア(https://www.city.fukuoka.lg.jp/hash/news/archives/107)」をはじめ、今東京では、頻繁に福岡への移住・転職関連イベントが開催されています。

最近では、こうした福岡への移住関連イベントは行政主導のものだけでなく、民間企業主催のものも盛んに行われています。

たとえば、2月13日(土)には、GMOペパボ株式会社が東京・渋谷のセルリアンタワーで福岡移住相談会を開催予定。同社にとって福岡は創業の地であり、基幹サービス「ロリポップ!」やドメイン取得サービス「ムームードメイン」、ハンドメイド作品のマーケットプレイス「minne(ミンネ)」などが生まれた地。現在もこれらサービスの運営拠点となっています。そのため、福岡での人材確保は会社の成長のためには避けては通れない道。東京での移住イベント開催も、そうした運営拠点・福岡への“戦力補強”の一手段と言えるでしょう。

移住イベントのモデレーターを務めるのは、同社経営戦略部の今岡佐知子さん。ご自身も約2年半の福岡移住・在住経験があり(https://www.city.fukuoka.lg.jp/hash/news/archives/24)、福岡での経験をこう振り返ります。

「地方都市の中でも、福岡は群を抜いてITコミュニティが活発だと感じました。都市がコンパクトで、同業以外の人とも交流を持ちやすく、やりたいことを実行に移すエネルギーを持っている人が多いのも、福岡らしさかなと思います。クオリティ・オブ・ライフだけでなく、クオリティ・オブ・ワーキング・ライフ(QWL=労働生活の質)も充実させられるのが福岡の魅力ですね」

また3月5日(土)には、同じく渋谷のLINE株式会社本社にて、LINE Fukuoka株式会社へのU/Iターンイベントが開催されます。LINE Fukuoka株式会社は「国内第2の拠点」として平成25(2013)年に設立され、サービスの成長に伴う事業拡大により、現在は社員数655名(平成28年1月現在)にまで増員されています。今年5月には博多駅と直結する九州最大のオフィスビル「JRJP博多ビル」に移転予定で、今後ますますの発展が期待されています。

「福岡は、産学連携した知財活用・ビジネス化が活発で、IT分野も非常に活気があり、優秀なエンジニアも多い地域。 エンジニア同士の勉強会や交流会も活発で、そこで広がる人脈も、大きな価値があると考えています」(LINE Fukuoka広報担当者)

二社に共通するのは、“攻めの移住”として福岡移住を捉えていること。欲しい人材はあくまで仕事をやる上での向上心を失っていない人。そうした人材が、自社のサービスをより成長させてくれる――二社に限らず、福岡に拠点を置く多くの企業が、そういう期待感を持って移住・転職イベントを開催しているのではないでしょうか。

近年、福岡は大手IT企業の拠点が増えることで業界全体の競争力が上がり、優秀なエンジニアが集まる土壌ができつつあります。今までとは違った環境に身を置き新たなキャリアを築きたい人は、これらのイベントに参加し、移住経験者の生の声を聞いてみてはいかがでしょうか。
 

【関連イベント】
GMOペパボ株式会社 
2月13日(土) @渋谷セルリアンタワー
人気都市・福岡で働く!移住にまつわるエトセトラ~エンジニア・ディレクター向けトーク&相談会~
https://www.wantedly.com/projects/41651


LINE Fukuoka株式会社
3月5日(土) @渋谷ヒカリエ内 LINE株式会社
LINE Developer’s LIFE_of Fukuoka -U/Iターン イベント-

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