現行の福岡市地域包括ケア情報プラットフォームは、福岡市における「地域包括ケアシステム」の早期実現に向け、ICTを活用し、それまで行政や医療保険者などの各主体で断片的に管理されていた医療や介護、予防(健診)等に係るデータを集約・活用する情報通信基盤として平成27年度に構築し、運用しているシステムで、現行システムの機器リース満了となる令和8年度末まで利用する予定となっています。
これまで、「エビデンスに基づく効果的な施策の企画立案」「医療・介護関係者等の情報共有の負担軽減と要介護者へのサービス向上」「在宅の高齢者が必要とする介護保険外サービスの情報提供」等に一定の成果を出してきていますが、蓄積データの肥大化、連携システムの改修に伴う対応費用の増加、度重なる改修等に伴うシステム保守・維持の複雑化などの課題を抱えており、より効果的・効率的に地域包括ケアシステムの実現に寄与する次期システムへの再構築について準備を進めています。
つきましては、次期システムへの再構築にあたって、以下の実施要領に基づき、情報提供依頼(以下、RFIという)を実施いたしますので、現時点での調達仕様書案を踏まえ、実現可否や必要経費等について、情報や資料の提供をお願いいたします。
なお、本RFIは、令和7年度「福岡市地域包括ケア情報プラットフォーム調達支援業務」の受託先である、グラビス・アーキテクツ株式会社が実施いたします。
福岡市地域包括ケア情報プラットフォーム
システムの開発経費および運用保守経費を把握するための様式
機能に関する要求事項および機能要件に対するパッケージ等の対応状況を把握するための様式
帳票に関する要求事項および帳票要件に対するパッケージ等の対応状況を把握するための様式
特段確認を要する事項を把握するための様式
仕様書案について意見等を把握するための様式
上記(1)から(5)の情報以外の、貴社システムに関する有用な情報・資料等