令和６年度　ハンセン病問題啓発講演会を開催します

　わが国では、らい予防法が廃止される平成８（1996）年まで、約90年にわたりハンセン病の強制隔離政策が行われました。
　これにより、ハンセン病は恐ろしい伝染病であるとの誤った認識が浸透し、ハンセン病の患者・元患者のみならず、その家族も地域社会から排除され、厳しい偏見や差別に苦しみました。そして、らい予防法が廃止された今もなお、偏見や差別を恐れている方がおられます。
　国において、ハンセン病問題に関する人権啓発や教育などの取組みを強化するため、ハンセン病の元患者やその家族などとの協議が行われ、令和５年3月に「ハンセン病に係る偏見差別の解消のための施策検討会報告書」が取りまとめられました。今後も、偏見や差別のない社会の実現に向けて、真摯に取り組んでいく必要があります。

　この度、ハンセン病問題についての理解を深めていただくことを目的にハンセン病問題について考える講演会を開催します。

　今年度は、動画「ハンセン病問題を知る～元患者と家族の思い～」を上映後、国立ハンセン病資料館の学芸員である西浦直子氏を講師にお招きして、ハンセン病対策の歴史や被害の実態、ハンセン病問題の現状などをご講演いただきます。

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講演会チラシ （1,658kbyte）

 開催日時

　令和6年6月22日（土曜日）13時30分から15時30分（開場13時）

 会場

　エルガーラホール　7階　中ホール（福岡市中央区天神1丁目4番2号）
　※会場には駐車場の準備がありませんので、公共交通機関でご来場ください。

• 申込み受付は先着順です。当日定員に満たない場合は、申し込みしていなくても入場可能です。
• 折り返しの連絡がない場合は、当日ご来場ください。定員を超えて申込みをされた方にだけ、折り返しの連絡があります。
• 電話での申込はできません。　
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• 参加人数（代表者を含めた人数）
• 代表者氏名（ふりがな）・電話番号
• 住所またはFAX番号
• 手話通訳を希望される場合や、車いすで来場される場合はその旨をご記入ください。
• 【FAX送付先】092-733-5863　（福岡市市民局人権推進課　宛て）
• 【はがき宛先】〒810-8620　福岡市市民局人権推進課　宛て（住所不要）