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更新日: 2010年3月10日

博多の豆知識 vol.37


福岡市はロボット先進区なのです。

ロボスクエアのイメージイラスト

 2002(平成14)年に福岡市で開催された「ロボカップ」をきっかけに、福岡市は「ロボットに出会うまち・福岡」の実現を目指して、ロボット関連産業の振興に向けた取り組みをしています。その取り組みの一つが、早良区百道浜の福岡タワー隣、TNC放送会館2階にある「ロボスクエア」です。
 ロボスクエアには全部で40種以上約150体のロボットが常設展示され、土日祝日には毎日4回、平日には毎日3回ロボットショーが行われているのをご存じですか。この中には、博多人形の頭と博多織の衣装の伝統工芸黒田節ロボットなど、ロボスクエアのオリジナル性豊かなもののほか、豊かな表情でティッシュを配る「モスペン君2号」や昔の人気キャラクターで今も大人気の「鉄人28号」、しぐさがかわいい犬型ロボット「AIBO(アイボ)」などが勢揃いです。毎年、全国のファンが集まる「AIBOパーティー」なども開催されています。これだけの数のロボットが一堂に展示されているところは、世界でも例がなく、国内はもとより、海外からもたくさんの視察や見学者が訪れています。しかも入場料は無料というのも魅力です。

 そしてより大きな魅力は、ロボットを見て一緒に遊び触れあえるだけでなく、さまざまなロボット教室に参加できることです。毎週土日と学校の長期の休みにはロボット工作教室やプログラミング教室が開催されており、申し込みはロボスクエアのホームページからできます。最近では東南アジアなどの海外からも団体で申し込むケースも出てきているとのこと。

 講座には親子で参加して、すっかりロボットが趣味になってしまった人たちが少なくないのです。ロボスクエアには、九州大学・ヒューマノイド工房や早稲田大学の福岡分室が隣接していて、そのスタッフが教室、講座の指導にあたっています。まずは、今度の休みに家族で「ロボスクエア」を訪れて、ロボット好きになってみませんか。


ロボスクエア

福岡市早良区百道浜2-3-2
Tel: 092-821-4100
開館時間:9時30分~18時
休:第2水曜日(1.7.8.12月除く)、12月31日~1月2日
http://robosquare.city.fukuoka.lg.jp/


福岡市広報課長 佐々木 喜美代


(※2010年3月10日時点の情報です)