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更新日: 2009年3月10日

博多の豆知識 vol.2


福岡市史の編さんが始まりました


福岡市史の編さんのイメージイラスト

 日本と中国の交流を裏付ける国宝「金印」が福岡で発見されたことが象徴するように、福岡・博多の歴史は、日本とアジアとの交流の歴史そのものでもあります。福岡は古代から現在まで各時代、各政権が対外交流を行ってきました。そして、その交流の痕跡が街の中に残っています。街の歴史は地域の貴重な財産であり、多くの自治体では自分たちの住む街の歴史を後世に残そうと市史や県史を編さんします。福岡市にも市史がなかったわけではありませんが、行政資料・記録として近代からの歴史しか記述されていません。


 そこで、全国にも他に比較することがないほど対外交流の痕跡が残っている福岡を全史的に見た市史をつくろうと、多くの研究者がかかわって編さんが始まりました。今回は、今後15年という歳月をかけて全35巻を刊行する予定の壮大なプロジェクトです。九州大学の先生や学生を中心に、全国から総勢99人の研究者がかかわっています。第1号の配本は2009年度になる予定で、最初に中世の資料編、民俗の特別編が出ます。現在の福岡市域を基本的な対象地域として、原始から現代(2000年)までの歴史を日本国内にとどまらず、国外、特にアジアとの関わりに重点をおいて明らかにするものです。


 内容は、政治、経済、社会、文化、風俗、習慣、環境などあらゆる分野を対象とし、地域・市民の視点に立って編さんされます。正確で格調高い内容を保ちながら、分かりやすい文章表現で、広く市民が親しめる市史づくりを目指し、収集・記録された資料などは、市民の財産として保存・管理し、郷土の歴史研究および学術・文化などの振興に活用します。総巻数は計35巻、A5判を基本とし各巻800~1,000ページ程度、通史編が9巻、資料編16巻、民俗編3巻、特別編7巻の予定で進行しています。お楽しみに!
詳しくはwebサイトで。http://www.city.fukuoka.lg.jp/shishi/


福岡市広報課長 佐々木 喜美代


(※2009年3月10日時点の情報です)