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更新日: 2017年7月6日

博多の豆知識 vol.125

世界をつなぐアジア太平洋こども会議in福岡

博多の豆知識「世界をつなぐアジア太平洋こども会議in福岡」のイラスト

 毎年夏になると、アジア太平洋の40を超える国・地域から、たくさんの子どもたちが福岡にやってきます。市民参加の国際交流事業「アジア太平洋こども会議in福岡(APCC)」です。1989年に福岡市政100周年を記念して開催された「アジア太平洋博覧会~よかトピア」。APCCはその関連イベントとしてスタートし、子どもたちが言葉や文化の違いを超えて交流することを目指しています。


 現在のAPCCはいくつかの事業に分かれていますが、中心となるのが第1回から続いている招へい事業。アジア太平洋各地から11歳の“こども大使”が福岡に集い、一般家庭にホームステイしたり、地域の学校で体験学習をしたり、交流キャンプなどを行います。文化や宗教の垣根が低い子どもたちを対象とすることで、多様性を認め合う人間になってほしいとの願いからです。


 一方、異文化体験を目的に、日本の子どもたちがアジア太平洋各地を訪れるのが春休みに行われる派遣事業。また、日本の文化や歴史を誇りを持って語れる“こども大使”を育成する事業も福岡で行われています。


 さらに招へい事業に参加した“こども大使”経験者が、成長しても交流を続けるブリッジ事業も始まりました。現在は各国・地域に経験者を中心としたネットワーク「ブリッジクラブ」が設立され、それぞれ独自に活動しています。


 APCCは市民が支える活動でもあります。例えばホームステイ先として多くの家庭が“こども大使”を受け入れていますし、活動全般を支えるためのボランティア登録制度もあります。世界でも類を見ないスケールの国際交流事業となったAPCCなら、皆さんにもきっとできることがあるはずです。



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