油山ウッドベンチとは
山から伐られた木(丸太)は、製材したあとに乾燥させることで、強度をそなえた木材となり、建築材料などに活用されます。通常、乾燥には、半年から1年程度の期間が必要です。(天然乾燥の場合)
このベンチは、油山の間伐材を製材し、乾燥するあいだ、ベンチとして有効活用するものです。乾燥が完了した木材は、加工して、おもちゃなどの木製品として生まれ変わる予定です。
- (1)間伐
森林の整備のため木を間引く - (2)製材
製材してすぐは水分量が多く加工には適さない - (3)乾燥(乾燥過程をベンチに活用)
時間をかけてゆっくりと水分が蒸発し、強度が増す - (4)加工
乾燥後に木製品へ加工
「油山ウッドベンチ」は、西川バウム合同会社(埼玉県飯能市)発案の「はしらベンチ」を参考に、許諾を得て製作・設置をしています。
設置事例 「ただいま、乾燥中!」
木材を乾燥させながら、ベンチとして使用しています。座ってみると、木の香りを感じることができます。
(1)福岡タワー 展望3Fおよび1Fエントランス (令和4年7月~8月)【展示は終了しました】
(2)市役所本庁舎1階ロビー 多目的スペース (令和4年10月5日~7日)
(3) 福岡市農林水産まつり(令和4年11月19日)
(4) 博多阪急 地下1階食品売場(令和4年11月24日~令和5年3月31日(予定))
(5) かなたけの里公園 CO_YARD KANATAKE(令和4年12月13日~)
(6) 東区役所1階(令和4年12月13日~)
(7) 博多区役所3・4階(令和4年12月19日~)
(8) 福岡市植物園 温室内休憩所(令和4年12月19日~)
(9) 福岡市動物園 エントランス(令和4年12月19日~)