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更新日: 2022年4月8日

認知症に関すること 


認知症は誰にでも起こり得る脳の病気によるもので、厚生労働省によると2012年(平成24年)には、全国で65歳以上高齢者の約7人に1人が認知症であると報告されています。今後、高齢化の進展に伴い認知症の人の数はさらに増加し、2025年(令和7年)には、65歳以上の高齢者に対する割合は、約5人に1人になると報告されています。
福岡市でも、認知症の人の数は2020年(令和2年)は37,610人ですが、2025年(令和7年)には43,690人まで増える見込みです。また、高齢者の単独世帯や高齢者のみの世帯で認知症の人が増えていくと予測されます。
(第8期福岡市介護保険事業計画より)


目次



認知症とは


いろいろな原因で脳の細胞が死んでしまったりして、脳の司令塔の働きに不都合が生じたりして、さまざまな障害が起こり、生活する上で支障が、およそ6か月以上継続している状態を指します。
(認知症サポーター養成講座標準教材より)



認知症を引き起こす主な病気


認知症を引き起こす疾患として代表的なものは次のとおりです。
いくつかの認知症の原因として、異常なタンパク質が脳に溜まることや、脳の神経細胞が死ぬことにより発症することが報告されています。
●アルツハイマー型認知症
最も多いパターン。記憶障害(もの忘れ)から始まる場合が多く、他の主な症状としては、段取りが立てられない、気候に合った服が選べない、薬の管理ができないなど。
●脳血管性認知症
脳梗塞や脳出血、脳動脈硬化などにより、一部の神経細胞に栄養や酸素が行き渡らなくなり、神経細胞が死んだり神経のネットワークが壊れたりする。記憶障害や言語障害などが現れやすく、アルツハイマー型と比べて早いうちから歩行障害も出やすい。
●レビー小体型認知症
幻視(他人には見えないものが見えるという症状)や筋肉のこわばり(パーキンソン症状)などを伴う。
●前頭側頭型認知症
会話中に突然立ち去る、万引きをする、同じ行為を繰り返すなど性格変化と社交性の欠如が現れやすい。

(政府広報オンライン「もし、家族や自分が認知症になったら知っておきたい認知のキホン」より)


 

認知症の症状~中核症状と周辺症状~


認知症には、脳の細胞が壊れることによって直接起こる「中核症状」と、ご本人の性格、環境、人間関係などの要因がからみ合って、精神症状や日常生活にける行動に支障が起きることを「行動・心理症状」があります。


【中核症状】
・記憶障害:何度も同じ話をする
・見当識障害:日時や季節の感覚が分かりにくくなる
・理解・判断力の障害:2つ以上のことが重なるとうまく処理できなくなる
・実行機能障害:計画を立てて段取りをすることが難しくなる
・その他:感情表現の変化


【行動・心理症状】
・元気がなく、引っ込み思案になる
・身の回りの動作に支障がでてくる
・もの盗られ妄想
・行動がちぐはぐになり、日常生活に支障が出てくる など


認知症の症状
【福岡市作成 認知症サポーター養成講座教材より】

認知症の人と接するときの心がまえ


認知症の症状に、最初に気づくのは本人です。
物忘れによる失敗や、今まで苦もなくやっていた家事や仕事がうまくいかなくなる等のことが徐々に多くなり、「なんとなくおかしい」状況を受け入れられず、「私は物忘れなんかない」「病院なんか行く必要はない」等言われることがあります。その主張は「私が認知症だなんて」というやり場のない怒りや悲しみや不安から、自分を守るための自衛反応なのです。
周囲の人が「認知症という病気になった人」の本当のこころを理解することは容易ではありませんが、認知症の人の隠された悲しみの表現であることを知っておくことは大切です。


認知症の方と接する時の心構え

【福岡市作成 認知症サポーター養成講座教材より】

認知症の人との関わり方


認知症の人への対応の心得「3つのない」「具体的な対応の7つのポイント」をご紹介します。
認知症という病気を理解し、さりげなく自然で優しいサポートを心がけましょう。


認知症の人への対応の心得
【福岡市作成 認知症サポーター養成講座教材より】

具体的な対応の7つのポイント
【福岡市作成 認知症サポーター養成講座教材より】

認知症は早期発見・早期治療

認知症のような症状を起こす原因の病気は様々あり、その原因によっては、治る病気や別の病気が隠れている可能性があります。認知症と間違われやすい病気には、うつ病、脳出血、正常圧水頭症などがあります。また、薬の副作用で認知症のような症状が生じることもあります。
認知症であっても、早期に診断を受け治療を開始することで、進行を遅らせ、自立した生活を長く続けることができるといわれています。
まずは、かかりつけ医や相談機関に相談しましょう。
かかりつけ医がいない場合は、下記ホームページを参考にしてください。
【福岡市医師会ホームぺージ】認知症医療連携事業 認知症相談医(外部サイト)


関連情報

福岡市では、認知症かもしれないと思った人や認知症と診断されてまもない人の不安が解消され、早期に医療機関への受診や相談へつながるよう「福岡市認知症啓発リーフレット」を作成しています。
詳しくは、福岡市ホームページ「福岡市における認知症ケアパスについて」をご覧ください。


もの忘れが気になるあなたへ
 

相談窓口


心配なことは一人で抱え込まないことが大切です。
誰かに話し、相談してみることは、認知症について、正しく理解することにもつながります。
お気軽にご相談ください。


(1)いきいきセンターふくおか(地域包括支援センター)


「いきいきセンターふくおか」は、高齢者の皆様が住み慣れた地域で、安心してその人らしく暮らし続けることができるように市が設置した高齢者の総合相談窓口です。
詳しくは、福岡市西区ホームページ「高齢者の総合相談窓口:いきいきセンターふくおかのご案内」をご覧ください。

   

(2)認知症初期集中支援チーム(地域保健福祉課)


認知症が疑われる方やご家族への必要な支援を、初期に様々な面から集中的に行い、自立生活のサポートをするチームです。
詳しくは、福岡市ホームぺージ「認知症サポートチーム(認知症初期集中支援チーム)について」をご覧ください。



(3)福岡市認知症疾患医療センター


認知症の専門的な診断や相談を行う機関として、福岡市認知症疾患医療センターを2か所設置しています。
相談員が、電話や面談(要予約)による認知症に関する医療相談を受け付けています。
詳しくは、
福岡市ホームぺージ「福岡市認知症疾患医療センターのご案内」
【福岡市認知症疾患医療センターホームぺージ】(外部サイト)をご覧ください。


関連情報

その他の相談窓口等については、福岡市ホームページ「福岡市における認知症相談窓口等について」をご覧ください。


◆認知症について理解を深めましょう


福岡市では、認知症とともに住み慣れた地域で安心して自分らしく暮らせるまちづくりに取り組んでいます。


(1)認知症サポーター養成講座


知症を正しく理解し、認知症の人と家族を地域で見守る『認知症サポーター』を養成する認知症サポーター養成講座(出前講座)を実施しています。
「認知症に関心がある概ね10名以上のグループ」を対象に90分程度で出前講座を行っています。
認知症について学び、ご本人やご家族への支援について一緒に考え、できることから始めてみませんか?
詳細は、福岡市ホームぺージ「福岡市認知症サポーター養成講座」をご覧ください。



(2)やさしさを伝える認知症ケア技法「ユマニチュード(R)」


福岡市では、すべての人がケアに参加できるまちを目指し、認知症の人とのコミュニケーション・ケア技法である「ユマニチュード」の普及に取り組んでいます。
詳細は、
福岡市ホームぺージ「ユマニチュードとは」
福岡市ホームページ「福岡市ユマニチュード(R)講座のご案内」をご覧ください。


(3)認知症の方が利用できる社会資源




◆その他、認知症に関する取組み・情報


福岡市ホームページ「認知症フレンドリーシティ・プロジェクト」


福岡市ホームページ「認知症の人の見守りネットワーク事業」


東区認知症オレンジちゃんねる



問い合わせ先

西区 保健福祉センター 地域保健福祉課
住所:福岡市西区内浜1丁目4の7
電話番号:092-895-7078
FAX番号:092-891-9894
E-mail:
chiikifukushi.NWO@city.fukuoka.lg.jp

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