現在位置:福岡市ホームの中のくらし・手続きの中の文化・スポーツ・生涯学習の中の文化の中の文化財・歴史の中のプチ展示(埋蔵文化財センター)から埋蔵文化財センター玄関のプチ展示で,旧石器時代の三稜尖頭器を公開中!
更新日: 2020年6月26日

埋蔵文化財センター プチ展示

 埋蔵文化財センターの玄関には,展示室とは別の小さな展示ケースがあります。その展示ケースでは福岡市内で出土した「逸品」を随時展示しています。

 今回は旧石器時代の「三稜(さんりょう)尖頭器(せんとうき)」をご紹介します。


逸品紹介Vol.56 三稜尖頭器

画像:三稜尖頭器

 尖頭器(せんとうき)とは、狩りや戦いに使う「狩猟(しゅりょう)()」「武器」の一種です。この尖頭器は後期旧石器(きゅうせっき)時代(約2万年前)のもので、真ん中を横に切ったときの形(断面)が三角形になることから「三稜(さんりょう)」(三つの角がある)尖頭器と名付けられています。

 材料は、サヌカイトという硬い石で、細長いわりには厚みのあるつくりをしています。これは、動物の体に突き刺すという目的のために選ばれた材料とかたちであり、後の時代の金属製の「槍先」にも共通する「性能(せいのう)」をもちます。この尖頭器も実際の狩りの場で活躍したことでしょう。


石という自然の材料を削って加工し、人が生きるために必要な性能をもたせる。旧石器時代ならではの「質実(しつじつ)剛健(ごうけん)さ」を感じる逸品です。

 

展示場所

福岡市埋蔵文化財センター玄関(博多区井相田2-1-94


展示期間

令和2年6月23日から令和2年8月下旬予定


休館日

毎週月曜日・年末年始(12月28日~1月4日)


入館無料


ホームページ

http://www.city.fukuoka.lg.jp/maibun/html/