現在位置:福岡市ホームの中のくらし・手続きの中の文化・スポーツ・生涯学習の中の文化の中の文化財・歴史の中のプチ展示(埋蔵文化財センター)から埋蔵文化財センター玄関のプチ展示で,古墳時代の魚骨の入った須恵器を公開中!
更新日: 2019年10月1日

埋蔵文化財センター プチ展示

 埋蔵文化財センターの玄関には,展示室とは別の小さな展示ケースがあります。その展示ケースでは福岡市内で出土した「逸品」を随時展示しています。

 今回は古墳時代の「魚骨の入った須恵器」をご紹介します。


逸品紹介Vol.53 古墳に供えられたおさかな

魚骨の入った須恵器

 この須恵器の蓋・身のセットは西区の羽根戸古墳群で見つかりました。古墳は現在西部霊園の中に残っています。

 底部に何かくっついているのがわかりますか?この須恵器は,中に何かを入れてお供えをしたようです。分析の結果,中にあったのは淡水魚の骨でした。鯉か,フナの類と考えられています。骨は頭がなく,尾頭付きではありませんが,尾の骨が含まれています。椎骨は1匹分には足らず,切り身を入れたものと考えられます。

 死者に食べ物を供える行為は,古墳に時々見られます。また,黄泉(よみ)の国の食べ物を食べることは黄泉戸喫(よもつへぐい)といい,生者と死者を分かつ行為とされています。この魚は,遺族のどんな思いを込めてささげられたのでしょうか?

 

展示場所

福岡市埋蔵文化財センター玄関(博多区井相田2-1-94


展示期間

令和元年9月28日から令和元年11月下旬予定


休館日

毎週月曜日・年末年始(12月28日~1月4日)


入館無料


ホームページ

http://www.city.fukuoka.lg.jp/maibun/html/