現在位置:福岡市ホームの中の健康・医療・福祉の中の健康・医療・年金の中の健康・健康保険の中の予防接種に関することから任意の予防接種(子どもの予防接種)
更新日: 2020年11月13日

任意の予防接種について(子どもの予防接種)

予防接種法に規定されていない予防接種(おたふくかぜなど),又は,規定の対象年齢(接種期間)に相当しない場合は,「任意の予防接種」になります。

任意の予防接種は,被接種者もしくは保護者が,医師との相談によって判断し,接種を受けることになっています。

接種をご希望の方は,かかりつけ医にご相談ください。

任意の予防接種の接種費用については,全額自己負担となります。


主な任意の予防接種

  • おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)ワクチン
  • 季節性インフルエンザワクチン

予防接種のスケジュール

リンク

国立感染症研究所感染症情報センター:予防接種スケジュール



おたふくかぜワクチン

おたふくかぜはムンプスウイルスの飛沫感染後,増殖したウイルスは全身に広がり,各臓器に病変を起こします。潜伏期は2~3週です。伝染期間は発病数日前から主要症状が消退するまでです。主要症状は耳下腺の腫脹で,境界不鮮明で均一なやわらかい有痛性腫脹を示します。顎下腺,舌下腺が腫脹することもあります。発熱を伴うこともあります。年長児や成人が罹患すると,臨床症状で著明で,合併症の頻度が高くなります。合併症で最も多いのは無菌性髄膜炎で,診断される頻度は1~3%です。頻度は少ないですが,他に脳炎,膵臓炎などがあります。男性では睾丸炎になり,将来子どもができなくなることもあります。最近は特に難聴合併への注意がうながされています。

おたふくかぜワクチンは,ムンプスウイルスを弱毒化した生ワクチンです。発病防止の有効率は約90%です。獲得抗体価はやや低いですが,抗体の持続は良好です。

現在市販されているおたふくかぜワクチンの副反応として,耳下腺の軽度腫脹が1%位にみられます。無菌性髄膜炎の副反応報告頻度は,接種2,000~3,000人に1例程度です。自然感染での無菌性髄膜炎の合併が1~3%あることや難聴のおそれもあること,罹患すると保育園や学校をかなり長期間休まなければならないことを考慮すると,3歳頃を目安に接種することが勧められています。



季節性インフルエンザワクチン

※高齢者に対する季節性インフルエンザの予防接種は,予防接種法により定期の予防接種とされていますが,小児に対する季節性インフルエンザの予防接種は,任意の予防接種となります。


季節性インフルエンザは急性呼吸器感染症で,発熱,悪寒,頭痛,筋肉痛などの全身症状が突然現れます。潜伏期は24~72時間です。呼吸器症状は遅れて出現することが多く,鼻閉,咽頭痛,せきなどです。合併症がなければ2~7日で治癒します。合併症特に脳炎や脳症を併発した場合は重篤となります。

季節性インフルエンザワクチンに含まれるウイルス株は季節性インフルエンザの流行状況を考え毎年決定されています。

1歳以上6歳未満での発病阻止効果は,30%前後とされていますが,肺炎などの重症化は予防できると考えられています。

季節性インフルエンザワクチンの製造過程で発育鶏卵が使用されますが,鶏卵成分は精製段階で除去されています。しかし,卵アレルギーが明確な者に対しての接種には注意が必要です。鶏卵,鶏肉にアナフィラキシーがある者は,接種を受けることができません。



子どもの予防接種に戻る