このページでは、福岡市の下水道分野における国際展開に関する情報をご紹介しています。
ベトナム国、ミャンマー国、フィジー国での技術協力やJICA国別研修の様子等について知りたい方は、このページをご参照ください。
福岡市は、第10次基本計画において「国際貢献・国際協力の推進と国際会議の誘致」を掲げ、環境や上下水道分野等において、国際貢献・国際協力を推進しています。下水道分野では、渇水や浸水、水質汚濁等の都市課題を克服する過程で培った下水再生水の利用や総合的な浸水対策、高度処理等の世界に誇る技術やノウハウを活用した国際展開を推進し、アジアをはじめ国際社会におけるプレゼンスの向上を図っています。
また、JICA等の事業を活用しながら、ベトナム国等との関係を強化し、「福岡市国際ビジネス展開プラットフォーム」会員企業のビジネス展開を支援しています。平成24年には、「水・環境ソリューションハブ(WES Hub)」の拠点都市に登録されており、国土交通省や他都市との連携、情報交換を図り、日本技術の海外展開の推進を目指しています。
福岡市は、第13回アジア太平洋都市サミットへのベトナム国カントー市の参加を契機として関係を深め、令和7年7月に、福岡市とカントー市との相互協力に関する覚書(下水道分野および経済分野の交流)を締結しました。この覚書は、カントー市が直面している気候変動による浸水被害等の社会的課題の解決に資する協力を推進するとともに、福岡市内の地場企業によるベトナム市場への展開を支援することを目的としており、両市の持続可能な発展に寄与するものです。
これを受け、下水道分野の技術協力として、カントー市における浸水対策や水環境の改善に関して、「JICA草の根技術協力事業」を令和7年12月に開始し、令和10年12月までの3年間、福岡市職員のカントー市への派遣やカントー市職員の受入研修を予定しています。
カントー市人民委員会・外務局・建設局との協議
カントー市での現地調査
オンラインによる覚書締結式(令和7年7月)
企業技術セミナーの開催
福岡市は、ミャンマー国ヤンゴン市の浸水被害軽減に向け、「JICA草の根技術協力事業」の採択を受け、平成28年3月に事業を開始しました。平成31年3月までの3年間、福岡市職員のヤンゴン市への派遣やヤンゴン市職員の受入研修を通じて、浸水原因の解明や排水計画策定等に関する技術協力を行いました。
ヤンゴン市での測量調査
排水計画策定の技術協力
上下水道分野における福岡市とフィジー国との繋がりを踏まえ、令和3年10月から令和6年10月までの3年間、「JICA技術協力プロジェクト」へアドバイザーとして参画しました。フィジー国西部地区汚水処理マスタープランの策定において、流入・放流水質を踏まえ、計画内容等に関する助言を行いました。
フィジー国での現地調査
フィジー国職員の受入研修
福岡市は、JICA九州センターと覚書を締結し、「JICA国別研修(ベトナム国下水道経営研修)」を実施しています。この研修は、ベトナム国の政府・自治体職員を受入れ、下水道分野におけるベトナム国が抱えるテーマに応じて研修計画を作成し、実施しています。
研修員によるアクションプランの発表
山王雨水調整池の視察
福岡市は、道路下水道局職員を海外の国々に派遣し、各地の地域の現状を踏まえた下水道整備計画作成方法の指導などの支援を行っています。
| 年度 | 派遣人数 | 累計 |
|---|---|---|
| 令和7年度 | 18名 | 251名 |
| 令和6年度 | 18名 | 233名 |
| 令和5年度 | 11名 | 215名 |
| 令和4年度 | 14名 | 204名 |
| 令和3年度 | 0名 | 190名 |
| 昭和59年度~令和2年度 | 190名 | 190名 |
福岡市は、海外からの研修員を受入れ、下水道の計画、設計、維持管理、経営についての講義や実務研修を通じ、技術的な支援を行っています。
| 年度 | 受入人数 | 累計 |
|---|---|---|
| 令和7年度 | 7名 | 269名 |
| 令和6年度 | 7名 | 262名 |
| 令和5年度 | 10名 | 255名 |
| 令和4年度 | 10名 | 245名 |
| 令和3年度 | 3名 | 235名 |
| 昭和59年度~令和2年度 | 232名 | 232名 |
その他、海外から視察者の受入れも行っています。
アジアをはじめ国際社会におけるプレゼンスの向上を図るため、広報動画を作成しています。