燃料化施設外観
福岡市では、令和3年2月1日から、西部水処理センターにおいて下水汚泥固形燃料化施設の運用を開始しました。
本施設は、バイオマス資源である下水汚泥から下水汚泥固形燃料を製造し、石炭の代替燃料等として有価で販売するものであり、下水汚泥処分先の長期安定確保を目指すとともに、バイオマスエネルギーとしての有効利用及び地球温暖化防止に資することを目的としています。
乾燥ドラム
固形燃料(製品)
本事業は、DBO方式を採用し、下水汚泥の固形燃料化の技術を有する事業者に、施設の設計から建設、維持管理・運営,固形燃料の販売を一括で委託しています。これにより、下水汚泥処分先の長期安定確保を図ることができます。
処理方式 造粒乾燥方式
処理能力 50トン(1日当たり) 2系列 (計100トン(1日当たり))
処理可能量 約 33,000トン(1年当たり)
固形燃料製造量 約 8,600トン(1年当たり)
温室効果ガス削減量 約 11,000トン-CO2(1年当たり)
360度カメラによって、高所や狭い場所など実際には行きにくい箇所も閲覧できるバーチャル見学が可能です。
今後は、燃料化施設以外の下水道施設も追加していく予定です。
詳しくは、バーチャル見学のページをご覧ください。
燃料化施設のシステムについては、ジェイコンビのホームページをご覧ください。
令和3年度 脱水汚泥受入量と測定試験結果 (653kbyte)