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更新日:2026年6月23日

再生水事業

概要

このページでは、福岡市の再生水事業の概要、再生水の仕組み、供給状況、再生処理施設の見学方法を紹介します。対象は、福岡市の再生水事業を知りたい方、事業者、施設見学を希望する方です。

再生水とは、下水処理水をさらに処理し、トイレ洗浄水や樹木への散水に再利用する水です。

パンフレットや供給区域図の概要もこのページで確認できます。

再生処理施設の見学には事前申込みが必要です。詳細は「再生処理施設の見学について」をご確認ください。

新たな水循環に挑戦する再生水事業

現在、福岡市では水循環型都市づくりを目指し、主にトイレの洗浄水と樹木への散水に利用する目的で再生水を供給しています。

さらに循環型都市、節水型都市、潤いのあるまちづくりを進めるため、市民の皆さまがもっと身近に利用できるよう、供給区域や用途の拡大に向けた取り組みを進めています。

どこにいても水に親しめるような都市をつくるため、福岡市は再生水利用下水道事業を推進していきます。

福岡市の再生水事業にご期待ください。

 

新都市水源、再生水のロゴ。環境にやさしい街・ふくおか 福岡市の再生水利用は日本初で供給箇所数は日本一です。

節水型都市を目指して、水をリサイクル

地形的に水資源に恵まれない福岡市では、昭和53年の異常渇水により、287日に及ぶ給水制限を経験しました。
→[再生水事業のあゆみ]

 

これを契機に、水も限りある地球の資源であることを強く認識し、昭和54年には水の安定供給を図るために「福岡市節水型水利用等に関する措置要綱」(以下「節水要綱」)を制定しました。

この節水要綱は、市民・事業者・行政が一体となって節水型都市づくりに取り組むためのルールです。

その一環として「下水処理水循環利用モデル事業」(現在の名称は「再生水利用下水道事業」)に着手し、昭和55年6月に天神地区の官公庁ビルの一部を対象に、日本で初めて再生水の供給を開始しました。

供給箇所数は、平成7年に100箇所、令和3年に500箇所に到達し、令和7年度末時点では552箇所となっています。

 

節水型都市づくりについての説明画像

再生水ってなに?

再生水とは、市民の皆さまが台所やトイレから流した水を、いろいろな用途で再利用できるように、よみがえらせた水のことです。

福岡市では、都心の大型ビルのトイレ洗浄水などに供給しています。今後は、さらに多くの用途に使えるよう研究を進めています。

再生水供給システム

再生水供給システムの説明画像

 

再生水は、次の流れで供給しています。

  1. 下水を下水処理施設へ集めます。
  2. 下水処理施設で不純物や浮遊物質などを除去します。
  3. 再生処理施設で、凝集沈でん、繊維ろ過、オゾン処理、塩素消毒などを行います。
  4. 安全性を確保したうえで、再生水利用ビルや公園・街路などへ供給します。

 

平成15年12月からは、さらなる「節水型都市づくり」を推進するため、節水要綱に代えて「福岡市節水推進条例」を施行しました。あわせて、「福岡市再生水利用下水道事業に関する条例」を施行し、再生水の供給区域、利用手続、料金などを定めています。
現在、1,548ヘクタールの供給区域にある552箇所の施設へ再生水を供給しています。(令和7年度末時点)
→[事業概要]

 

事業概要

事業概要一覧
地区名 [中部地区] [東部地区]
供給開始 昭和55年6月1日 平成15年7月7日
計画供給量 1日あたり10,000立方メートル(日最大) 1日あたり1,600立方メートル(日最大)
現有能力 1日あたり10,000立方メートル 1日あたり1,600立方メートル
計画供給区域 天神・渡辺通り地区 350ヘクタール
シーサイドももち地区 138ヘクタール
博多駅周辺地区 345ヘクタール
都心ウォーターフロント地区 180ヘクタール
六本松地区 7ヘクタール

計 1,020ヘクタール
香椎地区 77ヘクタール
アイランドシティ地区 398ヘクタール
箱崎地区 53ヘクタール

計 528ヘクタール
供給対象施設 延面積3,000平方メートル以上の大型建築物等 延面積3,000平方メートル以上の大型建築物等
再生水の用途 大型建築物等の水洗便所の洗浄用水
公園、街路等の樹木への散水用水
大型建築物等の水洗便所の洗浄用水
公園、街路等の樹木への散水用水

再生水事業のあゆみ

再生水事業年表
できごと
昭和53年 5月 大渇水(給水制限287日)
昭和54年 2月 「福岡市節水型水利用等に関する措置要綱」制定
昭和54年 8月 下水処理水循環利用モデル事業に着手
昭和55年 6月 天神地区(官公庁ビル)へ供給開始
平成元年 3月 天神・渡辺通り地区、シーサイドももち地区へ供給開始
(民間の大型ビル等へ供給開始)
平成6年 4月 再生水利用下水道事業に名称変更
平成6年 8月 大渇水(給水制限295日)
平成7年 8月 博多駅周辺地区、都心ウォーターフロント地区へ供給開始
平成15年 7月 東部(香椎)地区へ供給開始
節水推進条例・再生水利用下水道事業に関する条例公布
平成15年 12月 節水推進条例・再生水利用下水道事業に関する条例施行
平成17年 6月 東部(アイランドシティ)地区へ供給開始
平成28年 7月 中部(六本松)地区へ供給開始

 

水を配給する様子の写真
バケツに給水を受ける市民(昭和53年)
干上がったダムの様子の写真
干上がった南畑ダム(昭和53年)

再生処理施設の見学について

再生水施設の見学を受け付けています。

福岡市の節水型都市づくりと再生水事業の概要を説明し、再生処理施設をご案内します。

【見学内容】

  • 見学場所 : 中部水処理センター再生処理施設、または、東部水処理センター再生処理施設
  • 見学可能日 : 平日の10時00分から16時00分まで
  • 所要時間 : 1時間~1時間半程度
  • 対応可能人数 : 20人程度まで

【注意事項等】

  • 工事等で見学ができない場合もありますので、事前に電話で確認の上、申込書を提出してください。
  • 再生水施設のみの見学を希望する場合には、中部水処理センター再生処理施設が規模が大きく、見学に適しているため、おすすめです。(下水処理施設の見学は受け付けておりません)
  • 東部水処理センターでは再生処理施設と合わせて下水処理施設も見学することができます。

【申込書様式】

※申込書については下記までご提出ください。

関連リンク

→ 再生水の利用について 

お問合わせ・申込書提出

  • 道路下水道局 下水道施設部 施設調整課 再生水推進係
  • 福岡市中央区天神1丁目8の1
  • TEL: 092-711-4516
  • FAX: 092-711-1875
  • E-mail:saiseisui.todokede@city.fukuoka.lg.jp