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更新日:2026年9月10日

史跡元寇防塁(箱崎地区)整備活用事業

本ページは、史跡元寇防塁(箱崎地区)の整備活用に関する取り組みについて紹介するものです。

元寇防塁は、鎌倉時代に博多湾沿いに築かれた石積みで、昭和6年(1931年)に国の史跡に指定されました。

箱崎地区は、九州大学箱崎キャンパス跡地における発掘調査で確認され、その整備活用について検討を進めております。

本ページでは、整備基本計画、整備活用の検討状況、有識者会議の内容などを掲載しております。

元寇防塁(げんこうぼうるい)とは

元寇防塁は、文永11年(1274年)のモンゴル襲来(文永の役)後、鎌倉幕府が九州の各国に命じて、博多湾沿いに構築させた総延長約20キロメートルの石積みです。当時は「石築地(いしついじ)」と呼ばれ、弘安4年(1281年)の二度目の襲来(弘安の役)の際は、モンゴル軍の上陸を防ぎました。昭和6年(1931年)に国の史跡に指定された、福岡市にしかない貴重な文化財です。

元寇防塁の位置

元寇防塁の位置

史跡元寇防塁(箱崎地区)整備活用事業について

元寇防塁(箱崎地区)は、平成28年(2016年)から九州大学埋蔵文化財調査室が実施した九州大学箱崎キャンパス跡地内の発掘調査で確認され、令和2年(2020年)と令和3年(2021年)に国の史跡に追加指定されました。史跡の保存・継承とともに、Fukuoka Smart Eastの考え方に基づいた先進的なまちづくりとも調和することを目指して、整備活用の検討を行っております。

元寇防塁(箱崎地区)

元寇防塁(箱崎地区)

箱崎地区における整備活用の基本理念

新しいまちづくりと調和した空間の中で、博多湾岸に広がる元寇防塁に対する理解を深めながら、都市福岡の過去~現在~未来をつなぐ歴史的価値とストーリーを伝えるとともに、日常的なゆとりある憩いの空間や様々な分野と連携した取り組みを提供する。

(整備基本計画より抜粋)

元寇防塁全体における整備活用の基本理念

中世の国際情勢を端的に示す元寇防塁を通して、平和について思いを馳せながら、対外交流を軸として都市の発展と多様性を生み出してきたグローバルな「ゲートウェイ都市」福岡の、歴史を知り未来につなぐ。

(整備基本計画より抜粋)

モンゴル襲来当時、博多・箱崎・今津・香椎などの博多湾沿岸部は、中国南宋を中心とした対外交易の要衝として、今日に続く「ゲートウェイ都市」として発展を続けていました。特に博多においては、宋人などが移り住み、グローバルな国際都市として活気づいていたと考えられます。交流を軸とした都市の発展や、多様性を生み出していた当時の状況は、まさに今日の福岡そのものといえるでしょう。博多湾沿岸部がモンゴルの攻撃対象となったのは、そのような対外的な要衝だったためといえます。

 

さらに、鎌倉幕府が九州各国に命じて、当時持ち得る最大限の技術を用いて元寇防塁を築造し、博多湾沿いに防衛ラインを形づくった、これまでに経験したことのない一大土木事業を、非常に短期間のうちに行っています。これも、人及び物資の集積を発展の原動力としてきた、拠点都市福岡の一面を象徴的に示したものといえます。

 

また、モンゴル襲来は、その歴史的経緯から戦いと深く関わるものであり、元寇防塁を通して歴史的事実・背景を理解し、平和に思いを馳せることも重要です。

 

このように、元寇防塁は、現在の「アジアに開かれた国際交流都市福岡」・「グローバル拠点都市福岡」の特色を端的に示すものであり、平和に思いを馳せることのできる貴重な文化財です。その歴史的価値と元寇防塁築造に関わる一連の歴史的ストーリーを理解することは、福岡市の現在そして未来について考えることにつながるといえます。

整備基本計画について(令和4年(2022年)3月)

元寇防塁(箱崎地区)における整備活用に関して、整備基本計画を策定しました。

【全体版】

【分割版】

整備活用に関する議会報告について

令和4年9月議会報告(2022年9月)

元寇防塁(箱崎地区)の整備活用の基本的な考え方について、令和4年9月議会にて報告しました。

令和5年6月議会報告(2023年6月)

元寇防塁(箱崎地区)の史跡用地を取得したことについて、令和5年6月議会にて報告しました。

令和8年2月議会報告(2026年2月)

元寇防塁(箱崎地区)における整備の検討状況について、令和8年2月議会にて報告しました。

展示施設イメージ展示施設のイメージ

整備活用に関する有識者会議について

元寇防塁(箱崎地区)の整備と公開活用に関する検討を行うにあたり、専門的見地から幅広い意見を聴取するために、「史跡元寇防塁(箱崎地区)整備活用検討会」を設置しています。

令和7年度第1回(令和8年(2026年)1月7日)

令和8年度第1回(令和8年(2026年)8月10日)

その他関連ページ