・福岡市学校給食摂取基準は、国が示す「日本人の食事摂取基準(2020年版)」「学校給食実施基準の一部改正について」(令和3年2月12日通知)等を参考に、福岡市の児童生徒の身体状況、活動量を勘案し、1日に必要なエネルギー量及び栄養素量のおおむね3分の1で設定しています。
・作成する献立のエネルギー及び栄養素の給与量の算定には、日本食品標準成分表(八訂)(以下「八訂成分表」という)を用いています。
福岡市学校給食摂取基準(令和4年12月1日施行)(PDF:404KB)
前回基準(令和3年8月施行)からの変更の経緯
・2020年12月に八訂成分表が公表され、福岡市でもエネルギー量等の算定に八訂成分表を使用することにしました。八訂成分表は、日本食品標準成分表2015年版(七訂)(以下「七訂成分表という」)からの改訂の際に、エネルギー量の計算に関連する大きな変更があり、福岡市の献立においても、八訂成分表を用いると、同じ献立でも七訂成分表と比べてエネルギー量が下がることが確認されました。
・令和3年8月に福岡市学校給食摂取基準を設定した際に参考にした日本人の食事摂取基準(2020年版)及び、児童又は生徒一人一回当たりの学校給食摂取基準(学校給食実施基準)の指標値は七訂成分表に基づいています。福岡市において作成した献立のエネルギー量等の算定に八訂成分表を用いるにあたり、七訂成分表に基づいた福岡市学校摂取基準では単純に比較ができないため、令和4年12月に、福岡市学校給食摂取基準を見直しました。(七訂成分表に基づく指標値と比較するとエネルギー量は低値になりますが、あくまでエネルギー量の計算方法の変化によるものであり、提供量の変更ではありません。)