感染症発生情報

新型コロナウイルス感染症

　当所では，保健所からの依頼により、濃厚接触者やクラスター等の新型コロナウイルスの検査を行っています。変異株のスクリーニング検査やゲノム解析も実施し、国立感染症研究所と連携して市内の変異株感染者を早期に発見し、感染拡大を抑制するための体制を整えています。

　感染症発生動向調査は、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」（以下「感染症法」といいます。）に基づき実施されています。感染症の発生及び蔓延を防止するために、感染症の発生状況を把握・分析し、情報提供・公開する事業のことです。

　感染症発生動向調査では、全ての医師が届出を行う感染症（全数把握）と、指定した医療機関のみが届出を行う感染症（定点把握）があります。福岡市では、感染症法に基づき、診断した医師から市内の保健所に届出があった各感染症（一類感染症～五類感染症）の患者数等の情報を、週ごとに公表しています。

　当所では、平成4年から福岡県結核・感染症発生動向調査事業に参加し、対象疾病の検査を行っています。
これまでの実績は、福岡県結核・感染症発生動向調査事業資料集に掲載されています。