令和5年6月22日(木曜日)に南市民センターで「企業・大学と学ぼう!語り合おう!会 第1回 ”防災に備えよう!”」を開催しました。各校区で防災に取り組んでいる市民の方々を対象に、南区内にある3企業・1大学が集まり、それぞれの専門性を活かし「防災」を共通テーマとしたイベントを開催しました。
福岡女学院大学の「その時、あなたはどうしますか?~防災カードゲーム「クロスロード」で考えよう~」では、防災カードゲームを使って、災害時に迫られる意思決定に挑戦しました。参加者は少ない情報や前提条件ですばやく判断することの難しさ、年代や立場が違えば考え方も違うことを実感することができました。
株式会社新生堂薬局の「災害に備える!今からできる薬の管理」では、薬剤師の方が講師となり、非常時に備えて日頃から「かかりつけ薬局」や「お薬手帳」でお薬を管理しておく重要性を学びました。
株式会社REEHAの「エコノミー症候群を予防しよう!避難所でできるストレッチ・体操」では、理学療法士の資格をもつ講師からエコノミー症候群の概要や予防法について学びました。足パタパタ運動やアキレス腱伸ばしなど避難所でできる簡単なストレッチを行い、いい運動になりました。
宮島醤油株式会社の「防災食をもっと身近に!~もしもの時にも美味しい食事を~」では、身近な食材で「使いながら備える」ローリングストックの考え方や、食品会社ならではのアイデアで簡単にできるレシピを学びました。
南区役所からは、避難所となる小学校などに設置している防災倉庫の中身(テントや非常トイレなど)を紹介するブースを出展しました。
これからも大学や企業の専門知識を活かした取組みを進めていきます。