ライター・タカヤナギの「福岡ガチ検証生活」

【福岡プチ移住ブログ Day15】福岡から車でわずか2時間!日本有数の温泉地、湯布院へ気軽に行ける福岡人はうらやましすぎ!!

今日は、妻とワンコ(名前:ライト)と巡る福岡、第2弾です。といいつつも、実は福岡から車で、2時間弱で行くことができる大分県の湯布院温泉に向かいます(笑)。どうやら、福岡の方々は、週末の家族旅行でアクセスのよい湯布院温泉に結構行くそうなんですね。そこで、僕たちも福岡ファミリーの日常を体験したいということで、「いっちょ、行ってみますか!」となりました。

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出発は午後4時。市内の都市高速に乗って、そこから大分自動車道に乗り継ぎ、湯布院へ向かいます。距離にして120kmほど。都心から熱海までの距離がおよそ100kmなので、東京の人が熱海に温泉に入りに行く感覚です。

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約半分ほど走ったあたりにある山田サービスエリアで休憩をとりました。そこで目にしたのが、地元朝倉産の巨峰をふんだんに使ったソフトクリーム(360円)。フルーツ好きの僕は、即座に反応してしまいました!

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実際に食べてみると、これが激ウマ! 巨峰のフレッシュな果汁と濃厚なクリームの素敵なマリアージュです。ライトもペロペロと美味しそうに舐めていました。大満足!

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いよいよ湯布院に到着……ですが、あいにくの雨模様。今回の滞在は、常に雨に見舞われています。僕が雨男なんでしょうか?(笑)

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到着が午後6時くらいだったので、宿へ直行しました。宿泊先は、ペットと泊まれる榎屋旅館さん。直前に予約したので、ペットと滞在できる宿泊施設はほとんど満室だったんですが、榎屋旅館さんだけは偶然キャンセルが出て、宿泊することができました。

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旅館内は、古き良き日本家屋の造りを踏襲していて、すごく風情のある感じです。この内容で、連休中にペットと宿泊できて、1人16000円程度なので、東京の感覚からするとお得感があります。しかも、夕食、朝食付きです!

肝心のお風呂は、露天風呂、内湯、家族風呂が用意されていました。お湯は非常に柔らかく、めちゃくちゃリラックスできました! とくに家族風呂は、ワンコを脱衣所で待たして入浴できたので、ひとときもワンコと離れたくない愛犬家の方たちにはうれしいのではないでしょうか? ライトも安心した様子でした。

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榎屋旅館さんがすごいのは、なんと食事処にペットを連れて行けるところです。ペット宿泊オーケーの宿も食事への同行はNGなところが多いので、このシステムはペット連れにはうれしいですね。

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メインは、大分の恵まれた自然の中で育った豊後牛(ぶんごぎゅう)のしゃぶしゃぶ。はじめていただきましたが、口の中でとろけました、はい。はっきり言って、むちゃくちゃ美味かったです!

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さて、翌日は湯布院観光です。駅は非常にクラシカルなデザインですね。中世イタリアの礼拝堂をイメージしたということですが、和と洋が見事に融合しています。待合室には、1ヶ月ごとに展示物が変わるアートギャラリーも併設され、ホームには160円を払うと入れる足湯もありました。これはもう、駅という名の複合施設です!

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駅の脇には、辻馬車がスタンバイしています。これに乗って湯布院の町を散策するのもオツなものです。

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スイーツ好きの妻が行きたいと言っていたのが、湯布院で大人気のロールケーキ屋さん「B-SPEAK」。全国的に有名な湯布院の高級旅館「山荘 無量塔(さんそう むらた)」さんがプロデュースするお店です。オープンの10時に合わせて訪れましたが、店内はお客さんでいっぱいです!

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なんと、お目当のPロール プレーン カット(475円)は予約で完売なんだそうです。残念! まさか、予約が必要だったとは……。確実に購入したい人は、ぜひ予約してください!

そして、駅から湯布院の人気スポット、金鱗湖へ向かう道中にあるのが、「湯の坪街道」です。雰囲気のよいお土産屋さんやカフェなどが立ち並びます。

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まず、入店したのが、酒屋「はかり屋」さん。酒好きの父にプレゼントを贈るのが目的です。オリジナルの地酒がすごく充実していました。店主が惚れ込んだ地元の蔵元と共同で造り上げたという純米吟醸「はなり」を購入しました。

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自分には、オシャレな瓶に入ったご当地サイダー「ゆふいんサイダー」(200円)を購入。この緑の瓶は、湯布院の癒しと安らぎを表現しているそうですよ。水はすべて由布院の天然水を使用していることもあり、プレミアムな味わいです。

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続いて訪れたのは、大分名物のゆず胡椒やカボス商品を扱う「湯布院薬味家」さん。リピーター続出だという「ゆずこしょう」を購入しました。生唐辛子をすりおろし、ゆずの果皮と塩を加えて熟成させた逸品です。試食させていただきましたが、非常にインパクトのある調味料でした。美味しゅうございました!

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同じ調味料つながりでは、「湯布院醤油屋本店」さんも見逃せません! 昔ながらの本格的な製法技術をベースにした新しい発想の醤油をたくさん取り揃えています。出汁が加えられた一番人気の匠醤油の他、かぼす醤油やゆず醤油、だいだい醤油などが美味しかったです。店内では、小さくカットされた豆腐にそれぞれの醤油をたらして試食することもできます。ライトも興味シンシン!

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最後に訪れたのが、湯布院のシンボルともいえる金鱗湖。湖底から温泉と清水が湧き出ているという変わった湖で、水温が高いために冬には湖面から霧が立ち上り、幻想的な光景を見られるといいます。もちろん、いまの季節でも自然が豊かで、湖の周りを散歩しながら美しい風景を楽しむことができました。

福岡からわずか2時間車を走らせると、日本一の「おんせん県」といわれる大分のなかでも、有数の温泉地、湯布院へ本当に手軽に行くことができました。

足湯や日帰り温泉もいたるところにありますし、宿泊しなくても、サッと温泉を楽しんで日帰りするのも全然ありですね。

コンパクトシティといわれる福岡は、ただでさえ、東京のように満員電車に何時間と揺られて通勤することなく、ストレスの少ない生活を送れる街ですが、近くにもこんな素晴らしいリフレッシュ場所があるのは、本当にうらやましいかぎりです。

どうやら、僕も本格的に移住を検討するべきなのでは?という気になってきました。もちろん、妻もワンコも大満足でしたので。

それでは引き続き、明日からも福岡の魅力をバンバン紹介していきます!
よろしくです!