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更新日: 2017年6月30日

福岡市におけるアセットマネジメントの取り組み

福岡市アセットマネジメント基本方針(平成20年9月策定)

 庁舎、学校、市営住宅、その他市民利用施設など、福岡市の公共施設の多くは、高度経済成長期や政令指定都市移行期の昭和40年代から50年代に集中的に整備されており、これらの施設で老朽化が進んでいます。


 「既にあるものを活かす」という発想に立ち、財政負担の軽減・平準化を図りつつ、安全・安心な市有施設を維持し、良質な公共サービスを持続的に提供することを目的に、アセットマネジメントを全庁的に導入するための方向性や取り組むべき内容、推進体制など基本的な枠組みを定めた「福岡市アセットマネジメント基本方針」を策定しています。

 なお、福岡市では、「福岡市アセットマネジメント基本方針」を国の『インフラ長寿命化基本計画』に基づく『公共施設等総合管理計画』に位置付けています。



<福岡市アセットマネジメントの方向性>

  • ◎既存ストックの有効活用
     今後の施設整備・運営管理は、既存ストックの有効活用を進めて新規整備の抑制を図る。
  • ◎計画的且つ効率的な維持管理への転換
     これまでの対症療法的な維持管理から、計画的かつ効率的な維持管理への転換を目指す。
  • ◎財政の健全化
     施設に要するコスト縮減と予算の最適配分を推進し、新たな財源獲得も含め、財政の健全化を目指す。
  • ◎市民ニーズや社会的要請への対応
     市民ニーズに基づいた施設整備・運営管理を目指すとともに、環境問題やバリアフリーなど新たな社会的要請に対応する。
  • ◎説明責任の確保と市民との共働
     市民に対する説明責任を果たし、市民との共働による施設整備・運営管理を目指す。

 「福岡市アセットマネジメント基本方針」に基づき、各施設において「実行計画」を策定し、計画的な改修による施設の長寿命化や保守管理の効率化等の取組みを進めてきており、これらを総括して取りまとめた「福岡市アセットマネジメント実行計画」を策定し、全庁的にアセットマネジメントに取り組んできています(第1次:平成22~24年度、第2次:平成25~28年度)。



福岡市アセットマネジメント推進プラン(平成29年6月策定)

 アセットマネジメントの実施にあたっては、「各施設(類型)の実行計画」に基づき取り組んできましたが、平成25年11月に、国において『インフラ長寿命化基本計画』が策定されたことに伴い、市全体でアセットマネジメントのさらなる推進を図るために、今後4年間における重点取組みを示した「福岡市アセットマネジメント推進プラン」を策定し、国の『インフラ長寿命化基本計画』や「福岡市アセットマネジメント基本方針」に基づき取り組んでいきます。



<福岡市アセットマネジメント推進プランの概要>

  1. 取組期間
    平成29年度から平成32年度(2017年度から2020年度)の4年間
  2. 今後4年間の重点取組み
    1.  将来見通し等を踏まえた「各施設(類型)の実行計画」の最適化
      • 各施設の特性に応じたアセットマネジメントの取組みの推進
      • 施設類型毎での財政負担の軽減・平準化
      • 国のマニュアル等を踏まえた計画の最適化による国の補助事業等の活用など
    2. 施設の設置目的や需要の変化等に応じた施設のあり方検討
      • 施設の設置目的や役割の検証及び必要な公共サービスのあり方検討
      • 公共サービス提供の水準や手法の最適化
      • 公共施設に関する情報の共有など
    3. 財産分類等に応じた施設の管理及び有効活用
      • 行政財産の適切な維持管理の推進及び空間的・時間的余裕部分の有効活用など




これまでの主な取り組み