このサイトは、「ユニバーサル都市・福岡」児童向けWeb副読本を利用する際の補助として活用されることを想定したものです。
このような考え方を、商品やサービス、施設の設計などに取り入れ、様々な人に配慮された環境づくりを行うことで、みんながやさしい、みんなにやさしいまちになります。
ユニバーサルデザインとの言葉の意味の違いを知って、理解を深めましょう。
言葉の意味は違いますが、誰一人取り残さない世界をつくるというゴールは同じです。
高齢者、障がいのある人など多様な人が生活するなかで、障壁(バリア)となるものをあとからなくす(フリー)ことです。
写真の右側に階段がありますが、これだけでは車いすに乗っている人は通れません。そこで、左側のスロープを作って、車いすに乗っている人が通れるようにしています。
あらかじめ、誰もが使いやすいようデザインを工夫することです。
市営地下鉄七隈線の各駅は、車いすに乗っている人やベビーカー利用者が乗降しやすいよう、エレベータに最も近い場所に、車いす・ベビーカー優先スペースのある車両が停車するよう設計されています。
高齢者や障がいがある人、異なる文化や言語を持つ人など、多様な人と一緒に使いやすいデザインを作っていくことです。
百道中央公園のインクルーシブな子ども広場は、地域や障がいのある人と整備内容の検討が行われました。
移動動線がスロープとなった複合遊具、車いすの子も一緒に遊べるテーブル砂場、休憩や見守りのためのベンチ、オストメイト設備や大型ベッドを備えたバリアフリートイレなど様々な設備があり、誰もがお互いを理解し、安心して笑顔で、自分らしく遊ぶことができる広場となっています。
人には様々な個性があり、見てわかる(わかりやすい)ものとわからない(わかりにくい)ものがあります。
見てわかる(わかりやすい)もの (表層的ダイバーシティ) |
体の性別、年齢、髪の色や肌の色、見てわかる障がい など |
見てわからない(わかりにくい)もの (深層的ダイバーシティ) |
性格、考え方、習慣、宗教、趣味、経験、スキル・知識 など |