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更新日:2025年5月16日

「ユニバーサル都市・福岡」児童向けWeb副読本 補助サイト

このサイトは、「ユニバーサル都市・福岡」児童向けWeb副読本を利用する際の補助として活用されることを想定したものです。

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ユニバーサルデザインの7原則

ユニバーサルデザインの7原則に関するピクトグラム。詳細は次に記載。

  1. 公平性
    :誰でも公平に利用できる (事例)自動ドア
  2. 自由性
    :使う上で自由度が高いこと (事例)階段・エレベーター・エスカレーターを選択できる
  3. 単純性
    :使い方が簡単ですぐわかること (事例)使う機能がわかりやすく大きくて見やすい自動ドアのボタン
  4. 分かりやすさ:
    必要な事情がすぐに理解できること (事例)ピクトグラム
  5. 安全性
    :うっかりミスや危険につながらないデザインであること (事例)地下鉄ホームドア
  6. 体への負担の少なさ
    :無理な姿勢をとることなく、少ない力でも楽に使用できること (事例)交通ICカード(はやかけんなど)
  7. スペースの確保
    :アクセスしやすいスペースと大きさを確保すること (事例)幅の広い自動改札

 

このような考え方を、商品やサービス、施設の設計などに取り入れ、様々な人に配慮された環境づくりを行うことで、みんながやさしい、みんなにやさしいまちになります。

 

バリアフリーとインクルーシブデザイン

ユニバーサルデザインとの言葉の意味の違いを知って、理解を深めましょう。

言葉の意味は違いますが、誰一人取り残さない世界をつくるというゴールは同じです。

バリアフリー

高齢者、障がいのある人など多様な人が生活するなかで、障壁(バリア)となるものをあとからなくす(フリー)ことです。

スロープと階段の写真

写真の右側に階段がありますが、これだけでは車いすに乗っている人は通れません。そこで、左側のスロープを作って、車いすに乗っている人が通れるようにしています。

その他バリアフリーについての詳細はこちら

ユニバーサルデザイン

あらかじめ、誰もが使いやすいようデザインを工夫することです。

地下鉄七隈線のホームの写真

市営地下鉄七隈線の各駅は、車いすに乗っている人やベビーカー利用者が乗降しやすいよう、エレベータに最も近い場所に、車いす・ベビーカー優先スペースのある車両が停車するよう設計されています。

インクルーシブデザイン

高齢者や障がいがある人、異なる文化や言語を持つ人など、多様な人と一緒に使いやすいデザインを作っていくことです。

インクルーシブな子ども広場 車いすの子も一緒に遊べるテーブル砂場 バリアフリートイレの写真バリアフリートイレの写真2

百道中央公園のインクルーシブな子ども広場は、地域や障がいのある人と整備内容の検討が行われました。

移動動線がスロープとなった複合遊具、車いすの子も一緒に遊べるテーブル砂場、休憩や見守りのためのベンチ、オストメイト設備や大型ベッドを備えたバリアフリートイレなど様々な設備があり、誰もがお互いを理解し、安心して笑顔で、自分らしく遊ぶことができる広場となっています。

インクルーシブな子ども広場の詳細はこちら

個性について

人には様々な個性があり、見てわかる(わかりやすい)ものとわからない(わかりにくい)ものがあります。

見てわかる(わかりやすい)もの
(表層的ダイバーシティ)
体の性別、年齢、髪の色や肌の色、見てわかる障がい など
見てわからない(わかりにくい)もの
(深層的ダイバーシティ)
性格、考え方、習慣、宗教、趣味、経験、スキル・知識 など