福岡市内の農家でチームを組み活動している「博多ヨーロッパ野菜研究会」では、季節に合わせて様々な品目のヨーロッパ野菜を栽培しています。柔らかく甘みのある「カリーノケール」をはじめ、様々な彩りを楽しめる「カラフルニンジン」、赤や黄色、うずまき柄が美しい「ビーツ」など、盛り付けるだけで食卓が鮮やかになる野菜は、栄養満点で美味しいと評判です。
「博多ヨーロッパ野菜研究会」は、福岡市内産ヨーロッパ野菜の普及を目指して、2018年秋に7名の農家から始まった研究会です。種苗会社・仲卸会社とチームを組んで、栽培方法や収穫時期など試行錯誤を繰り返しながら、徐々に取り扱う品目を増やしています。「収穫した野菜はその日のうちに店頭に並べるので、新鮮なヨーロッパ野菜を食卓に届けられるのが福岡市内で栽培する魅力です。」と、代表の柴田さん。「今はまだ市場では珍しい野菜ですが、ご家庭でも身近な野菜になり、福岡の食が豊かになると嬉しい。」と語ってくれました。
ヨーロッパ野菜の鮮やかな色味と旨味をたっぷり味わえるのが、スムージー。特に、通年を通して楽しめる「カリーノケール」は、ケール独特の苦味が少なく甘味があり、ミネラル・ビタミンなどの栄養価が高いのでおすすめです。「博多ヨーロッパ野菜研究会」が作っている野菜たちは、某豪華列車やホテル、ブライダルなどで多く採用されており、見た目の美しさは折り紙付き。和食・洋食・中華料理など、どんな料理に加えてもお洒落に美味しく仕上がります。ぜひ、ご家庭でもサラダやかき揚げ、炒め物など気軽に取り入れてみてください。