近年、福岡市ではカンピロバクター食中毒が多発しています。
以下のポイントに気を付けて、カンピロバスターズとともに食中毒を予防しましょう。
カンピロバスターズの活躍がYouTubeで公開中です。ぜひご覧ください。
カンピロバスターズ「鶏肉に潜むカンピロバクターに注意せよ!」(YouTubeページへ)
カンピロバクターとは、動物の消化管内に存在する細菌で、市販の鶏肉の60%以上に付着しているという報告があります。
菌が体内に入ってから1~7日で、下痢や腹痛、発熱などの症状が出ます。
まれに、「ギラン・バレー症候群」を発症し、神経麻痺などの後遺症が残ることもあります。
カンピロバクターは肉の内部まで入り込むため、表面だけの加熱では不十分です。
75℃で1分以上を目安に、中心部までしっかり加熱しましょう。
肉と野菜を同じまな板で調理すると、肉に付着していた細菌が野菜に付着し、その野菜を生で食べて食中毒になることがあります。使用後の調理器具は十分に洗浄し、熱湯などで消毒しましょう。
飲食店等で、鶏の刺身やたたきなど、加熱不十分な鶏肉を食べたことが原因となった事例が多く見られます。
「新鮮だから安全」というのは大きな間違いで、むしろ新鮮な鶏肉ほど、活発なカンピロバクターが付着している可能性があります。