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更新日:2025年12月22日

積水ソーラーフィルム株式会社との連携協定

 福岡市ではこれまで、「2040年度 温室効果ガス排出量 実質ゼロ」を目指し、ペロブスカイト太陽電池のトップランナーである積水ソーラーフィルム株式会社と全国に先駆けた実証実験などを行ってきたところですが、この度、両者で「脱炭素社会の実現に向けた連携協定」を締結する運びとなりました。

なお、積水ソーラーフィルム株式会社が協定を結ぶのは、福岡市が自治体としては全国初となります。

 今回の連携協定を契機に、大規模な再エネ設備の設置が難しいといった都市部の課題を解決し、新たな都市型創エネモデルの確立を目指して、福岡市をフィールドとした技術開発の実証実験などに取り組んでまいります。

 

高島市長と上脇社長

 (高島市長、積水ソーラーフィルム株式会社 上脇社長)

 

ペロブスカイト太陽電池イメージ

イメージ図

【ペロブスカイト太陽電池とは】

 

薄型・軽量であり、従来型では設置困難であった、耐荷重の小さい屋根や壁面等への設置が可能であるとともに、国産が可能な次世代型太陽電池。国においてもGXの牽引役として期待される技術である。

 

1.連携概要

(1)今後の主な取組み

市内小中学校3校体育館屋根への設置

環境省「ペロブスカイト太陽電池の社会実装モデルの創出に向けた導入支援事業」の採択を受け、速やかに市有施設への設置を行う。

  • 設置予定場所:高宮中学校、老司小学校、原西小学校
  • 設置面積・発電容量:合計 約265㎡ ・  約25kW

 

福岡市をフィールドとした技術開発の実証実験

  • 市内をフィールドに、壁面等、新たな設置技術の確立に向けた実証実験を実施。
  • ペロブスカイト太陽電池の社会実装を推進する。

   

(2)これまでの取組み

FGN(Fukuoka Growth Next)における実証

  • FGN屋上において、ペロブスカイト太陽電池と防水材の一体施工を行い、防水性能や発電効率等を確認
  • 公共施設としては全国初の実証

 

香椎浜小学校体育館への率先導入

  • 従来型では設置困難な体育館の薄型金属屋根への設置
  • 設置面積は約200 ㎡ 、国内最大規模の実装