福岡市ではこれまで、「2040年度 温室効果ガス排出量 実質ゼロ」を目指し、ペロブスカイト太陽電池のトップランナーである積水ソーラーフィルム株式会社と全国に先駆けた実証実験などを行ってきたところですが、この度、両者で「脱炭素社会の実現に向けた連携協定」を締結する運びとなりました。
なお、積水ソーラーフィルム株式会社が協定を結ぶのは、福岡市が自治体としては全国初となります。
今回の連携協定を契機に、大規模な再エネ設備の設置が難しいといった都市部の課題を解決し、新たな都市型創エネモデルの確立を目指して、福岡市をフィールドとした技術開発の実証実験などに取り組んでまいります。
(高島市長、積水ソーラーフィルム株式会社 上脇社長)

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【ペロブスカイト太陽電池とは】
薄型・軽量であり、従来型では設置困難であった、耐荷重の小さい屋根や壁面等への設置が可能であるとともに、国産が可能な次世代型太陽電池。国においてもGXの牽引役として期待される技術である。
環境省「ペロブスカイト太陽電池の社会実装モデルの創出に向けた導入支援事業」の採択を受け、速やかに市有施設への設置を行う。