福岡市のアスベスト対策

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　福岡市では、副市長をトップとし、環境局長、財政局長、こども未来局長、福祉局長、保健医療局長、住宅都市局長、教育長で構成する「福岡市環境保全プロジェクト推進本部アスベスト対策調整部会」を設置し、平成25年４月にアスベスト対策の基本方針となる「アスベスト対策推進プラン」を策定しました。
　さらに平成30年3月には、災害時の損壊建築物等からのアスベスト飛散防止等の内容を追加した「福岡市アスベスト対策推進プラン（第二次）」を策定しました。

福岡市アスベスト対策推進プラン（第二次）　本編（618kbyte）　　資料編（661kbyte）

 　本推進プラン（第二次）では、吹付けアスベスト等の除去推進のための使用実態把握、関係機関等との連携や監視・指導による解体等工事からのアスベスト飛散防止、市民への積極的な情報発信、災害時のアスベスト飛散防止などに取り組むこととしており、平成30年6月には災害時のアスベスト飛散防止対策の一環として、被災建築物のアスベスト調査に関する協定を、関連団体と締結しました。

　また、これまでの取り組み状況は以下の通りです。

　多数の人が利用する建築物で、露出して施工されている吹付けアスベスト及びアスベストを含有する吹付けロックウールの分析調査や除去等工事に対し、建築物の所有者等に、その費用の一部を補助する制度を平成20年度から行っています。

　なお、平成25年4月1日より、警固断層に着目した建築物の耐震対策の対象区域内に存する延べ面積が1,000平方メートル以上の指定建築物の除去工事に対する補助金額を従来の上限120万円から300万円へ引き上げております。

  福岡市では、アスベストによる大気汚染の現状を把握するため、一般環境大気中のアスベスト濃度をモニタリングしています。

　例年、市内５ヶ所で測定をしています。昨年度の測定結果は全ての地点で、世界保健機関(ＷＨＯ)の環境保健クライテリアと比べて「健康リスクは検出できないほど低い」ものでした。

令和５年度　相談・問い合わせ件数 （91kbyte）NEW!!