「曲渕水源かん養林」で森の中での自然観察、間伐などを行う森の手入れ体験、間伐材を活用したクラフト体験を行いました。現地では、普段から活動されている「福岡市水源林ボランティアの会」の方からも、水源林の解説や間伐の体験などご協力いただき実施しました。森の中ではサワガニやカタツムリ類などの生きものや、雨水や小川の流れを観察することで、水源林としての機能を実感することができました。
日時:令和2年10月10日(土曜日)、令和2年11月7日(土曜日)
油山市民の森とその中にある「カブトムシの森」の説明がありました。人が手を入れることで里山の自然を維持するという,森の手入れの重要性について説明がありました。その後,屋外に出て,野鳥や植物の観察を行いました。たくさんの野鳥の声が聞こえ,観察できました。植物では,色鮮やかな冬苺がたくさん実をつけていて,小さな森の恵みを味わえました。紅葉がちょうど見ごろの時期で,とてもきれいでした。
日時:令和元年11月7日(日曜日)
今回のテーマは「森の手入れ」です。間伐体験では,受け口づくりを参加者で行い,その後,参加者は安全な場所に移動して,スタッフが間伐するのを見学しました。倒した木は約20メートルのクヌギです。細く見えましたが,倒れた音は大きく,生きている木の重さを実感しました。その後,倒した木の枝やその周りに生えてきた小木の除伐を行い,次回の焚火体験で使用する薪を集めました。
日時:令和元年12月15日(日曜日)
シイタケの栽培方法を学習した後,榾木(ほだぎ)を作るため,前回間伐したクヌギをノコギリで切り,ドリルで穴をあけ,シイタケ菌を打ち込みました。シイタケが出てくるには,2回夏を超える必要があり,収穫は来年の秋以降です。また,実際に榾木(ほだぎ)から生えているシイタケの収穫をしました。前回集めた薪を使って焚火を体験して,収穫したシイタケを焼いて,森の恵みを味わいました。
日時:令和2年1月19日(日曜日)
横浜市で長年森づくり活動を続けている『よこはま里山研究所』の村松正治さん・吉武美保子さんと一緒に,市民による森づくり活動やその楽しさについて語り合いました。
日時:令和元年12月21日(土曜日)
水源を守る活動をしている「福岡市水源林ボランティアの会」の方から,水源かん養林の役割や森の特徴,生きものの説明がありました。参加者から「いつも飲んでいる水と森の役割が関係しているとは知らなかった」「見上げた木の高さは測ってみると意外に大きい!」などの感想がありました。最後に,野河内渓谷の冷たくてキレイな水に触れながら,沢沿いの森を観察しました。
日時:令和元年9月14日(土曜日)
「福岡市水源林ボランティアの会」の方が,スギの木に切れ込みを入れた後,参加者でロープを引いて倒しました。「ズンッ」という迫力のある音が森の中に響き渡りました。その後,一人ひとりがのこぎりで倒した木の玉切りを体験しました。最後に,チェーンソーで作ったスギの薄切りをお土産として持って帰りました。
日時:令和元年10月12日(土曜日)
フォークorスプーンづくりでは,取手をそれぞれ気に入るまで,紙やすりで削りました。趣のある手触りと模様の取手が出来上がり,フォークorスプーンの先端をくっつけて完成です。線香づくりでは,乾燥させたスギの葉をハサミ,ミキサー,ミルを使って細かくし,粉状になった葉をお湯でこねながら成形していきます。乾燥に2週間程度かかるため,スギの線香の香りは持ち帰ってのお楽しみです。最後にみなさんの作品を一つのテーブルに並べて,記念撮影を行いました。
日時:令和元年11月2日(土曜日)
5月22日の「国際生物多様性の日」にあわせて,世界各国で生物多様性の保全のメッセージを伝えるイベントが行われます。福岡市においても,多くの方に生物多様性に関心を高めていただくため,生物多様性をテーマにした展示会を開催しました。
日時:令和元年11月2日(土曜日)
福岡市は「生物多様性国家戦略」を踏まえ,平成24年5月に「生物多様性ふくおか戦略」を策定しました。
身近な生物多様性について考えるため,自然や生きものについて活躍するゲストのお話を聞いて,ふくおかの生きものと,私たちのくらしのためにできることを,自然にちなんだお茶やお菓子を食べながら楽しく話し合いました。
英彦山のコケの研究をしている木村素子さんをお招きし,まちなかのコケの観察し,その魅力について語り合いました。コケ植物はさらに3つに分類されるそうです。先生が研究されているスギゴケの仲間は,帽がある!ということで帽の特大模型も持ってきていただきました。私たちの身近にある小さな植物コケ。普段何気なく通り過ぎている道にもひっそりとたたずむコケ。ツボミが膨らむサクラの木のコケたちをみんなで食い入るように観察しました。
日時:平成31年3月9日(土曜日)
シロウオの産卵場保全活動を行なう伊豫岡(いよおか)宏樹先生(福岡大学)をゲストに,室見川での活動や,シロウオとシラウオの違いについてのお話を聞きました。シロウオは他の地域にもいるそうですが,室見川のシロウオは特に有名だそうです。福岡に春を告げるシロウオ。先生も言われるように地域限定・季節限定ってわくわくします!エネルギッシュな先生のお話を聞いて,室見川シロウオ産卵場造成プロジェクトにも参加したいね,という声がたくさん聞こえてきました。
日時:平成31年2月16日(土曜日)
日本中の森を歩き,人と森との出会いの場を作っている「森の案内人」三浦豊さんをお招きし,森の見方や感じ方をお聞きしました。木の1本1本に愛を注ぐ三浦さんは,どの木が好きか聞かれても困ってしまうそうです。参加者の皆さんからも森に行きたくなった!との声が多数でした。申込多数で高倍率の抽選となったオプションツアー『アクロス山ガイド』では,アクロス山を三浦さんと一緒に,見逃す木々がないようゆっくりと散策しました。
日時:平成30年12月22日(土曜日)
博多昆虫同好会の福田治さんに,植物と昆虫の攻防や戦略,そして植物と昆虫によって私たちのくらしが支えられていることを,きれいな写真とともにわかりやすく紹介していただきました。虫がいなければ植物は育たず,私たちの食べ物もやがてなくなってしまうそうです。どんぐりが固いのは昆虫や動物に食べられないための植物の戦略ですが,今回のトーク・カフェでは,粉にしてお団子でおいしくいただきました。
日時:平成30年11月23日(祝日・金曜日)
折り紙でいろいろな生きものを作って,いろいろな場所にいろいろな生きものが住んでいることを一緒に考えました。
日時:平成30年10月20日(土曜日)と10月21日(日曜日)
会場:福岡市役所西側ふれあい広場
5月22日にあわせて,世界各国で生物多様性の保全のメッセージを伝えるイベントが行われます。
福岡市においても,多くの方に生物多様性について関心を高めていただくため,下記のとおりイベントを開催しました。
佐賀大学の宮脇教授を講師に迎え,菌類と藻類が共生関係を結んだ複合体である地衣類に注目しながら,天神中央公園を散策しました。
日時:平成30年5月20日(日曜日)
生物多様性に関する活動を行う,団体や施設のパネル展を開催しました。
日時:平成30年5月21日(月曜日)から5月24日(木曜日)まで
会場:福岡市役所1階ロビー
参加団体:計20団体・施設
平成29年度トークカフェ第1回から第4回までのチラシはこちら (464kbyte)
第4回 「くらしからはじまる生物多様性のためのアクション」平成30年2月17日 土曜日
身近な取り組みを「糸島こよみ(生物多様性アクション大賞2016大賞)」から学び,生物多様性について意見交換しました。
第3回 「びっくり! 動画で見るふくおかの虫」平成30年1月27日 日曜日
福岡市内の身近な場所で見られる虫のスロー動画で,虫の生態等を学び,意見交換しました。
第2回 「コケなの?きのこなの?身近で不思議な地衣類」平成29年12月17日 日曜日
天神中央公園を歩き、身近で不思議な生き物「地衣類」をとおして身近な自然について意見交換しました。
第1回「舞鶴公園・生きものへのまなざし」平成29年11月23日 木曜日・祝日
舞鶴公園に棲む生きものについて学び,街中の自然について意見交換しました。
平成29年5月19日から平成29年5月25日
自然や生きものの保全に取り組む団体の活動の様子や生きものの写真,パネルの展示を行いました。
平成29年5月20日
普段見逃している昆虫や植物を歩きながら探し、観察しました。
小さな自然に目を向け,私たちができることについて,話し合いました。
普段,見落としがちな自然について,気付き・考えることができました。
実際に森のようちえんを行っている2人のゲスト講師をお招きし,活動状況や内容,感じることについて,お話していただきました。
お話を通して,子どもの環境教育の大切さを感じながら,生物多様性について学ぶことができました。
養蜂家の方をゲスト講師にお招きし,ミツバチについてお話を聞きました。ミツバチを通して,身近な植物や自然,生物多様性について学ぶことができました。
(一社)ふくおかFUNの大神弘太朗さんをゲスト講師にお招きし,博多湾にいる生きもののお話を聞きました。博多湾にいるたくさんの生きものの写真を見ながら,博多湾の豊かさや生きもののつながりを学びました。
その後は,お話の感想や博多湾のために私たちができることを話し合いました。
日時:平成28年5月19日(木曜日)から5月24日(火曜日)まで
会場:福岡市役所1階ロビー(中央区天神1丁目8番1号)
【自然観察会】 ~天神周辺の自然を観察~
日時:平成28年5月22日(日曜日) 午前11時から午後12時まで
場所:アクロスステップガーデン
ビオトープのメダカやヒナモロコ,春の野草を使って,観察会や五感を使った体験など自然の面白さを伝えることが出来ました。今回のトークカフェでは,「自然や生きもの」と「ごみ」をつなげ,生物多様性について考えました。
第4回トーク・カフェの様子はこちら (334kbyte)
食べることが,土や水,微生物,植物,動物すべてにつながっていることを実感し,生物多様性のつながりを考えました。
第3回トーク・カフェの様子はこちら (334kbyte)
福岡市内の特別緑地保全地区の1つである鴻巣山で,どんぐり拾いや木々や生きものの観察を行いました。
第2回トーク・カフェの様子はこちら (363kbyte)
海の生物多様性を知るため,生きものの隠れ場所である,”アマモ場”でシュノーケリングを行いました。
第1回トーク・カフェの様子はこちら (457kbyte)
平成27年5月19日 から 5月25日 まで
5月22日の「国際生物多様性の日」にあわせて,自然や生き物を守る活動をしている団体の活動の様子や,生きものたちの写真展を行いました。
「生きものと私たちのくらし展」開催写真 (803kbyte)
平成27年5月23日土曜日
日々いろんな生きものを観察している田村耕作さんをゲストに,市役所周辺を歩きました。
自然観察会で見つけた植物や虫の写真の一部 (979kbyte)をご覧ください。
今年度最後となったトークカフェ。 これまでのトークカフェの内容をみんなで振り返りました。
第5回トーク・カフェの様子 (3,622kbyte)
はじめは,エコネットふくおかの真島さんの読み聞かせから。みなさんもたくさんの本を持って集まってくださいました。
第4回トーク・カフェの様子 (1,847kbyte)
NPO法人エコネットふくおか事務局 真島泰子 氏 福岡市臨海3Rステーション
3Rの推進(ごみ減量やリユース,リサイクル等)に関して,市民啓発のために多くの展示や教室,各種講座を開催されています。福岡市臨海3Rステーションの管理をしていただいています。
花栗さんと大平さんに生物をよぶ庭づくりについて伺いました。今回出た意見や質問への回答から,「生きものをよぶ庭づくりイラストマップ」を作成する予定です。
第3回トーク・カフェの様子 (1,889kbyte)
花栗 美百合 氏 環境デザインMiyuri企画
通常,「ガーデニング」というと,色とりどの花や,美しく整然と選定された樹木のある庭をイメージしがちですが,花栗さんの庭造りのテーマは,「限りなく自然に近い庭の構築」。植物も動物もできるだけ殺めず,もともとの地形や樹木を活かしたり,その場所の季節に合った植物やそこを訪れる生きものをを愛でるための庭づくりを実践されています。
大平 裕 氏 ビオトープ管理士会北部九州支部
いろんな生きものや,その生息環境に詳しいのはもちろんですが,解説のお話がとても素敵。特に身近な場所で出会える生きもののことを知ってもらいたいと感じていらっしゃるそう。チョウやハチ,バッタ,テントウムシなど,どんな場所を好むのか,食う食われるの関係をバランスよく保てる場所など。
3名のゲストにお越しいただき,それぞれ活動の様子を伺いました。
・鎌田さん:樹木や草木を選んで伐採・草刈りすることで森の更新を促し,生きものがくらしやすい場所をつくっている。
・菊水さん:イシガメの産卵穴を掘り返して卵を食べるシマヘビの生態を通じて生息地を調査している。
・松本さん:干潟は多様な生きもののすみかになっていることを知り,干潟を楽しんでもらいたいという思いで活動している。
第2回トーク・カフェの様子 (2,526kbyte)
鎌田 隆 氏 油山自然観察の森 森を育てる会
油山の「カブトムシの森」「アカマツ林」で活動を始めてもうすぐ20年。
森が目指す将来像を明確にイメージしながら,保全作業はもちろん,植生調査,昆虫調査,勉強会などを行う。
プライベートでは木工が得意。
菊水 研二 氏 元岡「市民の手による生物調査」
九州大学本岡キャンパスの「生物多様性ゾーン」で,両性爬虫類を中心に生きもの調査を行っている。フィールドに設置したカメモニターで撮影された動画に何が映っていたか・・・
松本 悟 氏 ウェットランドフォーラム
和白干潟やアイランドシティ周辺の環境改善や保全のための調査,イベント,提言などを行う。
干潟を遊びの場としてエンタテインメント的にどう楽しく利用するか,というのが近頃の松本さんの関心事。
まほろば自然学校の岩熊志保さんと,NPO法人大宰府アートのたねの牟田佳子さんをゲストに,2団体で取り組んでいる事業「未来に続く自然体験 まほろばのくに」について,かなたけの里公園でお話を伺いました。
第1回トーク・カフェの様子 (1,042kbyte)
岩熊 志保 氏 まほろば自然学校 代表
平成17年から太宰府市内で「昆虫標本講座」や「まほろば記者クラブ」など,生きものを通じた環境教育や,太宰府市民の森にて子どもたちと湿地再生活動に取り組む。専門は昆虫の行動生態学。特にカメムシ。
牟田 佳子 氏 NPO法人太宰府アートのたね 事務局
子どもを対象とした絵の教室「牟田アトリエ」を主宰して25年以上。2012年,NPO法人アートのたね設立の中心メンバーとして関わる。太宰府天満宮の「くすかき」や伝統工芸ワークショップなど,太宰府の自然と文化・伝統を大切にしたアートのまちづくりに取り組む。