現在,「空きびん・ペットボトル用」の指定袋でペットボトルを出す際は,キャップとラベルをはずしていただくようお願いしています。
回収された空きペットボトルは,福岡市の選別処理施設を経てリサイクルされますが,正しい方法で出されていないペットボトルが多く見られます。
回収されたペットボトルは,異物の選別をした後,容積を小さくするため圧縮し,梱包されて再商品化事業者に引き渡されます。ところが,圧縮されたペットボトルのかたまりをバラバラにしてみると…
選別後に圧縮梱包されたペットボトルのかたまり。
これをひらいてバラバラにしてみると…
キャップ付きのペットボトルがたくさん入っていました!
汚れが付着しているもの
中身が入っているもの
その他にも,汚れが付着したものや,中身が残っているボトルもありました。
そのうち,中身が残っているペットボトルは,キャップも付いたままになっていました。
選別処理施設では,異物の混入がないか人の目で確認し,手作業で選別しています。キャップ付きのものや,汚れが付着したのものも可能な限り除去していますが,大量のびんとペットボトルを処理するなか,金属などの異物もたくさん混入しており,全て除去するのは困難な状況です。
手作業による選別
混入していた異物
金属類も多く混入している
キャップとラベルは,ペットボトル本体とは異なる素材でできており,一緒にリサイクルすることができません。なかでも,キャップが付いたままのものは,中身が残りやすく,リサイクルに支障をきたすおそれがあります。
そこで…
ステップ1 キャップとラベルをはずす(キャップとラベルは「燃えるごみ」へ)
ステップ2 中を軽くすすぐ
ステップ3 横に平たくつぶす
ステップ4 空きびんと一緒に「空きびん・ペットボトル」の指定袋へ入れる
※写真付きの詳しい出し方はこちらをご覧ください!
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空きびん・ペットボトルの分け方・出し方
適正なリサイクルのため,みなさんひとりひとりのご協力をお願いします!