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更新日: 2022年9月27日

市内小売店向 「売りドキ!予報」で食品ロス削減!

食品ロスとは

「食品ロス」とは、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のこと。
日本では年間600万トンもの食品ロスが発生しており、その内、飲食店等の事業所からは約324万トン発生しています。(農林水産省 平成30年度推計値)

福岡市内でも、事業所から出る食品ロスのうち、賞味期限切れ等により廃棄される手つかず食品は年間約9,000トンにものぼります。(令和元年度推計値)

福岡市では、スーパーマーケットやパン屋等小売店における食品ロス削減のため、令和2年度から(一財)日本気象協会と共に、AIによる商品需要予測システム「売りドキ!予報」を活用し、食品ロスを削減する実証実験を実施しています。




食品ロス削減 実証実験結果

令和2年度に、この「売りドキ!予報」を、市内の店舗に導入した結果、食品ロス削減に一定の効果が見られました。

実験期間:令和2年9月~令和3年1月

実験店舗:市内小売店8社10店舗

実験結果:8社中6社で食品の廃棄が減少、7社で売上が増加。
8社中6社で食品の廃棄現象
8社中7社で売上増加
実験参加店舗アンケート回答(抜粋)
 ・雨の日の廃棄量が減った(食品ロス削減に効果があった)
 ・商品を仕掛けるタイミングに使えた
 ・機会ロス(欠品等による販売機会の損失)が大きく減った




「売りドキ!予報」の導入について

「売りドキ!予報」はインターネット環境があればどなたでもお使いいただけます。
令和3年度は、市内店舗の皆様は無料で導入いただけます。(令和5年3月31日まで)
「売りドキ!予報」の導入は「購入プラン紹介」から「福岡市事業者向け」を選択してください(外部リンク)




「売りドキ!予報」の活用例

売りドキ!予報画面
(1)予測が「不調(需要が低い)」となった商品は、発注量・製造量を減らすことで、食品ロス(食品の廃棄)を削減
(2)予測が「売りドキ!(需要が高い)」となった商品は、発注量・製造量を増やすことで、機会ロス(欠品等)を削減
(3)来店客数の変動にあわせて割引タイミングを調整




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