城南区では、区内にある中村学園大学、福岡大学と区との連携事業や、様々な地域との交流事業を行っています。
令和5年度の交流事業を掲載しています。
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令和5年12月16日(土曜日)に城南公民館で中村学園大学合同吹奏楽部の学生による「大学生と遊ぼう!Xmas音楽会」が開催されました。
イベントには小学生が25人が参加し、はじめに大学生と一緒に、クリスマスツリーの飾り付けをしました。公民館の職員に教えてもらいながら、折り紙でサンタクロースと星を作って、素敵なクリスマスツリーを完成させ、会場を華やかに彩りました。
吹奏楽部の皆さんは、人気のアニメの曲やクリスマスメドレーなどを披露してくれたほか、楽器当てクイズや指揮者体験を通して子どもたちを楽しませてくれました。最後は小学生も一緒に、リコーダーや鍵盤ハーモニカで「ジングルベル」を演奏し、盛大な「Xmas音楽会」となりました。
令和5年9月28日(木曜日)に中村学園大学で「身近な税金に関するセミナー」を開催しました。このセミナーは令和4年度から城南区(課税課、納税課)と西福岡税務署が共働で実施している事業で、28名の学生が参加しました。
城南区から、昨年度の福岡市の市税収入は3,656億円で歳入全体の約35%を占めており、歳出では子ども医療費の助成拡大など、子育てや教育に関する事業等に使われていること、市県民税と所得税との違いや税金を滞納した場合の延滞金や滞納処分などについて説明しました。
西福岡税務署からは、所得税の計算方法や所得控除の内容について説明があり、アルバイトなどの給与収入が103万円以上になると、親族(保護者など)の扶養控除の対象外になることや、給与収入130万円以下など要件を満たせば、勤労学生控除を受けることができることなど、学生向けの分かりやすい話があり、学生たちは熱心に聞き入っていました。
参加した学生からは、「とてもわかりやすく勉強になった」、「社会人になる前に身近な税金について知ることができてよかった」、「次回もまた参加したい」などの感想をいただきました。また、会場には、金額をイメージしやすいように、実物と同じ重さの1億円のレプリカを展示し、参加者は興味深げにその重さを確認していました。
令和5年8月23日(水曜日)に城南保健所で「食のわくわく体験講座」を開催しました。この講座は、8月の食品衛生月間行事として、城南保健所衛生課と中村学園大学が共働で実施しており、当日は小中学生の親子5組11名が参加しました。
初めに、中村学園大学栄養科学部栄養科学科の森口里利子先生から、「毎日の牛乳で骨骨(コツコツ)貯金をしよう」をテーマに、骨の成長期が小中学生の時期のみであること、骨の成長に必要な栄養「カルシウム」が牛乳にはたくさん含まれていることなど、クイズを交えながら話をしていただきました。
その後、城南区鳥飼にある杏仁豆富専門店「恵比寿堂」の毛利寿喜さんに教わりながら、くず粉をつかった杏仁豆富を作りました。牛乳やくず粉などの材料を混ぜ合わせ、火にかけて作った生地を冷やし固めている間に、食品を扱う上で日頃から気を付けていることなども話していただきました。できあがった杏仁豆富は、もちもちとした食感でとてもおいしく、みんなで楽しく食品衛生について学ぶことができました。
令和5年7月28日(金曜日)に田島公民館で中村学園大学栄養クリニック主催の「栄養ワンダー2023」が開催されました。65歳以上の方を対象に身体測定、舌圧(ぜつあつ)、歩行速度、立ち上がりテストなど様々な健康測定と、管理栄養士による健康指導が行われました。田島校区の健康づくり推進部に協力をいただいたほか、区からも血圧測定に職員が参加しました。
令和5年7月8日(土曜日)に、田島校区で小学生を対象とした料理教室が開催されました。主催は、田島校区で子ども向けイベントを行っている団体「わくわくランド」の皆さんと同校区の子ども育成部で、講師は中村学園大学食物研究部の学生8名が務めてくれました。子どもたちは、シュウマイ、コロコロサラダ、かきたま汁、白玉フルーツポンチの作り方を学生に教えてもらいながら完成させ、最後は学生やわくわくランドの皆さんと一緒においしく食べることができました。
関連リンク:田島公民館ブログ
令和5年6月29日(金曜日)に長尾公民館で中村学園大学栄養クリニック主催の「栄養ワンダー2023」が開催されました。65歳以上の方を対象に身体測定、舌圧(ぜつあつ)、歩行速度、立ち上がりテストなど様々な健康測定が行われ、測定後は管理栄養士による健康相談コーナーが設けられました。また、会場内では間食の必要性や簡単なレシピなどを紹介する動画が放映されたほか、参加者には栄養価が高く間食にもおすすめのキウイフルーツと牛乳がお土産として提供されました。参加者からは、「勉強になった」、「毎年開催してほしい」などの感想がありました。
・関連リンク:中村学園大学栄養クリニック
令和6年1月21日(日曜日)に、長尾公民館で日本の伝統的な遊びを体験する「昔遊びのひろば」が開催されました。当日は、福岡大学の学生が6名参加して、子どもたちと一緒にビニール袋を使って凧を作ったり、羽子板やお手玉遊びをしたりして地域の皆さんとふれあいました。
参加した子どもたちは、公民館横の広場を全力で走り回って、今年の干支の辰などを描いた凧を高くあげることができて、とても楽しそうでした。当日の様子を長尾公民館ブログで紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
・関連リンク:長尾公民館ブログ
令和5年12月9日(土曜日)に区と福岡大学が共同で地震発生を想定した避難所開設訓練を実施しました。訓練は、福岡大学総合体育館で行われ、大学の職員と学生、区職員、防災士の資格を持つ地域住民の約50人が参加しました。
訓練では、施設の安全確認や避難者の受付対応の確認、非常用トイレの設置などを行いました。体育館では、シートを2メートル間隔で敷いて避難者のスペースを確保したり、防災士から教えてもらいながら段ボールを使った椅子やベットを作りました。
参加した大学生は、「受付の対応や非常用トイレの設置方法など避難所を運営するための準備について具体的に知ることができて良かった。」、「避難所運営に携わることになったら、今回の訓練や日頃の災害ボランティア活動での経験や知識を活かしたい。」などの感想がありました。
福岡大学では、大学の人材やスポーツ施設を活用して、区内の中学校の部活動を支援する事業を始めました。約120人の学生が、指導者としての心構えやけがをした際の対処法などを事前に学び、指導者として活躍しています。
初回の10月7日(土曜日)は、剣道とサッカーの合同練習が福岡大学で行われ、友泉中学校、梅林中学校、城南中学校、片江中学校の4つの中学校から約40人の中学生が参加しました。剣道では、素振りをする中学生に基本の構えなどについて指導したり、サッカーでは、試合形式の練習を行い、実技を交えたアドバイスなどを行いました。
サッカーの指導を担当した学生は「教員を目指しているので、中学生の指導をすることはとても良い経験になった」、「中学生がのびのびと活動できる環境づくりができればいいと思う」などの感想やこの活動を通した地域貢献に対する思いを語りました。また、参加した中学生からは、「人工芝でボールが蹴りやすかった」、「練習中にたくさん褒めたり励ましたりしてくれたので、最後まで頑張ることができた」、「中学校ではしないような練習ができた」などの感想がありました。
合同練習は、10月から12月の土曜日午後に、福岡大学の陸上競技場、サッカー場、剣道場、バレーボールコートで行われ、学校へ訪問しての指導も予定されています。
令和5年7月29日(土曜日)に、片江公民館で自然観察会が開催されました。講師として福岡大学助教の伊豫岡宏樹先生から川での遊び方や注意点について話をしていただいたあと、片江川に入って生き物を探しました。また、地域の身近な自然の魅力や楽しみ方を伝える活動をしている片江校区の「かたえレンジャー」にもサポートをしていただき、ドンコやカエル、ヤゴやモクズガニなど色々な生き物を見つけることができました。
・関連リンク:片江公民館ブログ
令和5年7月25日(火曜日)に、長尾公民館で小学生を対象とした勾玉づくり教室が開催されました。福岡大学社会教育実習生の田邉篤也さんと上野楓佳さんが参加し、小学生のサポートをしてくれました。子どもたちは、地域の皆さんや大学生に教えてもらいながら、石を削って磨き上げ、勾玉づくりを楽しんでいました。
・関連リンク:長尾公民館ブログ
令和5年7月9日(日曜日)に、区と福岡大学が連携して田島公民館で城南区市民カレッジ歴史講座を実施しました。福岡大学人文学部歴史学科の大重優花さんから、中世の博多には、宋から渡ってきた商人が住んでいてチャイナタウンといえるような都市を築いていたことや、油山「天福寺」の梵鐘からチャイナタウンとの関係性を考察するなど、とても興味深い話をしていただきました。参加者の皆さんからは「とてもおもしろかった。」や「勉強になりました。」などの感想がありました。
・関連リンク:田島公民館ブログ
令和5年7月8日(土曜日)に、区と福岡大学が連携して城南公民館で城南区市民カレッジ歴史講座を実施しました。福岡大学人文学部歴史学科の中村昴希さんから、「室町・戦国時代の公家・武家文化」について、当時の古文書や文献から考察した公家や武家の生活の実態について話をしていただきました。参加された皆さんからは、「公家や武家文化の日常を知ることができた」や、「今まで知らなかったことをたくさん知ることができた」などの感想がありました。
令和5年6月24日(土曜日)に、区と福岡大学が連携して別府公民館で城南区市民カレッジ歴史講座を実施しました。今回は「日宋貿易と天目茶碗」について、福岡大学人文学部歴史学科の景山千裕さんから、日本の喫茶文化の概要や茶道具である「天目茶碗」とはどのような製品なのかお話いただきました。また、冷泉公園付近の博多遺跡からは、日宋貿易で輸入された中国製の天目茶碗がたくさん発見されたことや、博多以外の地域では出土していないラッパ形の天目茶碗に関すること等の貴重なお話に参加者の方々も興味深く耳を傾けていました。
・関連リンク:別府公民館ブログ