
油山にある片江展望台は、ハチクマの渡りが観察できる日本有数のスポットです。
観察のおすすめは、秋分の日(9月23日)前後の風が弱くよく晴れた日と言われています。
ハチクマは、両翼を広げた長さが130センチメートルになる大型のタカです。
夏に日本で子育てをし、秋になると越冬のため東南アジア方面へ飛んでいく渡り鳥です。
蜂の幼虫を食べる習性があること、仲間のクマタカに似ていることがハチクマの名前の由来といわれています。

令和7年度は9月6日から10月10日にかけて日本野鳥の会福岡支部によるハチクマの飛来数の観測が行われました。
観測期間中のハチクマ飛来数の合計は6,471羽でした。
今年度のピークは9月27日の土曜日で、1,611羽のハチクマが観測されました。
