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更新日:2025年8月25日

友好交流都市長野県安曇野市との交流事業

令和7年度 東区と安曇野市と青少年交流事業

古代に、志賀島近辺の海域を拠点にしていた海洋民族「あづみ族」が何らかの理由で全国に分散し、その一部が長野県穂高町(現安曇野市)に移り住んだといわれています。

東区では、この歴史的な背景に着目し、平成元年度から穂高町との交流を始め、平成3年度からは青少年の相互訪問を行っています。

今年度は、東区の青少年を安曇野市へ派遣し、集団生活を通じて郷土の歴史や文化、風俗、風習などを学びあいながら、生まれ育ったまちへの郷土愛を培うとともに、歴史的に深く結ばれた安曇野市の青少年との友好を深め、豊かな個性と広い視野を持った青少年の健全な育成を図るために交流事業を実施しました。

画像:安曇野市役所で集合写真

 

実施期間等

(1)実施期間

令和7年7月23日(水曜日)から7月25日(金曜日)

(2)実施場所

長野県安曇野市ほか

(3)行事内容

歓迎式典、穂高神社見学、大王わさび農場見学、上高地散策、穂高神社奥宮・明神池見学、そば打ち体験等

(4)参加者

福岡市東区に居住する 小学5年生~中学2年生 10名

 

安曇野市での交流事業のようす

青少年交流再開後初めて、7年ぶりに安曇野市を訪問し、現地の小中学生10名と交流を行いました。

 

画像:穂高神社見学画像:大王わさび農場見学画像:バーベキューのようす画像:上高地散策画像:明神池画像:そば打ち体験

青少年交流事業 写真展

令和7年度の青少年交流事業では、東区の参加者にインスタントカメラを渡し、交流事業の様子を撮影してもらいました。

現地の風景など、参加者の楽しい思い出がつまった写真展を開催します。

(1)期間

令和7年9月19日(金曜日)から10月5日(日曜日) 午前9時から午後8時

(2)場所

なみきスクエア1階 ひまわり広場(福岡市東区千早4丁目21番45号)

友好交流都市 長野県安曇野市との交流事業
海と山の出会いを求めて

東区と、長野県安曇野市(旧穂高町)とは、平成元年から交流を実施しています。なぜ、遠く離れた二つのまちがつながっているのか。その秘密は、「安曇野市」の市名の由来ともなっている、古代の海洋民族「あづみ族」のルーツにありました。
わかりやすくまとめた冊子をご紹介いたします。 ※古代の物語のため、仮説も含まれています。

 

下の冊子をクリックすると画面が開きます。

 

 

印刷用はこちら(PDF:5,160KB)

 

(両面短辺とじ印刷 →全ページを重ね、ページの真ん中でホチキス止め)

 

概要:「あづみ族」は、漁業、水運、航海などの優れた技術を持つ海洋民族で、古代に志賀島を拠点に活躍していました。なんらかの理由で日本全国に分散し、一部が長野県安曇野地方に移り住んだといわれています。

 

交流事業のあゆみ

長野県安曇野市との交流は、平成元年アジア太平洋博覧会(よかトピア)の「東区の日」を契機として始まりました。東区は「海と山の出会いを求めて」をキャッチフレーズに、古代、志賀島の海洋民族「あづみ族」が移住したと伝えられる安曇野地方との交流を、千数百年の時を経て現代に復活するという歴史ロマンの実現を目指しました。旧穂高町と志賀海神社穂高神社の協力を得て、平成6年11月3日に友好交流推進協定を結び、交流を開始。旧穂高町の安曇野市への合併以降も友好交流を継続しており、延べ1,000人以上の市民が交流をしてきました。

 

福岡市東区と安曇野市との友好交流推進協定書 (378kbyte)pdf

 

青少年交流

平成3年から、友好交流と青少年育成を目的として、双方の都市の小中学生が毎年相互訪問し交流を深めてきました。

 

福岡市での交流事業のようす(令和6年)

 

画像:交流事業歓迎式典のようす画像:志賀海神社宮司による説明画像:金印公園での集合写真

ふくやハクハク工場見学のようす博多伝統工芸館での博多織体験のようす博多織キーホルダーを作成しているようす

金印太鼓による夕焼けライブのようす

 

 

福岡市での交流事業のようす(令和元年)


画像:カヌー教室の様子画像:志賀島金印公園での様子画像:レクリエーションの様子
画像:川端商店街の見学画像:勝馬海水浴場で遊ぶ様子画像:ベジフルスタジアムで競りを見学
画像:勝馬の夕日を背に演奏する金印太鼓

 

 

安曇野市での交流事業のようす(平成30年)


画像:交流の開会式でのプレゼント交換
画像:安曇野市役所の見学画像:結団式集合写真画像:明神池
画像:わさび漬け作り体験画像:農家体験画像:みんなで花火

 

 

令和5年度 安曇野市での交流事業のようす

新型コロナウィルスの影響で中止していた交流事業を4年ぶりに再開し、令和5年8月26日、27日に長野県安曇野市を訪問しました。講演会や志賀島産商品等の販売会を実施し、安曇野市民に志賀島の魅力をより深く知っていただく機会となりました。

 

安曇野歴史サロン「安曇族の歴史ロマンと志賀島」(講演会)

第1部 講演「安曇族の歴史ロマンと志賀島」
 講師:志賀海神社禰宜
 内容:志賀島や志賀海神社の歴史、文化や志賀島からみた安曇族について紹介

 

第2部 対談「安曇族の歴史ロマンを語る」
 内容:安曇誕生の系譜を探る会会長と志賀海神社禰宜による対談

 

第1部と第2部の間には東区子ども会ジュニアリーダーによるビデオメッセージ上映を行いました。
講演会場は約200席のホールでしたが、座席の追加や立ち見が必要になるほどの盛況で、非常に多くの安曇野市民の方が関心をお持ちでした。


 講演会の様子講演会の様子2

 

志賀島産商品等の販売会

 販売商品:志賀島産ジャム、さざえ釜めしの素、ソルティレモン(焼き菓子)、金印グッズ(スタンプ、クリアファイル、ポストカード、野帳、缶バッジ、ハンドタオル)
 志賀島産の食品や、福岡市文化芸術振興財団が作成している金印グッズの販売会を行いました。
 食品やスタンプは完売し、その他の商品も多くの方に購入していただきました。

 販売会の様子販売会の様子2

 

博多どんたく港まつりでの交流

博多どんたく港まつり東区演舞台では、「安曇野市どんたく隊」に登壇いただき、賑わいを添えていただいています。各都市パレードにも参加されています。


画像:博多どんたく港まつり東区演舞台での安曇野市どんたく隊ステージ画像:博多どんたく港まつりでの安曇野市どんたく隊パレード画像:博多どんたく港まつりでの安曇野市どんたく隊パレードその2

 

 

長野県安曇野市を紹介します

安曇野市は、北アルプス連峰の麓に位置し、燕岳、大天井岳、常念岳などの3千メートル級の山々、澄んだ空気やきれいな水など自然豊かなまちです。平成17年に、豊科町・穂高町・三郷村・堀金村・明科町が合併して誕生し、標高550メートルから650メートルの地域に、約9万5千人が生活しています。市内を約15キロメートルに渡り流れる農業用水路「拾ケ堰(じっかせぎ)」は、約200年前に人々の努力により掘削され、現在の農業の発展に寄与している他、絶景を楽しめるサイクリングスポットにもなっています。環境省が定める「名水百選」にも選ばれた美しい湧水により、日本一の生産量を誇るわさびや、ニジマス、信州サーモンが育ち、日当たりの良い山麓ではりんご栽培も盛んです。また、冬には白鳥が飛来し羽を休める姿は安曇野の冬の風物詩となっています。安曇野穂高温泉郷や、個性豊かな美術館、国営アルプスあづみの公園など、観光スポットも多く、「朝が好きになる街」としても愛されています。

 


画像:安曇野市じっかせぎとじてんしゃひろばの桜画像:安曇野市映画のロケ地にもなった蓼川水車小屋画像:安曇野市旧国鉄篠ノ井線廃線敷のもみじ画像:安曇野市北アルプスの朝焼け

 

 

 

 

画像:朝が好きになる街安曇野ホームぺージへのリンクボタン
安曇野市公式ホームページはこちら

 

 

◆安曇野市の市政だよりや観光情報・イベント情報などの冊子を、なみきスクエアや東区役所2階で配布しています。