区長が東区で活動する団体の活動に参加し懇談することで、区政への積極的参加及び理解や協力を得るとともに、地域活動の実情を把握し区政への参考としています。
1月17日に若宮校区ねんりんクラブ連合会の主な活動であるスクールガード隊の活動に参加した後、懇談をしました。同連合会は、若宮校区内の8つのねんりんクラブ(老人クラブ)からなる団体です。
若宮校区ねんりんクラブ連合会のスクールガード(学校安全ボランティア)活動は、平成4年から始まり、今年で27年目です。長年の功績が認められ、平成30年には福岡市交通安全功労者表彰、福岡県交通安全功労者表彰を受賞しました。
スクールガード隊は、日頃は、小学生が登校する時間帯に活動されていますが、今回は、若宮小学校の生徒が帰宅する時間に活動してもらいました。
区長が参加した場所は若宮小学校前交差点です。この場所は交通量も多いため、普段の見守り活動でも特に気を付ける場所となっています。
安全に登校できるようにしっかり見守ります
横断歩道は青になって渡るよう声掛け
ジャンパーと帽子がユニフォームです
顔見知りの小学生が声を掛けてくれます
スクールガード隊の活動のきっかけは、若宮小学校近くのねんりんクラブである「ダイアモンドクラブ」が子どもの見守り活動を行っていたことです。ダイアモンドクラブはスクールガード活動だけでなく、小学校行事の手伝いや花壇の花植え、芋植えなどを一緒に行い、小学校といい関係を築いていました。その活動が醸成され、若宮校区ねんりんクラブ連合会が引き継いで実施するようになりました。
スクールガード隊員数は現在41人で、校区内通学路の交差点等約17ヵ所で平日の朝7時半から8時10分まで、小学生の安全誘導を行っています。毎日通学路に立つ人や、曜日で交代して立つ人、週に1回立つ人など活動の仕方は様々です。また、週に3回は青色防犯パトロール車を走らせています。その他、交通安全推進委員会が夏と冬に行っている交通安全街頭キャンペーンに参加し、飲酒運転撲滅や高齢者の交通安全などの呼びかけも行っています。
若宮校区ねんりんクラブ連合会の木場会長(中央)
交通安全推進委員会の大神会長
貴重な意見を聞くことができました
最後に区長から一言
毎日、スクールガード活動にご尽力いただきありがとうございます。
活動に参加して、また、皆さんの活動を通してのエピソードを聞いて心温まる時間となりました。また、地域と学校でとても良好な関係が築けており、スクールガードをする方もしてもらう方も、気持ちよく感じてあるのではないかと思いました。
後継者の問題もありますが、しっかりと跡を継ぐ方を育てていただき、この活動と、地域・学校のいい関係が継続していくことを期待しています。
参加者で記念撮影