現在位置:福岡市ホームの中の東区の中の魅力・イベントから箱崎・馬出モデルコース - ひがしくのみりょく。- 福岡市東区の魅力
更新日: 2023年11月20日


箱崎・馬出 観光モデルコース 


箱崎へのアクセス

  • 博多から地下鉄】福岡市地下鉄「博多駅」から「中洲川端駅」で乗り換え「箱崎宮前」で下車【電車】JR「博多駅」からJR「箱崎駅」で下車
  • 天神から【地下鉄】福岡市地下鉄「天神駅」から「箱崎宮前」で下車

馬出へのアクセス

  • 博多から【地下鉄】福岡市地下鉄「博多駅」から「中洲川端駅」で乗り換え「馬出九大病院前」で下車
  • 天神から【地下鉄】福岡市地下鉄「天神駅」から「馬出九大病院前」で下車




筥崎宮


筥崎宮 筥崎宮の筥松

 応神天皇、神功皇后、玉依姫命を祀り、日本三大八幡宮に数えられます。厄除け、勝負運などのご利益があるといわれ、プロ野球チームが、毎年お参りに訪れます。

職員のオススメ度

  • パワースポット(度) ★★★★★
  • 荘厳度        ★★★★★
  • まつり度       ★★★★

※区職員の個人的な意見です

データ

筥崎宮

  • 住所:福岡市東区箱崎1-22-1
  • アクセス:福岡市営地下鉄「箱崎宮前駅」徒歩3分、JR鹿児島本線「箱崎駅」徒歩8分、西鉄バス「箱崎」徒歩3分、JR九州バス「箱崎1丁目」徒歩2分
  • 駐車場有り
  • webサイト:筥崎宮ホームページ

本殿

筥崎宮の本殿

 創建、延喜21(921)年。その後、元寇や兵乱により興廃があり、現存する本殿は、1586年に大宰大弐大内義隆により再建されました。荘厳な建物は、国指定重要文化財です。

楼門

筥崎宮の楼門筥崎宮の楼門の敵国降伏の額

金色の文字で「敵国降伏」と書かれています


 文禄3(1594)年、筑前領主小早川隆景が建立。「敵国降伏」の額を掲げていることから、伏敵門をも呼ばれています。扉の太閤桐の文様刻は、日光東照宮の「眠り猫」で有名な左甚五郎の作と伝えられており、国指定の重要文化財です。

福岡の秋といったらこれ!放生会

放生会

 参道に立ち並ぶ露店で有名な放生会は、「万物の生命をいつくしみ、殺生を戒め、秋の実りに感謝する」お祭りです。名物の「社日餅」や「新ショウガ」など他では見られない露店を眺めると、秋の訪れを感じます。

花めぐり

あじさい苑のアジサイ筥崎宮の紅葉筥崎宮の冬ボタン

 春は梅やしだれ桜、夏はアジサイやユリ、秋は紅葉、冬はボタンと、四季折々の花を楽しめます。

 

 

 

(東区トリビア)もう一つ鳥居があった??

 本殿近くにある一之鳥居は、慶長14(1609)年、藩主黒田長政が建立した、国指定重要文化財です。
 国道3号線近くにあった大鳥居は、昭和5(1930)年に一之鳥居を模して造られたもので、老朽化により、平成30(2018)年に解体されました。

筥崎宮一之鳥居

 

東区トリビア(2)運気アップの石??

 筥崎宮の手水舎の横にある「湧出石」は、古くから「国に一大事があるとき、地上に姿を現す」と言われていました。
 この石に触れると運が湧き出るといわれており、運気アップ、招福開運を願ってみてはいかがでしょうか。

筥崎宮の湧出石


 

筥崎宮参道のそばにある恵光院

 恵光院には、市指定の重要文化財である仏像や豊臣秀吉や千利休らが茶会を行ったとされる燈龍堂があります。6月上旬頃には菩提樹が見頃を迎え、境内が甘い香りに包まれます。また、見頃に合わせて「菩提樹まつり」も開催されます。

恵光院の入口恵光院の菩提樹

綺麗な黄色の花を咲かせる菩提樹は見ものです




箱崎水族館喫茶室

箱崎水族館喫茶室 箱崎水族館喫茶室の店内

 箱崎・馬出地区には、絵画や音楽、写真など様々なアートを楽しめるギャラリーやカフェがあります。
 箱崎水族館喫茶室は、福岡産の食材にこだわった喫茶メニューとともに、音楽を楽しめるアートスペースです。店名の由来は、かつて筥崎宮そばにあった「箱崎水族館」で、お店の方の曽祖父が館長を務められていたご縁で名付けられたそうです。

職員のオススメ度

  • 純喫茶度          ★★★★★
  • 大学のまち度        ★★★★
  • 自分のライブができちゃう度 ★★★★

    ※区職員の個人的な意見です


    データ

    箱崎水族館喫茶室

    • 住所:福岡市東区箱崎1-37-21
    • アクセス:福岡市地下鉄「箱崎宮前駅」徒歩5分、JR鹿児島本線「箱崎駅」徒歩7分、西鉄バス「網屋町」バス停から徒歩4分
    • webサイト:箱崎水族館喫茶室のホームページ


    九州大学総合研究博物館

    九州大学総合研究博物館の展示物  九州大学総合研究博物館の展示物2

     総合研究博物館がある九州大学箱崎サテライトは、明治44(1911)年から平成30(2018)年に西区の伊都へ移転するまで、約110年間、九州大学の中心でした。移転後も箱崎サテライトには、旧工学部本館に大学文書館と総合研究博物館、第3庁舎に埋蔵文化財調査室が活動を続けています。

    職員のオススメ度

    • 近代建物度         ★★★★★
    • ロゴマークかっこいい度   ★★★★★
    • 入場無料なんてありがたい度 ★★★★

    ※区職員の個人的な意見です

    データ

    九州大学総合研究博物館

     

    外観

    九州大学総合研究博物館
     
     

     旧工学部本館を含めた、旧九州帝国大学近代建物群は、令和5(2023)年3月に登録有形文化財に登録されました。

     

    展示物

    九州大学総合研究博物館の展示物3九州大学総合研究博物館の展示物4
     
     

     アンモナイト、貝類標本、昆虫標本、骨格標本、鉱物標本、考古学資料など、約155万点もの学術標本が展示されています。世界最大の昆虫やキリン、サイの骨格など見応えのある標本も展示されています。

     

    ロゴマーク


    九州大学総合研究博物館のロゴ

     
     

     博物館の活動領域を象徴するように、見る方向によって蝶の羽根、巻貝の断面図、木に止まった昆虫などの様々な形に見えるような形態になっています。



    大學湯

    大學湯  大學湯の作品展示

     80年にわたって地域に愛されていた銭湯「大學湯」が、『創造の湯で心を洗う』をコンセプトに、コミュニティ・レンタルスペースとして生まれ変わりました。東区出身アーティスト・銀ソーダ氏の活動拠点としても利用されています。

    職員のオススメ度

    • 芸術文化度         ★★★★★
    • 銭湯だと思って入っちゃう度 ★★★★
    • おしゃれ度         ★★★★

      ※区職員の個人的な意見です


      データ

      大學湯

      • 住所:福岡市東区箱崎3-17-24
      • アクセス:福岡市営地下鉄「箱崎九大前駅」徒歩4分、JR鹿児島本線「箱崎駅」徒歩8分、西鉄バス「箱崎三丁目」バス停から徒歩2分
      • webサイト:大學湯公式インスタグラム

       

      アートのまち


      キューブリック箱崎  キューブリック箱崎のカフェ展示スペース

      ブックスキューブリック箱崎店は、1階は本が並び、2階には「カフェキューブリック」が併設されています。
       カフェはギャラリーにもなっていて絵本の原画展や写真展を楽しめる空間となっています。

       九州大学のキャンパスがあった頃、箱崎周辺は、多くの学生で賑わっていました。
       現在の箱崎周辺には絵画や音楽、写真などの様々なアートを楽しめるギャラリーやカフェが点在し、学生街の文化の影響を感じることができます。



      国際色豊かなまち



      ベトナム食材店の外観  ベトナム食材店の店内

       東区には、日本語学校が多くあることや、元々九州大学があり留学生が多くいたことから、市内で最も多くの外国人が住んでいます。箱崎や馬出周辺には、中華やベトナム、ネパール、ハラールフードなどの、スーパーではあまり見かけない食材を取り扱った商店や、現地の空気感が漂う飲食店が点在しています。

      職員のオススメ度

      • グローバル度 ★★★★★
      • パケ買い度  ★★★★★
      • プチ旅行度  ★★★★

        ※区職員の個人的な意見です


        データ

        海外の食材や料理店が並ぶエリア

        • 住所:福岡市東区箱崎2-34-20 他
        • アクセス:福岡市地下鉄「箱崎宮前駅」徒歩4分、西鉄バス「網屋立筋」徒歩4分


        翁別神社


        翁別神社の鳥居  翁別神社本殿  翁別神社鏡の井

         

         延喜3(903)年に創立されたといわれている翁別神社(おきなわけじんじゃ)は、武内宿祢(たけうちのすくね)を祀っています。鳥居の左奥には、「鏡の井」と呼ばれる井戸があります。これは、元慶4(880)年に生まれた美しい十六夜姫(いざよいひめ)が水鏡にして髪をとかし、身だしなみを整えていたという伝説が残っています。

        職員のオススメ度

        • 神社の名前の難読度      ★★★★★
        • 井戸(度)          ★★★★★
        • 十六宵姫、お目にかかりたい度 ★★★★

        ※区職員の個人的な意見です

        データ

        翁別神社

        • 住所:福岡市東区馬出2-6-1
        • アクセス:福岡市営地下鉄「箱崎宮前駅」徒歩4分、西鉄バス「馬出通り」徒歩2分


        九州大学病院キャンパス

        利休釜掛けの松1 長塚節の歌碑

         

         九州大学病院を含むキャンパス内は、緑も整備され、散歩を楽しみながら、様々な歴史的名所を見ることができます。

        職員のオススメ度

        • お散歩度 ★★★★
        • 石碑度  ★★★★
        • 文化度  ★★★★

        ※区職員の個人的な意見です


        データ

        九州大学病院キャンパス

        • 住所:福岡市東区馬出3(九大病院構内)
        • アクセス:福岡市地下鉄「馬出九大病院前駅」徒歩1分、JR鹿児島本線「吉塚駅」徒歩10分、西鉄バス「九大病院」すぐ
        • webサイト:九州大学ホームページ

        利休釜掛けの松


        利休釜掛けの松利休釜掛けの松の看板

         天生15(1587)年、豊臣秀吉は九州遠征の時に、筥崎宮に20日あまり滞在していました。小寺休夢(黒田如水の叔父)らと和歌を詠じ、千利休や神屋宗湛(かみやそうたん)と茶会を開きました。利休は箱崎松原の松の枝に鎖をかけ、小釜を吊り、松葉を焚いて、茶をたてたと伝えられています。


        長塚節(ながつかたかし)の歌碑


        長塚節の歌碑裏面長塚節の説明看板

         長塚節は、正岡子規の門下生として短歌を学び、短歌雑誌『アララギ』の創刊に携わった歌人・小説家です。執筆活動に励んでいましたが、咽頭結核を患い、九州大学病院の名医・久保猪之吉の治療を受けるために九州にやってきました。入院中も制作を続け、発表された『鍼の如く』の中に記されている歌の歌碑があります。

         



        馬出小学校と動物園

        馬出小学校のゾウの門  馬出小学校のゾウの門のアップ

         昭和8年、福岡市で初めて動物園が、現在の馬出小学校付近に開園しました。ライオンやゾウなど多くの動物たちが飼育され、入園者で賑わっていましたが、太平洋戦争の激化に伴い、エサの不足や空爆の恐れから、猛獣類が処分され、昭和19年に閉園となりました。
         旧動物園の名残が、「ゾウの門」や校内にある「クジラ池」の愛称で子どもたちに親しまれています。


        職員のオススメ度

        • かわいい門柱度         ★★★★
        • 向かい合って目と目があってる度 ★★★★
        • 平和のありがたみ度       ★★★★★

          ※区職員の個人的な意見です


          データ

          馬出小学校

          • 住所:福岡市東区馬出1-12-27
          • アクセス:福岡市地下鉄「馬出九大病院前駅」徒歩1分、JR鹿児島本線「吉塚駅」徒歩7分、西鉄バス「警察本部・九大病院入口」徒歩5分
          • webサイト:馬出小学校ホームページ

          町家




          町家  ナガタパンの外観  ナガタパン

           

           江戸時代にかけて、唐津街道の宿場町の箱崎宿(現在の箱崎・馬出地区)界隈は、筥崎宮の門前町と社家町、街道筋の商人町、海側の漁師町、馬出の曲げ物職人町として栄えました。
           旧唐津街道沿いは、昔の面影を今に伝える町家が多く残されています。町家は、間口が狭く、奥行きが長い「うなぎの寝床」のような敷地が特徴です。町家を利用したパン屋やカフェなどが点在しているので、散策してみてはいかがでしょうか。

          職員のオススメ度

          • グルメ度 ★★★★★
          • 映え度  ★★★★
          • お散歩度 ★★★★

            ※区職員の個人的な意見です


            データ

            町家が点在するエリア

            • 住所:福岡市東区馬出2-21-27 他
            • アクセス:福岡市地下鉄「馬出九大病院前駅」徒歩5分、西鉄バス「馬出通り」徒歩3分

             

            唐津街道

            郡境石

             この街道は、福岡藩の他、唐津藩、平戸藩、大村藩、対馬藩などの参勤交代の道で長崎街道に次ぐ街道でした。
             唐津街道の名残を示す石碑「群境石(ぐんきょうせき)」が残されています。これは、那珂郡と表糟屋群の境であることを示しています。


             

            かつての路面電車の面影

             九大前から姪浜を通る貫通線と貝塚から新博多を通る貝塚線の2つの路線が箱崎・馬出エリアを通り、生活に欠かせないものになっていました。
             現在は2つの路線は廃止されましたが、現在もその名残を見ることができます。


            安全地帯の石畳

             町家が点在するエリアの中に、「馬出通り」というバス停があります。現在この地には、路面電車が通っていた頃の安全地帯の石畳を見ることができます。



            バス専用道路入口  バス専用道路入口のアップ

             路面電車の馬出電停から箱崎電停までの軌道跡は、現在全国的にも珍しいバス専用道路となっています。






            おつかれさまでした!また東区に来てね~!!