主な事業の概要

福岡市の下水道事業を簡単にご説明しています。詳しい内容は、「事業案内」のページにありますので、それぞれの事業からリンクしているページをご覧下さい。

下水道の普及と改善でよりよい暮らしを

下水道の整備

福岡市では、住んでいる人の99%以上が下水道を利用できます。
下水道の整備により、伝染病や悪臭が発生しない衛生的で快適な生活が送れるだけでなく、海や川などの水質を保全し、豊かな自然環境を守ることができます。
詳しくはこちら 「下水道の普及率」

親子が食器を洗っている様子


都市型水害を防ぎ、安全・安心なまちづくり

浸水対策

都市部では、近年の急速な市街化の進展で、田んぼや畑、緑地などが減り、アスファルトやコンクリートで地面の大部分が覆われるようになり、下水管へ急激に流れ込む雨水の量が増大したことから、水害が起こりやすくなっています。この様な都市型水害を防止するため、雨水管やポンプ場の能力を増強するための下水道整備や、雨水を貯留・浸透させる施設の整備を進めています。
詳しくはこちら 「浸水対策」

博多駅周辺の浸水状況の写真

平成15年7月19日の浸水状況(博多駅周辺)


雨水管の工事状況の様子

雨水管の工事状況


博多湾の水環境を守る!

高度な水処理

博多湾は湾口が狭く、外海との水の交換が悪いため、周辺部の都市化の進展に伴い富栄養化が進み、赤潮などの水環境問題が発生しています。
この富栄養化は、過剰なリンと窒素が博多湾に流れ込むことが主な原因であることから、福岡市では、リンを除去する水処理施設を平成11年度までに整備し、博多湾のリン濃度を低下させるとともに、リンだけでなく窒素も同時に除去できる水処理施設の導入を目指し、検討を進めています。
詳しくはこちら 「高度処理」

合流式下水道の改善(清らかな水環境の創造)

合流式下水道は、汚水と雨水を一本の管で流す方式で、工事が容易で下水道を早期に普及させることができるため、大都市をはじめ、早くから下水道整備に着手した地域では、この合流式下水道で整備されています。
 福岡市でも、都心部やその周辺区域などでは『合流式下水道』が主になっていますが、当方式は一定以上の雨が降ると、下水の量が増えるため、下水の一部が未処理のまま川や海に流出するなどの問題があります。
 このため、本市は清らかな水環境の創造を目指し、合流式下水道の改善に取り組んでいます。
詳しくはこちら 「合流式下水道の改善」

川に水鳥がいる様子


博多湾の水環境を守る!

再生水事業

地形的に水資源に恵まれない福岡市では、昭和53年の異常渇水を契機に、水の安定供給を図るために市民・事業者・行政が一体となって、節水型都市づくりに取り組んでいます。その一環として、下水処理水をトイレの洗浄水や樹木への散水に利用する再生水事業を行っています。
詳しくはこちら 「再生水事業」

清潔なトイレの画像


再生処理施設の写真


東部水処理センター 再生処理施設