「区長もかたろう」とは、区長が、さまざまな分野で活動をしている地域団体等の活動に直接参加し、語り合いながら、区政に関する課題を共有し、今後の区政の参考とするための広聴事業です。
令和5年10月26日(木曜日)、東区松島公民館で行われた松島敬老会に区長が参加しました。
大道芸を通して笑いと楽しさを倍に、という思いで1997年に旗揚げされました。始めた当初はメンバーが2人で「南京玉簾」からスタートしました。活動を続けていくうちに、「わたしもやってみたい!」とメンバーが増えていき、延べ60人超が集まりました。現在、30~80代の27人が在籍し、中央市民センターで練習に励んでいます。
今年の春には、長年にわたり社会に奉仕する活動に従事し、顕著な功績を挙げた者に贈られる「緑綬褒章」を受章しました。
ボランティアセンターをはじめ、高齢者施設、小学校、町内会などから依頼を受けて習得した演技を披露しています。長年の活動から、演目は20を超え、衣装や小道具の多くは手作りです。メンバーそれぞれが「演技用たんす」を一棹持っているそうです。
参加メンバーに応じて披露する演目を7つ程度決定し、衣装及び小道具を準備して臨みます。創設者が始めた「南京玉簾」は笑倍道一座の原点であるため、演目の中で必ず披露します。
銭太鼓で息の合った演奏を披露します
切れのある動きと満面の笑みに会場もほっこり
松島公民館での敬老会で大道芸を披露した後、笑倍道一座のみなさんと区長が意見交換を行いました。
意見交換会では、「若い人のメンバーをもっと増やしていきたい」「これからもたくさんの人たちを笑顔にしていきたい」といった声が聞かれました。
区長と意見交換
笑倍道一座の皆さんと区長との記念写真
最後に、区長は「中央市民センターで活動している団体が、緑綬褒章を受章されたということで、大変誇らしく思います。より多くの人たちににこの活動を知ってもらえるよう、機会をとらえ周知していきます。」と話しました。