現在位置:福岡市ホームの中の中央区の中の中央区の取り組みから区長もかたろう 当仁校区で防災避難訓練
更新日: 2022年10月24日

区長もかたろう
当仁校区で防災訓練「家族で体験・家族で備える」


 「区長もかたろう」とは、区長が、さまざまな分野で活動をしている地域団体等の活動に直接参加し、語り合いながら、区政に関する課題を共有し、今後の区政の参考とするための広聴事業です。
令和4年9月4日(日曜日)、当仁小学校で行われた防災訓練に区長が参加しました。


 

避難所設営の訓練を行いました

 この日の訓練には、当仁校区の住民など約140人が参加しました。
 災害が起こった際に避難者をスムーズに受け入れられるように、感染症に対応した避難所の設営を行いました。実際に住民の受け付けや誘導など、避難所開設までの手順を確認したところ、発熱者への対応をどうするかなどの課題も明らかになりました。


写真:避難者の設営
避難所の設営

写真:避難所の受け付け
避難所の受け付け


住民主体の避難所運営を学びました


 熊本地震の被災者で、熊本市立尾ノ上小学校で避難所運営に携わった高林秀明さん(熊本学園大学社会福祉学部長)の講演も行われました。
 高林さんは、避難所生活で大切なことは「避難者はお客さんになってはいけない、避難者同士で助け合い自発的に避難所運営を行うことが求められる」と話し、実体験に基づく講演を行いました。


写真:熊本地震の被災者による講演会
熊本地震の被災者による講演会


消火訓練を体験しました


 中央消防署員や消防団員から消火器の操作方法の指導を受け、住民の皆さんと一緒に藤田中央区長も消火訓練を行いました。


写真:消火訓練の様子
消火訓練の様子



住民の皆さんと区長の意見交換会を実施しました


 意見交換会では、「防災倉庫が、もう少し大きければマスクなども十分備えることができる」、「避難所を開設する際は、体育館だけでなく教室も開放できないか」など、訓練を通して見えてきたさまざまな課題についての意見交換が行われました。
 最後に、藤田区長からは「救助や避難所運営を円滑に行うためには、地域の皆さんの力が必要です。日頃から情報交換を行いましょう」と答えました。


写真:地域の代表者たちとの区長との意見交換会
地域の代表者たちとの区長との意見交換会