現在位置: 福岡市ホーム の中の中央区 の中の魅力・観光 の中の魅力発信中央区 第8回 西中島橋と石垣跡
更新日:2025年8月4日

魅力発信 中央区

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第8回 西中島橋と石垣跡

西中島橋から天神地区を臨む写真

西中島橋から望む天神地区(現在の橋は平成15年新設)

 

 西中島橋そばの石垣の写真

石垣の一部

 

 西中島橋は、中央区天神と博多区中洲中島町の境界に架かる大きな橋です。江戸時代、福岡藩初代藩主黒田長政は中洲の東西に橋を架け、武士の町・福岡と商人の町・博多を結びました。後に、福岡側の防衛のため、橋の福岡側たもとに堅固な石垣と枡形門を設け、博多方面からの攻撃に備えました。明治22(1889)年に、当時福岡区長であった山中立木(やまなかたてき) によって、門と石垣が撤去され、福岡博多間の通行のさまたげがなくなりました。現在、この石垣の一部は、アクロス福岡とその横を流れる薬院新川の間の道路で見ることができます。

 

 市政だより中央区版 令和6(2024)年12月15日号に掲載されました。