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更新日:2025年10月6日

ファイ太くんのひみつ道具|福岡市消防局

このページは、消防隊が救急現場で使用する「道具」を中心に紹介しています。さまざまな「道具」を活用する消防隊の活動にご理解をお願いします。

このページで紹介しているイラストの制作過程は、「福岡市消防局お絵描き部」としてインスタグラムに投稿しています。

自分の身を守る道具一覧

福岡県の救急医療電話相談窓口(#7119)
救急車の利用や最寄りの医療機関について、24時間体制で、直接、看護師からアドバイスを受けることができます。

防刃ベスト

防刃ベスト

救急隊の活動する現場は、危険な現場もあるよ。
この「防刃(ぼうじん)ベスト」は、救急隊員の身を守るための装備なんだ。
例えば、「刃物で刺された人が倒れている」というような通報があった現場へは、救急隊員はこのベストを着用して現場に向かうんだよ。
消防は、危険な状況が改善されていない場合であっても、そこにいる人を助けることが任務なんだ。
そのために、いろいろな「道具」を使い分けているよ。

PFD

PFD

今回は「PFD(personal flotation device)」。
イラストで描いたのは、特に急流での水難救助活動時に隊員の身を守るための「道具」だよ。
PFDは、浮かぶときに胸側が上になるように設計されていて、万一隊員が意識を失ったときでも顔が水面から出るように作られているんだ。泳ぎが得意な救助隊員でも必ず身に着けているよ。
こういう救命胴衣は、最近では色々な種類があるみたい。用途に合わせて、体にあったサイズで、説明書どおりに使用することが大切だよ。
みんなが水辺で遊ぶときにも、参考にしてね!

マスク・シュノーケル

マスク・シュノーケル

ダイビングやシュノーケリングをしたことがある人なら身近な道具「マスク・シュノーケル」だよ。
足につけるフィン(足ひれ)と合わせて「3点セット」なんて呼んだりするよ。
水中では、何かが起きると重大な事故につながる可能性がとても高い。
ボンベを背負って水中で検索活動をする「潜水士」の隊員も、常に細心の注意を払って活動しているよ。
シュノーケルに慣れないうちは、先端から水が入ってきたりして慌てることがあるので、安全なところで練習をしてから使おうね。
シュノーケリングでは救命胴衣を着用するなど、万一の事故を防ぐ対策を忘れずに!

スリッポン

スリッポン

消防士が履いている靴には、いくつか種類があるんだ。
その中でも「スリッポン」は、ひもがなくて、素早く脱ぎ履きできるタイプの靴だよ。
見た目はシンプルだけど、つま先には「安全カップ」という硬いカバーが入っていて、重いものが落ちてきても足を守ってくれるんだ。
救急の現場では、素早く脱ぎ履きできることが大事だから、スリッポンはとっても便利。すぐに足を入れて動き出せるからね。でも、すべての場面でスリッポンを使うわけじゃないよ。
例えば、高いところで活動するときや、長時間歩く山岳地帯での遭難現場などでは、足首まで立ち上がった編み上げ靴(ブーツ)を履くこともある。紐でしっかり足にフィットさせることができるから、動きやすくて安定するよ。
つまり、スリッポンは「素早く動きたいとき」に使う靴で、どの靴も安全を守るために工夫されている消防士の大切な「道具」だよ。

面体(めんたい)

面体(めんたい)

この「面体」は、「全面形面体」と呼ばれ、顔全体に密着させて使用するよ。
これだけでは、使うことができなくて、空気ボンベとセットで使用するよ。
使用する場面は、主に火災現場で、隊員の命を守るためにとても大切な「道具」なんだよ。
火災現場では有害な煙やガスがたくさん発生しているから、万が一の火災の時、みんなも煙を吸わない様に姿勢を低くして避難してね。
消防隊員は、こうした「道具」を使って安全に活動できるよう、日々訓練を重ねているよ。

カラビナ(ステンレス)

カラビナ(ステンレス)

カラビナは、消防士が使う「つなぐための金具」だよ。見た目は小さな金属製の輪っかで、カチッと開け閉めできる部分(「ゲート」と呼ぶよ)がついているんだ。ロープと道具をしっかりつなげたり、ベルトに引っかけたりするのに使うよ。
「ステンレス」っていうのは、さびにくくて強い金属のこと。雨の中や火災現場での活動の水しぶきがかかっても、手入れをしながら長く使えるから、消防の現場でとっても頼りになるんだ。火災現場や高いところでの活動では、命を守るためのロープをつなぐこともあるから、カラビナの強さと安全性はとても大事なんだよ。
消防士の使うカラビナにもいくつか種類があるけど、このステンレス製は特に「靭性(粘り強さ)」が高くて、重い荷物や強い力がかかっても割れないので安全なんだ。ゲート部分の回転式のロックは、訓練次第で、すばやくつけたり外したりできるから、時間との勝負になる現場で活躍するよ。

ディスポグローブ

ディスポグローブ

ディスポグローブは、使い捨て手袋のことだよ。「ディスポ」は「ディスポーザブル(使い捨て)」の略で、1回使ったら捨てるタイプの手袋なんだ。ゴムやビニールでできていて、手にぴったりフィットするから、細かい作業もしやすいよ。
消防士や救急隊は、怪我人を助けるときなど、血液に触れる可能性があるときにこの手袋を使うんだ。もちろん、感染する病気の可能性がある人を助けるときにも使うよ。
自分の身を守ることができるから、安心して人を助ける活動に集中できるんだよ。
使い終わったら、すぐに外して専用のゴミ箱に捨てるよ。その時も、手袋の外側に触れないように、くるっと丸めて外すんだ。手袋をしていても、活動のあとは手を洗うのが基本!安全と清潔を守るためのルールだよ!

 

 

福岡県の救急医療電話相談窓口

福岡県にお住まいの方は、短縮番号「#7119」にダイヤルすると、救急車の利用や最寄りの医療機関について、24時間体制で、直接、看護師からアドバイスを受けることができます。

相談方法

シャープ7119ポスター

・電話番号

 #7119つながらない場合は092-471-0099

電話をすると、音声ガイダンスが流れます。「1」を押すと、医療機関案内の窓口(オペレーター)に、「2」を押すと、救急相談の窓口(看護師)につながります。

Q助(スマートフォンやパソコンで判断する場合)

救急受診アプリ「Q助」(総務省消防庁作成)を利用すると、スマートフォンやパソコンで症状などを選択することで、自分で救急車を呼ぶ目安となる緊急度を判定できます。

Q助の主な機能

症状に合わせて画面を選択していくと、緊急度に応じた必要な対応が表示されます。

自分で病院に行く際に医療機関の検索や、受診手段の検索を行うことができます。

Q助の利用方法

スマートフォンのアプリで利用する場合

ご利用の機種に応じて、下の2つから選択してダウンロードしてください。

詳しい説明はこちら

広報用のチラシ (2,397kbyte)pdf

 

このページに関するお問い合わせ先

部署:消防局 警防部 救急課
住所:福岡市中央区舞鶴3丁目9番7号
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