市長
おはようございます。よろしくお願いします。
記者
幹事社の西日本新聞です。市長の方から発表案件をお願いします。
市長
テンション低い。(笑)
では、来年の3月「Fukuoka Flower Show」プレ大会を開催をいたします。【フリップ (2,451kbyte)】
Fukuoka Flower Showということなんですけれども、福岡市ではご承知のとおり、「一人一花運動」を進めています。本当にまちにお花が増えたなと思いますし、これは本当に多くの皆さんにね、老若男女かかわらず、福岡ね、最近お花が増えていいねということを、すごくやっぱりこの運動を始めてからおっしゃっていただきますし、また、企業の皆さんの参加も非常に増えてきて、本当に一人一花、一企業一花壇ということで、この取り組みがいい感じで進んできているなと思います。
こういった花による共創のまちづくり、この世界最高峰のモデルといいますと、Chelsea Flower Show(チェルシーフラワーショー)というものがございます。これは毎年ロンドンで開催されているものなんですけれども、実際に私自身も見学させていただいてですね、花がきれいということはもちろんなんですけれども、それだけじゃなくて、その場自体が社交・ビジネスが生まれる、そんな場所になっているんですよね。そこで作品が評価をされると、世界中から仕事が来るという、そういうチャレンジの場にもなっているんですね。これを目当てに多くの方が訪れるMICE(マイス)としての側面もあるわけです。
さらに会場の中だけではなくて、その期間中ってまち全体がですね、花で皆さん本当に楽しんで装飾をしてというふうに盛り上がっている状況もあります。ガーデン文化の定着につながるというようなことで、現地のですね、市民の生活の質の向上にもつながっているし、こういった花を使ったまちづくりというところは、非常に参考になるところが多いと感じたわけであります。
今回のチェルシーフラワーショーなんですけれども、一人一花運動を一緒にやっていただいている企業や園芸業界の皆さんも視察をされたわけですけれども、その方々からもですね、ぜひ福岡でもやりましょうよと。でも、もちろん向こうと同じものをパッケージ持ってくるわけではなく、やはり福岡ならではのやり方で、こういったものをぜひ開催しましょうというような声も聞きまして、主催者であります王立園芸協会ともお話をする中で、福岡市のチャレンジに対しても全面的に協力をいただけるというお話もいただきました。
ですから、同じような仕組みを持ちつつ、福岡らしい、福岡ならではの花をテーマとしたMICE、Fukuoka Flower Showの実現に向けて、市民や企業の皆さんと一緒になって取り組んでいきたいと思います。
今年度なんですけれども、植物園リニューアルのこけら落としとして、花の祭典を実施予定だったわけですけれども、これをですね、今年はフラワーショーのプレ大会という位置づけをして、来年の3月にこれを開催をしたいと思います。Fukuoka Flower Showプレ大会という形ですね。1年後、来年度末の26年の3月に、本格的な第1回の開催に向けて、議会にお諮りをしながら準備を進めていきたいと考えてございます。
こうしたフラワーショーなども契機にしてですね、街中も花があふれて、また生活の中でも花が増えたと実感をしていただけるように、そして、その花を通してですね、まちづくりということが進んでくるとか、人がつながる、また心豊かになるというような、そんなまちを目指していければと考えてございます。これが一件目です。
市長
続いて、福岡市では、次世代の起業家を育成するプログラム「FUKUOKA オープンイノベーションキャンプ2024」を開催いたします。【フリップ (3,038kbyte)】
これはご承知のとおりの、スタートアップというようなものですね。長期的にこういった人材を育てようというものなんですけれども、小中学生の子どもたちで、企業の課題の解決策を考えようというものですけども、ただ単に、子どもたちが自由な発想で考えるだけではなくて、そこにスタートアップの新しい技術とか、サービスとか、テクノロジーとか、こういったものをですね、アドバイスをいただきながら、より具体的な課題解決のビジネスプランに近い形で提案をできるところまで仕上げていこうという、本格的なものなんですね。
福岡市は2012年に「スタートアップ都市ふくおか宣言」というものを行って以来、こういったスタートアップ支援に取り組んできて、スタートアップの裾野の拡大から成長の高さ、そしてソーシャルというふうに、さまざまな形でこのスタートアップ支援をしてきたわけですけれども、次世代の起業家の育成ということも大事になってきます。
特に結構これまでも聞いていると、家族・親族に起業家がいるというような人のほうがやっぱり、起業家になる率が高かったりですね、周りに誰も起業家がいないとなってくると、どうしても、なかなかそういった仕事の感覚が、イメージがつきにくいということから、遠い存在に感じてしまうというところもあったので、本当に早い段階からの育成も大事になってくるかなと。
そこで、新たな取り組みとして、キッザニア福岡ですとか、FGN(Fukuoka Growth Next)を活動の場所として、子どもたちのアイディアが課題の解決につながるということを体験をする。そんな4ヵ月間、およそ10日のプログラムを実施いたします。
このプログラムではアイディアを持ち寄って課題を解決するオープンイノベーションの手法を、スタートアップ、地場企業、そして大学と関わり合いながら体験することができるというものでございます。周囲と協力をしながら新しい未来を創造していくというですね。そして、また最終日には起業家や地場の企業担当者に対してプレゼンテーションを行って、フィードバックをもらうというところまでできるようなプログラムになっています。
小中学生の皆さんはですね、このプログラムを通して新しいアイディアをつくり上げることの楽しさ、また、チャレンジをすることの喜びや達成感をぜひ感じてほしいなと思っています。そして、プログラムの一部は、保護者の皆さんですとか、学校の先生にもご覧いただけるように開催をしたいと思っておりますので、福岡市全体で子どもたちのチャレンジを応援する土壌をつくっていければと考えてございます。
今日から募集開始いたします。自分が描く理想の未来に向けてですね、何か新しいことを始めてみたいというような小中学生の皆さん、ぜひ応募いただければと思います。秋頃には第2弾として、会社づくりに必要な基礎知識を学びながら、新たな事業のアイディアを考えるという、より踏み込んだ起業家育成プログラムも予定をしておりますので、そちらもぜひ楽しみにしていただければと思います。
はい、私からは以上です。
そうか忘れていた。大変失礼いたしました。今月のアート、月が変わりました。6月ですので。今月のアートはこちらになります。mosekijin(もせきじん)さんというですね、方の作品なんですけれども、これは「Fukuoka Wall Art Project 2023」に入賞されている作品でございます。
この紹介する作品は「F.(2)<えふつー>」というタイトルがついているんですけど、何となくこう見て、ちょうどこれからこの梅雨の時期、何となくなんだろうな、ガラスとか、車のフロントガラスとか、もしくは窓に水滴が映って、外の景色がにじんで見えるような、そういう景色にも見えたりもするわけですけれども、水色、ピンク、紫、黄色の正方形が散りばめていて、ひときわ濃い色で、L字型の2本の線が引かれて、交差をしているわけですけれども、こういった多様な色の粒によってですね、福岡のまちの華やかさ、福岡にこんな色がまちにはたくさんあるんだなという華やかさとかですね、また、まちの魅力に引かれて、集まり行き交う人の動きというものが、このLでまた示されているというところもあって、いろんな想像しながら楽しんでいただける作品になってございます。
「Fukuoka Art Next」今月のアート、mosekijinさんの作品でございますので、これはこちらの会見室、それから特別応接室ならびに応接室等に飾りたいと思います。
はい、私からは以上です。
記者
西日本新聞、一ノ宮ですけれども、フラワーショーに関してなんですけれども、規模感というか、世界のどれぐらいをイメージしてやろうと考えていらっしゃるのか。今のイメージをちょっとお伺いしていいですか。
市長
はい。まずは、そういったイメージ感ですね。福岡らしさって、どういうものだろう。そして、どういう規模感で、どれぐらいの企業に参入していただきながら、どういう工夫でやればいいかというようなことも含めて、現地のですね、王立園芸協会の皆さんならびに福岡のこれまで一人一花運動に協力をいただいている地場の企業の皆さん、園芸業界の皆さんと一緒に話しながら、まずは、今年は植物園のリニューアルがありますので、そのイベントと引っ掛けてですね、プレということで、そうした今後の将来まで想定した上でのプレを開催をしたい。その規模感でいくと、ですから、植物園の中でリニューアルとともに開催をするという規模感になると思います。
その翌年以降に本格実施という形まで、ぜひつなげていきたいと思っています。そのときは場所も含めてですね、例えば植物園がいいのか、また、本場のチェルシーフラワーショーがあっているような、もう少し広い場所を使って、そのガーデン自体をつくっていくというような、コンテストができるような場所を探していくかも含めてですね、今年、プレの中で皆さんと検討していきたいと思っています。
記者
世界各国から多くを呼ぶのは2026年のほうのイメージですか。
市長
そうですね。そっちがメインになると思います。
記者
あくまで、2025年の3月にやるのはメイン会場を市動物園で。
市長
植物園にして、それで、たぶんどういったイメージ感になるのかというところ、いきなり世界から呼んでというようなのは、相当準備が要るんですね。というのが、実際にやっぱり植物を、その大会に向けて育てるというところから始めるので、そう簡単に数ヵ月後にできるというようなものでもないので、そういったのは、さらにその翌年になってくると思います。まずは国内中心に、国内というか、福岡中心にしながらですね、今のできる範囲内で、どういったことを翌年以降やっていこうかということも考える機会にも、このプレ大会をしていきたいと思っています。
記者
分かりました。各社さん、質問あればお願いします。
市長
はい、どうぞ。
記者
すみません。テレビ西日本です。
一人一花運動を始められたときから、こういった世界的なフラワーショーを目指せるようなまちづくりをしたいと思って始められているんですか。
市長
一人一花運動をスタートしたときというのは、そこまで、世界的なというところまで正直考えていたわけではなくて、花を育てることが目的ではなくて、あくまでも、花づくりをしながら、まちづくりをしていく、人づくりをしていくというところが大事だったわけですね。
特に、福岡って、地元のこと大好きという人も多いですし、そういう皆さんの郷土愛を含めて、こういったものを表現するのに一人一人個人が花を育てる、それから、企業が花壇を面倒見ていただくという中で、年中、福岡では花がいっぱいのまちになったらいいなというところがスタートだったんですね。
こういった花による共創のまちづくりの世界最高峰のモデルがどこかというと、チェルシーフラワーショーで、そこで本当にチェルシーのまちですよね、そこが今年はテーマが「フード」というようなことだったんですけれども、お花でつくった食べ物ですね、例えば場所によっては寿司を花で表現しているお店があったりだとか、いろんなお店がお花の装飾で、本当に街中がすごく華やかになって、その花のショーをきっかけにまちが盛り上がっている。そして、それを目的に観光客が来たり、MICEがあったり、また園芸の業界の皆さんが集まって、それは何ていうか、ちょっと福岡では、あまり日本では見たことないようなですね、まさに社交場という雰囲気の中で新しいビジネスが生まれていく。
そして、みんなこの園芸の業界自体を、みんな子どもたちが憧れるような、本当に自分たちで付加価値を高めるような取り組みをたくさんされているというのを目の当たりにして、まさに林業もそうですし、また園芸界もそうですし、福岡というのはバラの生産というのも非常に県内でも有数のバラの産地でもありますし、こうした一次産業をされている皆さんの仕事自体に付加価値をつけ、次世代が生まれてくるようなですね、みんな子どもたちがそういったところで働きたいなって思ってもらえるような、そういうやっぱり、すごく参考になる取り組みをたくさんされているので、こういったものもぜひ福岡に取り入れながらですね、次世代を育成し、また、業界全体でこの取り組みを盛り上げていけるようなものになっていったらいいなと、今回、感じてですね、現地で見た福岡の園芸業界の皆さんをはじめ、一人一花運動にも協力いただいている企業の皆さんともですね、ぜひ福岡でそのような取り組みをしたいなという話になったというところから、このような取り組みにつながりました。
記者
ごめんなさい。続けて、福岡市の花卉(かき)の生産額って、今どれぐらいなのかということと、今回の実際のフラワーショーが行われたときの経済波及効果の想定額みたいなものがあれば教えてください。
市長
はい、分かりました。額については、後ほど事務方から、数字はお伝えします。
これをたぶん、どれぐらいの規模感で開催をするかという、来年以降の本格的なものになったときに、たぶん全体としての効果だとか、規模感というところも出てくると思うんですよね。
また、そのレベルがどれぐらいの、例えば本当に海外からも来たいというようなレベル感のものになることができればですね、それは海外からもあるでしょうし、まずは国内の、もちろんお客さんというところも来ていただけたりというところも期待をするところですし、また、もちろん市内に住んでいる皆さんがですね、こういったものを見て、一流を見て、そして、それぞれの園芸のレベルが上がっていく。また、まちの花壇のレベルが上がっていくというような形で、どんどん、たぶんスパイラルが大きくなっていってくれたらいいなと期待をしています。
では、数字については事務方からお伝えをします。
事務局(住宅都市局)
数字については、担当の農水局より、後ほどお伝えさせていただきます。
記者
はい、分かりました。
市長
はい、どうぞ。
記者
すみません、読売新聞の原です。
質問がありまして、Fukuoka Flower Showで、王立園芸協会から福岡市のチャレンジについてご協力いただけるということで、具体的にはどういったご協力をしていただく予定なのでしょうか。
市長
例えば、どういう評価基準でガーデンを評価をしているかというと、単純にきれいということだけではなくて、例えばその地域の気候・風土にどううまくマッチしているのか。それから、例えばコケの種類が、これが両立し得るようなものなのかとかですね。もしくは、例えば使った後の、どういうふうにつくった後の庭をいわゆるゴミにせずに、どうリサイクルするかとかですね、見えないところでのいろんな実は評価があるんですね。
こういった評価のノウハウですとか、採点に際してのですね、こういったものですとか、こういう進めていく上でのノウハウというところをお伝えいただきながら、福岡で開催できる支援をしていただけるということになります。
記者
すみません、続けて。具体的には、王立園芸協会さんから、何人かいらっしゃってアドバイスを受けるという感じになるんですかね。
市長
たぶん審査員というような形でも来ていただけることになると思いますし、また、準備を進める段階でも、そのような皆さんとの打ち合わせの中で進めていくことになろうかと思います。
記者
ありがとうございます。
記者
すみません。西日本新聞一ノ宮ですけど。
自治体が、いわゆる福岡市が主催のイベントということになる。
市長
そうですね。
記者
こういう2026年バージョンを考えたときに、世界から人を呼ぶようなフラワーショーをやっているような自治体というのは、ほかにあったりするんですか。
市長
うーん、知らないですね。聞いたことがないので、あんまりないんじゃないかなとは思います。もちろん開催のやり方についてもですね、今は、そのような福岡市で想定をしていますけれども、もしかしたら実行委員会みたいな形だってあり得るかもしれないし、ないかもしれないし、そんなことも含めて、どういう開催の在り方がいいのかというところについては考えていきたいと思いますけれども、現時点では福岡市でと考えています。
記者
あと、ちょっと予算の話なんですけども、2025年3月にやるプレ大会のほうは、既に今年度予算にはもう入っているものを使うと。
市長
そうです。既決です、はい。花の祭典を植物園のリニューアルに合わせてするという、これをこのプレ大会という位置づけをしながら、その在り方を園芸業界の皆さんですとか、企業の皆さんと一緒に考えていくという中で、位置づけをプレ大会にするということですね。
記者
それ以降、2026年3月の分については、これが1年ぐらいかけて考えていって、新年度予算で盛るようなイメージですかね。
市長
そうですね、はい。
はい、どうぞ。
記者
朝日新聞の伊藤です。
ちょっと今、自分でも調べているところではあるんですけど、チェルシーフラワーショーというのが、まだどういうものか分かってなくて、観光とか、MICEの推進、社交・ビジネスの場にもなるということなんですけど、実際にご覧になったということで、フラワーショーがどう社交・ビジネスの場に現地で発展していたのかというのをお伺いしたいです。
市長
このフラワーショーというのは、エリアがあって、入場券があって入る。そこでコンテストに出品をする作品をですね、数日間のうちに何もない広場の中に、すごいガーデンをつくるんですね。その場所の割り当ても、その後に抽選で、あなたはここというのが決まるわけですね。そうすると決まった後に、決まった場所の借景という後ろの景色などを活かしながら、どう自分でデザインをして、ガーデンをつくるかという、そこから決めるわけですね。そして、そこから数日間のうちに一気に、まるでそこにずっと10年、20年あった庭かのようにつくり上げていくという技を競うわけです。
コンテストがあるので、そのコンテストのその瞬間に一番きれいな最高の状態になっているように、いろんな温度管理とかしながら、そのタイミングに合わせて最高の状態をつくるわけですね。そこで、もうコケ1本、ゴミ1個から全部ピンセットで取るような形の状態があって審査をします。そうすると、審査の翌日が一番ベストな状況に近い日ですね、この日が一番チケットも高くて、入場者も制限されていて、チャールズ皇太子がいらっしゃったり、前のエリザベスさんもいらっしゃったりという形で、王立なので王族の皆さんもいらっしゃって、現地のニュースにもちろん出ますし、世界中からお招きをされたような皆さんというのが、そこの場で、それこそフィンガーフードをつまみながら、ドリンクを飲みながら、いろんなお庭について鑑賞したりだとか、それから、庭をつくるということだけではなくて、そこにまつわるガーデンに関する、例えばチェアとか、庭に置くモニュメントとか、いろんな関連する産業が全部そこに集まって、自分たちの商品というものをずらっと展示会のように並べるブースもあるわけですね。みんなそこのブースを買って、そこで、それぞれの商品を宣伝をしたりというような中で、そうするとより毎回、よりデザイン性が高いものとか、よりやっぱり良いものというところが切磋琢磨して、園芸・ガーデニングに係るもろもろの全てがやっぱりレベルがどんどん、どんどん上がっていくわけですよね。
そうした中で、その産業全体がすごくやっぱり活性化を当然してくるし、というようなものがチェルシーフラワーショーなんですね。そこでたくさんの人がそれを見に来て参考にして、自分の庭の参考にする人もいれば、具体的にもうそこに行って、うちにガーデンのこういった噴水を置きたいけどといったら、噴水とかもいろんなものが出たり、ガーデニングチェアがあったりとか、いろんなものがある中でいいもの、そうすると世界的な商談がそこで始まって、買い付けバイヤーたちも来ていて、これをうちで輸入しますというような形になったり、もしくは、この庭をデザインしたデザイナーがグローバルに契約が決まっていく、うちの庭を今度お願いしますというような形での契約が決まっていくというような、そういう展示会のコンベンションの場でもあり、コンテストの最高峰が見られる場でもあり、もちろん一般の人が2日目、3日目となってくると、今度一般の人が入ってきて、みんな自由にそこの場で楽しむというような場になったりというのが、チェルシーフラワーショーなわけですね。
もちろん福岡でやるとなった場合は、福岡というのは政令市の中でも集合住宅率が高いわけですね。そうすると、例えば広いお庭でというよりも、例えばベランダの中でどういうガーデニングができるかというようなことは、もしかすると福岡で開催するときの一つの特徴になるかもしれないし、何かそういう福岡らしさというものを追求できていくと、すごく面白い方向に独自で発展してくれるんじゃないかな、なんていう期待感は持っています。
記者
丁寧にありがとうございます。
今、チケット代の話とかも出ましたけど、植物園が会場ということで、普段から入場料は要るのかなと思うんですけど、当日のチケット代、一番状態がいいときに、チェルシーだったら高くするみたいな話もありましたけど、その辺って何かご計画は。
市長
その辺のダイナミックプライシングというのを、じゃあ、どうするのかというところは、例えば植物園という、この手の議論でよくあるのは、植物園というパブリックな場であるときに入場自体を料金を変えると、「そんなんじゃなくて普段の植物園が見たいという人が」とかいう、必ずそういった論が出てくるので、そこは議論が必要になるのかなと。エリアを区切ってするのか、でも、そういうせこいこと言いなさんなという話で、全体にするのか、初回はどうするのか。でも、やっぱり受益者負担というようなところを求めていきながら、資金をしっかり集めて整備に使っていくというようなこともですね、していかないと、いつも行政の税負担ばっかりという形ではないほうが、より納得感があるかもしれないので、そんなのも含めて、これから検討していきます。
記者
ありがとうございました。
市長
はい、どうぞ。
記者
時事通信の舟木です。よろしくお願いします。
これから検討することが多いので、まだなかなか言えないことというのは多いとは思うんですけれども、例えばこのチェルシーフラワーショーが世界中から20万人以上が来場ということなので、市長のお気持ちとして、もうそれを超えるぐらいのものにしたいのかどうか、その意気込みの部分ですけどいかがでしょう。
市長
そうですね。現地で見てもう、実はやっぱり日本庭園って、やっぱり存在感あるんですよね。ああいうやっぱり狭い中に、時間と長さと奥行きと、何かそういったものを感じられるという、ああいう庭をつくれるというのは、やっぱりガーデニング、もちろんヨーロッパでは非常に盛んなんですけども、日本のやっぱり庭園というのもすごかったりするし、こういういきなりというよりも、丁寧に小さく産んで大きく育てていければいいかなと思っていますけども、福岡が先駆けとして、このようなチャレンジをし、会場もどこになるのか、舞鶴公園とかの可能性もありますし、もしくは別の場所もありますけれども、いろんな場所を想定しながら大きくね、本当にチェルシーと、西のチェルシー、東の福岡みたいにこうね、なってくれたらいいですけども、そこだけ抜き取られる可能性があるんでですね。今のは適切に使わないように、ちょっとしていただきながら、はい、すぐちょっと大きめに言ってしまうので。
記者
いえ、あと、すいません。今、日本庭園の素晴らしさのことも触れられましたけども、先ほどの集合住宅に合うようなものが、福岡らしさとして出てきたら面白いんじゃないかという、お話でしたけども、何かたぶん、今いろいろアイディアをお持ちだと思うので、決まったことではないという前提になるでしょうけれども、どんなふうなものが福岡らしさ、日本らしさとして、いいのかなとお考えになっているかをお願いします。
市長
本当にだから、検討、これからご承知のとおりです。だから、完全に私の感想というレベルの話でしか言えないんですけど、やっぱり広いガーデン、お庭を持つ地域のガーデニングショーだと、それって見て楽しむというところで終わってしまう。そうじゃないものがいいなと思っていて、その点からすると、やっぱり日本の庭のサイズ、もしくは福岡の集合住宅が多い中でも緑を楽しみたい場合の工夫だとか、こういうところが追求していくと、すごく面白い個性に結果なっていくんじゃないかなというものは現地に行って感じてきたことで、それは現地に行った園芸関係の人も含めた参加者の皆さんと、そういったお話にもなりましたし。
また、やっぱり都市緑化という別の視点で見ても、やっぱりこれはマスタープラン、今考えていますけど、そうした中でも、実はやっぱり将来にわたって、緑というところの意識というのは明らかに、やっぱりSDGsなどの影響もあって、この10年って、どんどんこういった意識も高くなってきていますので、そういった意味では、こうした都市緑化という観点からもですね、ベランダだとか、こういった狭いエリアでどう緑を豊かに演出していくか。そして、日本の四季があるというですね、春、元気でも冬は枯れてしまうみたいな、四季がある日本に一番いい形のガーデニングってどういうものなのかというようなことは、特徴として出していけるんじゃないかなと。
また、当然、花自体もやっぱりロンドンで元気な花と、日本の四季に合う花も違いますので、そういった個性を出せるかなというのは期待をしています。
記者
地元の花卉(かき)農家の支援という、育成という意味ですごく大きいということと、先ほど来おっしゃっているように、展示会になって国際的な取引にもつながるかもしれないって、いろんな可能性があると思うんですけど、例えばどちらを重視したいかとかいうような思いはあるのでしょうか。
市長
もう一回、ごめんなさい。
記者
ごめんなさい。地元の花卉農家の支援と、国際的なもうちょっと広くなった場合の産業界全体の支援という意味では、どちらを重視したいかというような考えはありますか。
市長
これ、本当に両方で、当然地元の花卉の生産にとってもですね、当然消費する人、買ってくれる人が増えれば、当然地元の花卉農家の皆さんの支援にもつながることはもちろんですし、また、花卉を取り扱っているホームセンターのようなところもですね、こうしたもののノウハウが溜まってきたり、また、普段から講座を開いていただくようなですね、そういう拠点に、一人一花の拠点のような形になっていただけるということもありますし、また、今度のプレ大会で、世界で最初の苗・種を出すことも検討していますので、いきなり言われて、今、「何か新しい話出てきたぞ」と、「何じゃ」って話ですけど、世界の中でのですね、最初に苗をこのときに出せるというようなものもちょっとあったりして。
記者
今、品種改良をしているということですか。
市長
チェルシーフラワーショーとかでも、そういう、いろんなこれにまつわる業界の方が来るので、花の品種改良もそうですし、新しいものをつくったものの発表の場でもあるんですよ。こういうものを発表しては、こういう見たことない花の苗を手に入れたいとかですね、そういう取引の場にもなるという、もうあらゆるガーデニングに関わるいろんなものの商談の場でもあるという中で、こうしたものをチェルシーでも出しているんですけれども、福岡でも出せそうだというようなことなので、本当に地元もそうですけれども、いろんなグローバルな、本当に展示会、商取引の場にもなるということです。
記者
すみません、もう一つだけ。2026年3月の予定というのは、今回、正式に打ち出したという捉え方でよろしいですか。
市長
そうですね。そこをイメージしながら。当然これから、さらに新年度の予算になりますので、議会の皆さんともお諮りをし、お諮りをする前段階として、今度、地場の業界の皆さんとも話しながらですね、どういう形で開催していくかという、規模感も含めて、場所も含めて詰めていきながら、そこに応じた予算というものをまた新年度で出していくという形になると思います。
記者
はい、ありがとうございました。
市長
はい、どうぞ。
記者
市長がチェルシーのフラワーショーをご覧になったのは、直近でいつになりますか。
市長
つい、えーと…。
事務局(住宅都市局)
5月の20日から。
市長
5月の20日です。
記者
同行されたのは地元の園芸…。
市長
そうです。園芸協会の皆さん、それから一人一花運動に、今パートナー花壇を出していただいているような皆さんも行かれていたので、途中合流もしてですね、お話し合いもして、ということです。
記者
ありがとうございます。
記者
発表案件に関しての質問はよろしいでしょうか。
では、発表外で、ちょっと幹事社から1点お伺いします。
ライドシェアについて、度々この場でも話題になっていると思いますけど、福岡交通圏でのライドシェアが、明日から一応、営業が始まるということで、常々市長、これまで雨だったり、イベントだったりとか、そういうときの時間的にタクシー不足が激しくなるというお話だったと思うんですけども、今回のライドシェアで、それが解消できるのかどうか。期待感も含めて、ちょっとお伺いできればと。
市長
そうですね。国交省に聞いてみたいって感じですよね。要するに自分たちで試算して、これぐらいって数字出していたわけですから、本当にこれで福岡の移動の足が確保されるんだったらいいけれども、本当にどうなるのかというところはですね、じゃあ、見てみましょうかというところですかね。
記者
実際、ライドシェアという仕組みが形は全面ではないにしろ、始まったことに対しての思いみたいなものがあったりしますか。
市長
これが本当に機能するのかどうか、見てみないと分からないんじゃないですかね。
記者
分かりました。ちょっと、じゃあ、別の。
7月にですね、福岡市動物園にアジアゾウがやって来るということが発表されました。ミャンマーの国内情勢とかもあったりして、遅れに遅れていましたけど、ついに来ると。市長の受け止めというかお聞かせください。
市長
そうですね。ようやくゾウさんがやって来てくれるという見通しが立ちました。あと1ヵ月というところまで来ました。
ゾウもね、とってもデリケートなんで、ぜひね、福岡にも無事やってきて、そして、夏は、すぐ近くに近づくとゾウさんびっくりするかもしれないんで、夏が終わったぐらいにもね、ぜひ、みんな福岡の子どもたちが喜んでゾウさんを見ている、そんな動物園の光景が想像するとね、今から大変楽しみになります。
やっぱり動物園にゾウさんがいなくなってから時間たって、子どもたちの期待って、本当に現地に行っても、ゾウさんいつ来るのという、みんなもすごく知って興味を持っていただいているので、これから1ヵ月、最後の大事なところだと思うので、確実に来ていただけるようにね、丁寧に丁寧に進めていきたいし、また、到着した後もね、ぜひ静かにこの環境になじんでもらって、福岡の動物園のことが大好きになってくれたらいいなと思っています。ぜひ皆様もご協力をよろしくお願いをいたします。
記者
すみません、幹事社からは以上です。
記者
朝日新聞の伊藤です。
以前もお伺いしたんですけど、地方自治法の改正案の件でお伺いしたくて、衆院を通過して参院へというところだと思うんですけど、この前お伺いしたときは、「競争分野と協調分野があるし」とか、「国でやったほうがいいものもあれば、地方の独自性を活かしたほうがいいものもあって」というお答えをいただいたんですけど、「全体像まだ把握しきれていないので」ということだったので、ちょっと改めてお伺いしていて、協調分野・競争分野というのは、4期務めた首長のお一人として、どういうのがあたってくるとお考えかなというのをお聞きしたいです。
市長
なるほど。そうですか。また、本当に話が長くなるの申し訳ないと思いながらですね、できるだけ短く話すように、もうこの分野は思いがすごく強いので、どうしても話が長くなってしまうんですけど、結局例えば給付金とかですね、こういうようなものなんていうのは、もう例えば、全国民に10万円配りますと仮にするとするならば、これって地方の独自性を出す、そういう余地なんてほとんどないと思うんですよね。
それまで全部自治事務にして、自治体ごとにやってくれる企業を公募して、そういったところにお金を払ってやってもらうではなくて、もうそれこそ国がマイナンバーも含めていろんな形で、振り込みのための銀行口座というところまでは聞いているんであればですね、もうこれは自治事務ではなくて、直接国が払えば一律で済むじゃないというようなものとかですね。こういう全体最適でやったほうが1,700パターン、1,700のやり方をバラバラにするよりもいいんじゃないかというところは、これは今、自治事務で競争分野になっているものを、これは協調でいいんじゃない。紙ベースでいろんなデータを保存したりとかする時代ではないので。
一方で、競争分野でいくと、それはそれぞれの地域の個性を活かして、その個性をうまく活かしていったり、もしくはプラスだけではない、もちろん課題というのも地方それぞれあるわけで、その課題を何とか、その地方のやり方でやりくりをしながら乗り越えていくときに、全国一律のいろんな規制があったりとか、こういったものは、より柔軟にその地域の課題解決という手段としてですね、地方の独自性を発揮できるような形に柔軟に対応できるようにするとか、この辺りがやっぱり今はもうテクノロジーというところが、もう当時の、今の日本の形ができた70年前とかとはもう全然、今、働き方、価値観、技術、それから、みんな携帯持っているとか、もう全ての状況が違うので、こういったものに合わせて最適化をしていくということが大事かなって思います。
記者
ありがとうございます。この改正案なんですけど、地方分権に逆行してしまうんじゃないかという心配の声とかも上がっていて、首長のお一人として、どうお考えかなというのもお聞きしたいです。
市長
ちょっと、ごめん、集中できないんで、ちょっとすいません。
これって、ですから、地方自治に逆行するか、逆行しないかではなくて、ものによると思います。それを最適化する、あるものはより中央集権、全国で一律でやったほうがいい、こういったものは、より地方に裁量をしっかり与えていったほうがいいというものを最適化したほうがいいということなので、一律的に地方分権に逆行する、しないという議論ではないのか、もう少し解像度を高くというか、丁寧に見ていったら、一つ一つ分野が違うと思うんですよね。
ただ、やっぱり今回の議論の中で気になっているのは、有事のときどうするのということなんですよね。例えば避難民、大量の避難民がやって来たというときに、もちろん有事については、国の国防というのは専権事項ではあるので、ある一方で、例えば大量の避難民がやって来たときに、それって、たぶん最初に見つけるのって漁師さんだと思うんですよ。漁協の方が見つけたときに、誰に通報すればいいのか。そういった皆さんを誰がどこに確保するのか。3人だったらいいんですけども、これが50人、100人、200人となったときに、例えば体育館を使わせてくださいみたいな、確保するためにと言われても、それって根拠法がないですよねとか。そういった有事のときの対応、これがまだ敵か味方も分からないわけですよね。武装している避難民かもしれないし、本当に避難をされた大変な方かもしれないしというような段階のときにですね、国が一律に指示を出せるみたいな性格のものなのかとか、こういった有事のときもこれが含むのかどうなのかとかですね、その辺りの内容がよく分からないまま、今、議論が進んでいるので、これは入っているらしいんですけどね、全国市長会的な会長さんか誰かが入っているんでしょうけど、各自治体にまでそういう、どういう照会があっているわけではないしですね、内容も分からないので、ちょっと具体的な内容はまだちょっとよく分かっていないという状況ですね。
記者
ちょっと説明が欲しいなみたいなお気持ちもあったりするんですか。
市長
絶対そこ使われるやん。福岡市長、不満みたいな感じで。(笑)
ただ、地方にも関わる大事な話ではあると思っています。たぶんコロナのときのことを一番例に出されて、確かにコロナのときって、緊急事態宣言というのを国が言っていながら、なぜか、知事が要請するという。だから、本当は国がやれと言って、裏では緊急事態宣言やりたいというのを言わせているんだけど、でも自治体、自治だから、やれとは言えないから、自分たちから上げてこいみたいな、そういう変な建前を取りつつというのを、もうストレートに国がやってくださいと言えるようになるという点はですね、ガバナンスは分かりやすくなると思うんですよ。
なので、そういったものは非常に分かりやすいのですが、これがどこまで、どういうときに適用されるのかというところとかが一番知りたいところではあるし、それがないと、ちょっと私もコメントのしようがちょっとなかなかないんですが、そこが分からないまま、ちょっと今、答えにくいなという状況です。
記者
ありがとうございます。
ちょっと話題、全然変わって、もう一個だけいいですか。
市長
はい。
記者
今日、商工会議所で天守閣の復元的整備を検討する会議みたいなものもあったりして、この春、幻の天守閣もつくっていらっしゃったかと思うんですけど、それが天守について考える議論のきっかけになればいいなみたいなお話もされていたかと思うんですけど、その後、例えば幻の天守閣によって、さくらまつりの入場者が増えた、減ったとか、その後、もっと文化的なところで、こういう声が挙がるようになってきたとか、何か成果として見えるところがあればお伺いしたいなと。
市長
具体的な、ちょっと入場者数がどうだったかというのは、今ちょっと空で覚えてないんですけど、ただ、いずれにしても皆さん、テレビも新聞もですね、これに関する特集というか、いろんな議論とか、また、まちの声とか、また、まちの声という形で自社の主張とかですね、それぞれをしていただいて、すごくそういう意味では盛り上がっているなと思ってね、まさにああいった目に見える形での天守閣が幻で夜浮かび上がるということで、それをきっかけに、あまりね、普段やっぱり天守閣がない中で、そんなに市民にとっても、好きな人以外はそんなに注目をしているわけではない。やっぱり舞鶴公園と大濠公園とあったら、大濠公園のほうが何となくイメージとしてついて、福岡城ということをそんなに、お城好きな人はもちろん石垣が素晴らしいというような形で言うんですけど、それは本当に好きな人であって、一般的にはそんなにこう…という状況だったのが、福岡城あるよねと。そこでどうだったんだろうという議論が出ているということ自体が、大変良かったなと思います。
やっぱり福岡というのは双子都市で、福岡部と博多部があって、福岡城を中心とした福岡部と、それから博多商人のまち、この二つが切磋琢磨し合って福岡って元気になっているまちだと思うので、一方で福岡部の核となる部分ですね、福岡城・鴻臚館というところが、なかなか姿が見えない中で、歴史が好きという人以外は想像がしにくいものだったんですが、議論が湧き上がって、良かったと思っています。
そういった総括というか、どういう議論が今どうなっていてというようなことについてもですね、商工会議所でも、今、議論していることは当然知っておりますし、こういったものがどういう話をまとめて、たぶん報告などしていただけるんだろうと思いますので、こういうものも見ながらですね、今後の議論をどういうふうに喚起をしていったらいいのかとか、もしくは来年以降の開催に向けて、また検討するべきことがあれば検討していくということなのかなと思います。
記者
ありがとうございました。
記者
すみません。
市長
はい、どうぞ。
記者
もう既にプリントでコメントはいただいているんですけれども、金融運用特区(正しくは、金融・資産運用特区)で、改めて受け止めというか、今後の展開に向けて抱負があればお願いします。
市長
はい、分かりました。そうですね。今回、資産運用特区(正しくは、金融・資産運用特区)、スタートアップにとってですね、特にベンチャーファンドに対して、エンジェル投資家が非常に投資をしやすい環境というのが福岡のみで、認められたということは、これはまたスタートアップを進めていく上で、福岡にとって強みになると思いますし、また、国際金融機能の誘致については、産学官で誘致を進めて、今24社、アジアを中心にお越しをいただいていますので、こういった誘致の際にも、こういった福岡ならではの強みということは後押しになってくると思います。
ここから選択された後ですね、地方はそれぞれ、どんな施策を独自で打っていくのかということはしっかり求められたわけで、提案をしたわけですけれども、これから国のほうで、どういう本気で、この日本という国を資産運用というところで進めていくのかという本気度はですね、国の本気度というのが、これからどういう施策として表れてくるのかというのを大変楽しみにしているし、それがまさに我々、今回選ばれた地域の皆さんの期待でありますので、ぜひ、そうした期待に応える、そして国としての本気度というところを見せていただければいいなと期待をしています。
記者
必ずしも満額回答ではなかったというような見方もあるようですけれども、その辺は今後どうクリアするかとか、改めて何か要望していくとか、というようなお考えはございますでしょうか。
市長
そうですね。これはもう各地域、国に対する要望事項ですね、の部分はかなりもうカットされているので、実際の国への要望というのは、例えば税調などもこれから議論が始まる中で、どういう議論になっていくかというところですね。
なので、あえてこの場では、まずは自治体の取り組みを、自治体独自の取り組み、どういうことをするのかをプレゼンをすべしという場だったと認識をしていますので、ここから自治体がそれぞれ個性のある提案をしたものに、どう国として後押しをしていくのかというところは、きっとこれから弾が出てくるんだろうと期待をしています。
記者
ありがとうございました。
記者
よろしいでしょうかね。ありがとうございました。
市長
どうもありがとうございました。
※発言・質疑内容について、できるだけ忠実に作成しております。